感染制御認定薬剤師

認定団体:一般社団法人 日本病院薬剤師会
感染制御認定薬剤師

感染制御認定薬剤師とは

感染制御認定薬剤師は、日本病院薬剤師会が感染制御や薬物療法の知識、実践能力が一定の水準であると認定される資格です。さらに上位資格として、感染制御専門薬剤師があり、ステップアップも可能です。
感染制御認定薬剤師はその高度な知識、技術、実践能力をもって感染症治療に貢献できます。平成20年度より資格制度が施行され、認定者は986名となっています(2017年10月1日現在)。

感染制御認定薬剤師の仕事内容

感染制御認定薬剤師は、医療現場の感染発生を早期発見し、医療スタッフ達と共に予防に努めるほか、感染対策マニュアルを作成したり、院内の感染予防を実施したりするのが主な業務です。また、感染症患者には適切な抗生物質を投与し、副作用が最小限になるような管理も行います。ほかにも医療スタッフに感染予防や消毒の適切な使用方法などについて研修を行うといった業務もあるでしょう。

感染制御認定薬剤師の資格を取得するには?

資格の取得条件

感染制御認定薬剤師になるためには、下記の項目をすべて満たす必要があります。

条件1 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。
条件2 薬剤師としての実務経験を5年以上有し、日本病院薬剤師会、日本薬剤師会、日本女性薬剤師会のいずれかの会員であればこれを満たす。
条件3 日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会、日本TDM学会、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会のいずれかの会員であること。
条件4 日病薬病院薬学認定薬剤師であること。ただし、日本医療薬学会認定薬剤師であればこれを満たします。平成33年度までに認定申請するものにあっては従前の認定申請資格(日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、薬剤士認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度、日本臨床薬理学会認定薬剤師)で差し支えありません。
条件5 申請時において、引き続いて3年以上、施設内の感染対策委員会または院内感染対策チームの一員(院内感染対策チームと連携しての活動を含む)として感染制御活動に従事していること(病院長あるいは施設長等の証明が必要)。
条件6 施設内において、感染制御に貢献した業務内容及び薬剤師としての薬学的介入により実施した対策の内容を20例以上報告できること。
条件7 日本病院薬剤師会が認定する感染制御領域の講習会、及び日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会、日本TDM学会、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会が主催する感染制御領域の講習会などを所定の単位(20時間、10単位)以上履修していること。
条件8 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
条件9 日本病院薬剤師会が行う感染制御認定薬剤師認定試験に合格していること。

資格の取得方法

認定資格をすべて満たしたうえで期日までに申請を行います。

認定期間 講習費1日
5年 10,000円(税別)
受験料 認定審査料
会員:10,000円(税別)非会員15,000円(税別) 20,000円(税別)
更新審査料 更新料
10,000円(税別) 20,000円(税別)

感染制御認定薬剤師を仕事で活かす

感染制御認定薬剤師は、高いスキルを持つ薬剤師として、チーム医療の一員となり、病院や施設などでの活躍が期待されるものです。また、感染予防についての知識、その方法を一般の薬剤師にレクチャーするなど、地域の調剤薬局でも活躍の場が広がることでしょう。

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