プライマリ・ケア認定薬剤師

■プライマリ・ケア認定薬剤師とは

プライマリ・ケア認定薬剤師は、一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会によって認定される資格です。
医療全般におけるさまざまなサポートスキルを身につけられるもので、患者さんに必要なケアを提案したり、多職種との連携をスムーズにしたりするなど、地域において薬剤師の活動の幅を広げることが期待されています。
薬剤師だけでなく、医師や歯科医師、コメディカル(看護師、介護職、福祉職ほか)なども受験可能で、それぞれの専門性をいかせる資格といえるでしょう。
平成23年2月に開始され、認定者数は165名(2017年10月31日現在)。

仕事内容

プライマリ・ケア認定薬剤師は、医師や看護師などの他の専門職とチームを組み、患者さんのために適切な医療を行うことが主な業務です。地域の健康窓口としても機能する薬局は、患者さんにとっても身近な存在であり、健康や病気に対して疑問がある場合の身近な相談相手となりえます。
患者さんの状態を総合的に把握し、健康維持や増進の対策を考えるとともに、ときには総合医や家庭医と連携して、適切な受診をすすめながら、疾病の早期治療に寄与することも期待されています。

資格の取得条件

条件1 ・日本国薬剤師資格を有すること。
条件2 ・新規認定申請に必要な修得単位として
4年以内に50単位以上を修得すること。
条件3 ・上記50単位のうち学会関連の単位が30単位以上必要。
条件4 ・薬剤師認定制度の研修のうち、研修受講で20単位、
e-ラーニング等は合計15単位を上限として認める。
条件5 ・認定試験を受け、書類審査と合わせて合否を判定する。

資格の取得方法

上記の申請条件を満たしたうえで、日本プライマリ・ケア連合学会に申請します。

認定期間 認定審査料
3年 10,000円
登録料 更新審査料
10,000円 10,000円

プライマリ・ケア認定薬剤師を仕事で活かす

プライマリ・ケア認定薬剤師は、高齢化社会が広がるなかで、今後ますます求められる地域医療体制の構築において、大きな役割を担っています。
主に、地域の保険薬局を中心とした活動になるものの、臨床現場でも活躍の場が広がるでしょう。患者さんの身近な存在である薬剤師がより専門性の高いアドバイスを行い、チーム医療においても力を発揮することが期待されています。