労働衛生コンサルタント
労働衛生コンサルタントとは
労働衛生コンサルタントは、厚生労働省が認定する国家資格で、労働安全衛生法に基づく国家試験に合格することで資格を得ることができます。
労働安全衛生法には「事業者は、労働者に対する健康教育及び健康相談その他労働者の健康の保持促進を図るために必要な措置を継続的かつ計画的に講ずるよう努めなければならない」と定められています。労働衛生コンサルタントは企業に対し、継続的かつ計画的に労働者の健康保持・衛生水準向上を進めるための指導を行うための資格といえるでしょう。
目次
労働衛生コンサルタント
労働衛生コンサルタントの仕事内容
労働衛生コンサルタントは、事業者に対して適正な労働環境を維持するための指導を行うことが主な業務です。具体的には、事業所の労働環境の診断をし、問題がある場合はその改善計画の作成、労働環境に関する社内の規則や各種設備の点検基準の構築、労働安全衛生施策に関する相談や教育を実施します。
心の健康に対する取り組みも重視される近年においては、メンタルヘルス対策に取り組む企業からの相談に応じるとともに、計画の立て方や実行手順などを指導するといった業務も含まれます。
労働衛生コンサルタントの資格を取得するには?
資格の取得要件
労働衛生コンサルタントになるためには、以下の要件を満たす必要があります。
要件 | 国家試験(筆記と口述)を受験し、合格すること。 ※試験区分は「労働衛生工学」と「保健衛生」の2種類いずれかを選択します。 ※薬剤師資格保有者であれば受験資格を満たします。 ※薬剤師は、試験区分「保健衛生」を選択し、「労働衛生一般」の科目が免除となります。 |
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資格の取得方法
上記試験に合格後、合格証書が郵送にて授与されます。その後、公益財団法人安全衛生技術試験協会に登録申請をおこない、登録証を取得します。
更新 | 試験手数料 |
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必要なし | 24,700円(税込) |
登録手数料 | |
20,000円(非課税) |
労働衛生コンサルタントを仕事で活かす
働き方改革により長時間労働の改善が進むなか、労働衛生水準の向上のための専門的な知識を活かし、対策への取り組みを指導できる労働衛生コンサルタントは、企業だけでなく、行政や自治体相談機関などのさまざまな現場で求められることでしょう。
働くすべての人が、心身の健康を保つことができる社会を実現するために、労働衛生コンサルタントの活躍の場が広がります。
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
- その他の資格
- 医薬情報担当者(MR)
- 医療情報技師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 漢方アドバイザー
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 公害防止管理者
- 抗酸菌症エキスパート
- 骨粗鬆症マネージャー
- 産業カウンセラー
- 治験コーディネーター(CRC)
- 上級医療情報技師
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者
- 日本禁煙学会認定専門指導者
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
- 日本褥瘡学会認定師
- 認定クリニカル・トキシコロジスト
- ビューティケアアドバイザー
- ヘルスケアアドバイザー
- 麻薬取締官
- メディカルアロマセラピスト
- 薬物療法指導薬剤師
- リウマチ財団登録薬剤師
- 臨床心理士
- 労働衛生コンサルタント
- 医薬品製造管理者・医薬部外品等責任技術者
- 環境衛生指導員
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 毒物劇物取扱責任者
- 薬事監視員
- 予防医学指導士
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