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更新日:2020/09/24

全国の薬剤師年収ランキング

薬剤師は高年収で待遇がよい職業というイメージがありますが、実際にどのぐらいの年収なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

2020年度の政府統計の調査結果によると、薬剤師の平均年収は548.3万円と分かりました。2019年度の全国平均年収と比べると、13.6万円のアップとなりました。

全国の薬剤師平均年収
年度 全国の薬剤師平均年収
2020年度 548.3万円(前年度+13.6万円)
2019年度 534.7万円

政府統計の総合窓口 e-Stat  平成30年、令和元年賃金構造基本統計調査より算出

ただ、年齢や性別、お住まいの地域により年収は異なってきます。今のご自分の年収と比べて満足していますか?

そこで、本サイトでは、全国平均年収、都道府県別年収ランキング、男女別年収のデータを紹介。薬剤師がさらに年収がアップする方法についてもお伝えしていきますので参考にしてみてください。

【目次】

1. 【都道府県別】での薬剤師の平均年収ランキング1位は静岡県698.6万円

全国平均年収で使用したデータを元に、都道府県別で薬剤師の平均年収を調査したところ、年収が最も高いところは1位「静岡県」の698.6万円でした。

また、次いで2位「長野県」689.5万円、3位「高知県」642.6万円。1位と2位の差はあまりなく、約10万円弱であることが分かりました。

詳細なデータは以下の通りです。

都道府県別 薬剤師年収ランキング

また、それぞれの県ごとのより詳しいデータをまとめています。

都道府県別ごとの転職成功ポイントや、自治体の取り組みなども掲載しています。ぜひ、ご自身の都道府県のデータを併せてご確認ください。

2020年度 都道府県別 薬剤師年収ランキング
ランキング 都道府県 年収
全国平均 548.3万円
1位 静岡県 698.6万円
2位 長野県 689.5万円
3位 高知県 642.6万円
4位 島根県 625.8万円
5位 愛知県 622.1万円
6位 青森県 619.8万円
7位 秋田県 618.7万円
8位 宮城県 610.2万円
9位 三重県 600.6万円
10位 山形県 595.1万円
11位 神奈川県 583.3万円
12位 茨城県 580.7万円
13位 広島県 571.4万円
14位 宮崎県 569.7万円
15位 北海道 566.3万円
16位 福井県 565.7万円
17位 滋賀県 563.8万円
18位 和歌山県 562.9万円
19位 大阪府 558.8万円
20位 東京都 553.5万円
21位 香川県 547.6万円
22位 山口県 538.7万円
23位 大分県 537.5万円
24位 千葉県 537.4万円
25位 熊本県 537.1万円
26位 鹿児島県 536.7万円
27位 富山県 536.1万円
28位 福岡県 530.5万円
29位 沖縄県 530.4万円
30位 岡山県 528.5万円
31位 京都府 527.3万円
32位 兵庫県 526.9万円
33位 鳥取県 524.9万円
34位 佐賀県 522.5万円
35位 埼玉県 521.1万円
36位 栃木県 520.6万円
37位 山梨県 511.5万円
38位 奈良県 506.7万円
39位 岐阜県 503.4万円
40位 石川県 495.0万円
41位 岩手県 494.0万円
42位 福島県 489.1万円
43位 群馬県 483.4万円
44位 愛媛県 463.7万円
45位 新潟県 447.1万円
46位 徳島県 444.0万円
47位 長崎県 428.2万円

政府統計の総合窓口 e-Stat  賃金構造基本統計調査/賃金構造基本統計調査/令和元年賃金構造基本統計調査/一般労働者/都道府県別より、薬剤師の(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他の給与額で算出

1-2. 地域によっても平均年収に差が!薬剤師の需要と供給のバランスがポイント

一般的に都市部のほうが平均年収の相場が高いと考えがちですが、薬剤師の場合は必ずしもそうではありません。

ランキングを見ると、首都圏以外の県が、上位に名前を連ねています。これには人口に対して薬剤師数が多いか少ないかや求人数など、需要と供給のバランスも影響しているようです。

そこで年収アップを希望するなら、地方での勤務も選択肢の一つにすると良いといえます。

実際に、都心部や通勤時間にこだわらずに地方で就職先を探して、転職に成功したケースも多くあります。

また、ご自身の年収が上記都道府県平均と比較して低い場合は、年収アップの可能性があるともいえます。

いずれの場合も、マイナビ薬剤師の転職支援サービスを利用してみてはいかがでしょうか?

転職するしないにかかわらず、あなたのキャリア設計について一緒に考え、ご提案ができればと思います。費用は一切かかりませんので、お気軽にどうぞ!

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2. 【男女別・年齢別】での平均年収比較と解説

それでは、男女別、年齢別ではどのような平均年収になっているのか見てみましょう。

男女別 薬剤師平均年収比較

男性薬剤師は、20歳~29歳では300万から400万台となっていますが、30代以降は600万台まで上昇し、55~59歳の729.9万円がピークとなっています。全体で見てみると、年齢が上がると共に年収も安定してアップしていく傾向にあるようです。

女性薬剤師の方でも男性薬剤師と同じく、20歳~29歳までは300万から400万台となっています。年齢と共に年収はアップしますが、ピークは50~54歳で670.9万円となっており、男性薬剤師に比べると平均年収は低くなっています。

男女別の詳しいデータは以下の通りです。

2-1. 2020年度 男性薬剤師の年齢別平均年収

年齢 年収
20~24歳 336.2万円
25~29歳 496.3万円
30~34歳 581.0万円
35~39歳 653.6万円
40~44歳 652.0万円
45~49歳 704.1万円
50~54歳 719.2万円
55~59歳 729.9万円

政府統計の総合窓口 e-Stat ファイル/賃金構造基本統計調査/賃金構造基本統計調査/令和元年賃金構造基本統計調査/ 一般労働者/ 職種 職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額より算出

先述の通り男性薬剤師は、年齢が上がると共に安定して年収がアップしていく傾向にあり、55~59歳の729.9万円がピークとなっています。これは、キャリアを重ねて一般薬剤師から昇進する方が多いからだと考えられます。

2-2. 2020年度 女性薬剤師の年齢別平均年収

年齢 年収
20~24歳 391.0万円
25~29歳 464.1万円
30~34歳 507.6万円
35~39歳 542.3万円
40~44歳 578.6万円
45~49歳 601.4万円
50~54歳 670.9万円
55~59歳 619.1万円

政府統計の総合窓口 e-Stat ファイル/賃金構造基本統計調査/賃金構造基本統計調査/令和元年賃金構造基本統計調査/ 一般労働者/ 職種 職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額より算出

女性薬剤師も年齢と共に年収はアップしますが、50~54歳でピークを迎え、男性薬剤師に比べると平均年収は低くなっています。人により人生設計は異なりますが、20~30代で結婚・出産を経験する人が多く、子育てがひと段落した40代以降に仕事に集中できる環境が整うために、年収がアップしているという見方もできます。

3. 【業種別】での薬剤師平均年収と満足度

また、業種別の年収も確認していきます。今回は病院薬剤師と調剤薬局の薬剤師の年収を調査してみました。

3-1. 調剤薬局勤務 薬剤師の平均年収と年収満足度

調剤薬局の平均年収は、583.8万円でした。

調剤薬局 平均年収

調剤薬局勤務の薬剤師(平均年齢:41.6歳)※ドラッグストア調剤部門も含む
正職員・契約職員(フルタイム勤務)、北海道~沖縄在住、25~65歳の男女

「とても満足」と答えた人と「まあ満足」と答えた人を合わせると37%。全体の約4割の人がある程度は年収に満足していると回答しました。

また、「とても満足」のグループと「とても不満」のグループの平均年収を比較すると、141.8万円の差があり、年収と満足度が直結していることがうかがえます。

コメントとしては「とても不満」と回答したグループでは「業務量と給料が比例していない」「勤務の拘束時間が長い」「休みが取りづらい」などの声も目立ちました。

一方、満足でも不満足でもなく、「どちらでもない」と答えた人のコメントとしては「もう少し高ければうれしいが現状は困っていない」「他社の給与を知らない」などが挙がりました

3-2. 病院薬剤師の平均年収と年収満足度

病院薬剤師の平均年収は、521.7万円でした。

病院薬剤師 平均年収

調査対象者:病院勤務の薬剤師(平均年齢:42.1歳)、正職員・契約職員(フルタイム勤務)
北海道~沖縄在住、25~65歳の男女

この調査では年収について「とても満足」と答えた人はいませんでした。

一方、「まあ満足」「どちらでもない」と答えた人は全体のほぼ半数である49%、「やや不満」「とても不満」と満足していない人の割合もほぼ半数である51%となっています。

平均年収を満足度別に見ると「どちらでもない」と答えたグループの方が、「やや不満」「とても不満」と回答したグループよりも平均年収が低いという特徴があります。

どちらでもないと考える理由として「有給休暇が希望通りにとれるから(給料は少なめでも気にならない)」と挙げる人もいるなど、年収よりも福利厚生や通勤時間、勤務時間の自由度など条件面を重視する傾向があるようです。

「やや不満」「とても不満」と答えた人のコメントでは「給料が仕事内容に見合っていない」、「昇給がない」などの声が挙がっていました。

4. 薬剤師転職市場の今後の動向と、年収アップのノウハウ

ここまでご紹介した薬剤師の平均年収をふまえ、転職を検討される方はどのように取り組むべきでしょうか。

最後に、転職で年収をアップさせるためのノウハウを公開します。それぞれの年収一覧と、ご自身の年収額を比較し、平均よりも金額が低い方は特にご一読いただければと思います。

4-1. 薬剤師の転職市場。今後の需要は?

年収をアップさせるためには、昨今の薬剤師の転職事情を簡単に知っておいて損はないかと思います。

厚生労働省が発表した令和2年5月の「職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート)」によると、「医師・薬剤師等」の有効求人倍率は2.65倍。全職業の平均1.02倍に比べると、まだまだ需要は高いといえます。

しかしながら、地方・過疎地ではいまだに薬剤師が不足している状況となっています。地方や過疎地で行われる医療のことを「僻地医療」と呼びますが、高齢化が進むことで、今後ますます深刻化することが懸念されています。

これが、都道府県によって300万円以上の年収差を生み出す原因の一つにもなっています。

場所によっては確かな需要がある薬剤師。ではどのようにしたら、自分が納得のいく就職につなげられるのでしょうか。

※なお、薬剤師の転職市場、また将来性については以下の記事でより詳しくまとめています。「薬剤師の仕事がAIに奪われるのか?」といったテーマも取り上げていますので、興味がある方はぜひご一読下さい!

【関連記事】
薬剤師に将来性はある?キャリア設計が未来の薬剤師人生を変える!

4-2. 年収をアップさせるための働き方

それでは、年収をアップさせるためには具体的にどのようなアクションを起こせばいのでしょうか?

スキルや経験、資格を活かして年収アップを図る

在宅医療で働いた経験や、専門知識が必要となる各種の認定薬剤師の資格を持っていると、他の薬剤師と差別化を図ることができます。

薬剤師は、薬の知識だけでなく、特定の専門分野を磨くと強みになります。認定薬剤師や専門薬剤師の制度が設けられているので、スキルアップをすることで手当を獲得するなど、年収アップに生かすことができるでしょう。

マイナビ薬剤師でも資格について一覧でまとめているページをご用意しています。資格の取得に興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。

昇進(キャリアアップ)による年収アップを図る

「薬剤師」という資格保有者のなかでも、昇進の有無によって年収は大きく異なります。しかしながら、必ずしも優秀な方すべてが昇進できるわけではありません。

ある程度は水物です。努力だけでなく、時と場合によっては運も求められるでしょう。つまり、スキルがったとしても、タイミング次第では年収が変わらないというケースも少なくないのです。

わかりやすい年収アップの戦略である昇進ですが、このようなデメリットがあることも知っておかなければなりません。

条件を明確にした転職によって、年収アップを図る

先述の通り、都道府県によっては300万円以上も年収が異なります。極論を言えば、平均年収が低い県にお住まいの方は、平均年収が高い県に転職するだけで年収アップの可能性があるのです。

ただ、当然ですが仕事において重視すべきはお金に限りません。お金、時間、勤務地、などなど。転職を成功させるには、自分が納得いく条件を明確にすることが重要なのです。

ご自分の転職理由を明確にし、転職することにより何を得たいかを考えてみましょう。

もし、客観的なアドバイスが必要であれば、マイナビ薬剤師をぜひご活用ください!

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5. 薬剤師の年収に関する【関連記事】

5-1. 一人薬剤師の年収とは?

一人薬剤師とは、字の通り薬局の中で一人しか薬剤師がいない勤務形態のこと。

接客・調剤・会計とすべて一人でやることも多いですが、給料は職場によって大きく異なります。将来独立開局するための多くのスキルを学べ、地方で高年収求人があることも。

一人薬剤師の年収について、詳しくまとめました。

5-2. 薬剤師の平均年収と給与(給料)明細例

病院薬剤師と調剤薬局勤務の薬剤師では、平均年収はどれくらい違うのか? など、勤務先別に年間給与をまとめました。

月別の明細表では、20代から50代が受け取るさまざまな手当の種類やボーナスが一覧に。

一人薬剤師の場合の明細や賞与では、意外に大きい年収の差が明らかになりました。

マイナビ薬剤師の転職サポートは、
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5-3. 転職による薬剤師の年収の変化を知る

こちらのページでは、転職前と転職後後の年収の違いや、職場状況をばっちりチェック。

年収がアップした人たちの転職理由上位TOP3、年収がダウンした人たちの転職理由TOP3、転職するときに妥協したポイントなども掲載しています。

転職で年収が300~400万円もアップした人たちがいますが、年収が下がったのに転職に満足している人たちも。その理由とは?

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5-4. 薬剤師の年収のついてのアレコレ

薬剤師の年収は年代により変化します。20代~50代の平均収入の変化がひと目でわかるイラストロードマップを掲載!

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