医薬情報担当者(MR)

■医薬情報担当者(MR)とは

医薬情報担当者は英語表記の「medical representative」を略し、MRと呼ばれています。MRの仕事は資格がなくてもできますが、多くの企業では専門的な知識を有するものとして有資格者を求めています。
MR資格には、公益財団法人MR認定センターが認定している民間資格があり、MR認定証の取得が可能です。近年ではMR認定証がないと訪問を断る医療機関も増えており、製薬会社における専門性の高い営業職を継続するには必須の資格となっています。MR業務についている人は62,433名となっており、うちMR認定取得率は97.6%です(2018年3月31日現在)。

仕事内容

MRは、医薬品に関する効果や適正な使い方などを正確に伝えることが基本的な仕事です。製薬会社に所属する場合は、営業職として医療機関を訪問し、医師や薬剤師などに、自社の医薬品に関する効果や適正な使用方法などの情報を伝え、医薬品を使用した医療現場から情報を収集します。また得られた情報を医療関係者に伝達する情報伝達するのも業務に含まれます。また、薬剤師や看護師に向けた薬の投薬方法や、効果、注意点について、薬に関する専門的な説明、教育を行う役目を担っています。

資格の取得条件

医薬情報担当者(MR)になるには、下記の項目をすべて満たす必要があります。

   
条件1 ・公益財団法人MR認定センターに登録している製薬企業や
MR派遣業に勤務している場合は、
MR認定試験に合格後、6カ月間のMR経験を経てMR認定証が取得できます。
条件2 ・公益財団法人MR認定センターに登録されていない企業に勤務している場合には、
MR認定センターの教育研修施設で基礎教育を300時間受講する必要があります。
MR認定試験合格後、実務教育150時間と6ヵ月間のMR経験を修了することでMR認定証が取得できます。
条件3 ・医師、歯科医師、薬剤師の資格があれば試験科目のうち一部が免除されます。

資格の取得方法

上記の条件を満たしたうえで、交付申請をします。

有効期間 更新料
5年 5,400円
受験料 2科目以上 受験料 1科目
12,960円 8,640円

※個人の場合。企業勤務の場合は異なります。

医薬情報担当者(MR)を仕事で活かす

MRは医療機関に医薬品の正しい使用方法や効果を伝える専門家であり、主に製薬会社での活躍が期待されています。薬剤師がMRの資格を取得することで、医薬品に関してより詳細な情報を提供できるスペシャリストとして、一般薬局の相談員、病院でのメディカルコミュニケーター、治験コーディネーターなどの専門的な職場で活躍できることでしょう。