日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師とは
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師は、一般社団法人日本褥瘡学会によって認定される資格です。高齢者を中心に、何らかの疾患が原因で寝たきり状態となった患者が在宅療養を行う場合、褥瘡の予防が大きな課題となります。認定を受けることで在宅療養における褥瘡の予防や処置・治療における専門家として、十分な知識をもち適切な対応ができる能力を有すると認められます。2006年9月3日より施行され、認定者は393名(2021年9月1日現在)となっています。
目次
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師の仕事内容
褥瘡の発生、治癒促進等に関する知識や技術を身につけ、薬剤師においては褥瘡治療に用いられる医薬品、医療材料などに関するより高度な知識を活かし、褥瘡に悩む患者や家族の心のケアなどに貢献することが期待されます。褥瘡の予防と治療・看護には多方面からの協力とアプローチが必要であり、特に在宅医療の現場においてチーム医療が推進されるなかで、褥瘡の専門家としての薬剤師は適切な薬物治療の実現を担う重要な役割といえるでしょう。
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師の資格を取得するには?
資格の取得要件
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師になるためには、以下の要件を満たす必要があります。
要件1 | 看護師(准看護師を除く)、医師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士の免許(免許証取得後4年以上)を有するものであること。 |
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要件2 | 資格申請時に日本褥瘡学会正会員であること。 |
要件3 | 2年以上在宅療養に従事し、褥瘡の予防および医療に関与していること。 |
要件4 | 日本褥瘡学会在宅医療委員会が主催する在宅褥瘡セミナーの受講証明書を有すること、または日本褥瘡学会在宅褥瘡e-ラーニングの完全受講歴があること。 |
資格の取得方法
上記の申請要件を満たしたうえで、日本褥瘡学会に申請し、認定審査に合格することで認定されます。
認定期間は5年間で、資格を更新するには申請書類の提出、更新審査料・更新登録料を納付する必要があります。
認定期間 | セミナー受講料 |
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5年 | 受講地域によって異なる |
認定審査料 | 認定登録料 |
3,000円(税込) | 3,000円(税込) |
更新審査料 | 更新登録料 |
3,000円(税込) | 3,000円(税込) |
日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師を仕事で活かす
高齢社会を迎えるなかで在宅医療の現場では、長期臥床による褥瘡の予防・治療が今後ますます課題となります。病院での勤務はもちろん、地域密着型の在宅業務において、活躍が期待される資格です。褥瘡治療における臨床経験を活かし、薬剤師として薬物治療において能力を発揮するのはもちろんですが、褥瘡を未然に防ぐ「予防」の段階から積極的に関わることで、加速する在宅医療の現場でなくてはならないスキルとなることが予想されます。
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
- その他の資格
- 医薬情報担当者(MR)
- 医療情報技師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 漢方アドバイザー
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 公害防止管理者
- 抗酸菌症エキスパート
- 骨粗鬆症マネージャー
- 産業カウンセラー
- 治験コーディネーター(CRC)
- 上級医療情報技師
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者
- 日本禁煙学会認定専門指導者
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
- 日本褥瘡学会認定師
- 認定クリニカル・トキシコロジスト
- ビューティケアアドバイザー
- ヘルスケアアドバイザー
- 麻薬取締官
- メディカルアロマセラピスト
- 薬物療法指導薬剤師
- リウマチ財団登録薬剤師
- 臨床心理士
- 労働衛生コンサルタント
- 医薬品製造管理者・医薬部外品等責任技術者
- 環境衛生指導員
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 毒物劇物取扱責任者
- 薬事監視員
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