抗酸菌症エキスパート

認定団体:一般社団法人 日本結核・非結核性抗酸菌症学会
抗酸菌症エキスパート

抗酸菌症エキスパートとは

抗酸菌症エキスパートは一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会によって認定される専門資格です。薬剤師のほか、看護師や理学療法士などのコメディカルが対象となっており、抗酸菌症(結核および非結核性抗酸菌症)の治療において、疾患に対する正確な知識と治療法・予防法に対する知識・技術を持ち、より効果的な治療を行うことができる専門家として認められます。

また、結核治療の専門家として、治療スタッフに対して結核に関する正しい知識を伝え、最適な治療を行う役割が期待されています。2014年から開始され、抗酸菌症エキスパートの認定者数(認定・登録)は258人(2022年5月1日現在)となっています。

抗酸菌症エキスパートの仕事内容

日本は先進国の中でも結核の罹患率・死亡率が高く、とくに高齢者においては新規感染や再燃することが多くあります。

抗酸菌症エキスパートは、抗酸菌症(結核および非結核性抗酸菌症)に対する正しい知識と治療方法を理解し、スタッフや患者に対して円滑な治療のための指導を行います。

抗酸菌症エキスパートの資格を取得するには?

資格の取得条件

抗酸菌症エキスパートには、登録抗酸菌症エキスパートと認定抗酸菌症エキスパートの2種類があります。それぞれの取得に必要な条件は以下のとおりです。

登録抗酸菌症エキスパート
条件1 一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会の非会員の場合、学会への入会申し込みを行うことが必須。
条件2 看護師、准看護師、保健師、理学療法士、栄養士・管理栄養士、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、その他、認定制度審議委員会が認めた資格を有する者。
条件3 前項に掲げた資格の職歴が合わせて3年以上を有する者。
条件4 過去5年以内の、一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会の生涯教育セミナーまたはエキスパートセミナーに参加(必須)し、研修単位50単位を取得した者。
認定抗酸菌症エキスパート
条件1 一般社団法人日本結・非結核性抗酸菌症学会に5年以上在籍していること。
条件2 看護師、准看護師、保健師、理学療法士、栄養士・管理栄養士、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、その他、認定制度審議委員会が認めた資格を有する者。
条件3 過去5年以内の、一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会の生涯教育セミナーまたはエキスパートセミナーに参加(必須)し、研修単位80単位を取得した者。

資格の取得方法

上記の条件を満たして一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会に申請することで、資格を取得できます。

認定期間 申請料
5年 5,000円(税込)
認定料 更新料
5,000円(税込) 5,000円(税込)

抗酸菌症エキスパートを仕事で活かす

抗酸菌症エキスパートが活躍できる場は、結核治療を行っている病院が中心です。なかでも、呼吸器内科や結核病棟を持つ医療施設において、活躍の場が広がるでしょう。

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