ケアマネジャー(介護支援専門員)

■ケアマネジャー(介護支援専門員)とは

介護支援専門員資格は介護を必要とする人の状況に応じた介護サービスを提供するためのケアプランの製作やサービス事業者、市町村の関係機関と介護を必要とする人やその家族との連絡が円滑に進むように支援を行う専門員となるための国家資格です。
薬剤師に限らず、介護従事者をはじめとする医療福祉系の職域において取得することができます。1998年に開始され、累計合格者は695,017人。そのうち薬剤師は20,223人(2018年7月現在)。

仕事内容

介護を利用する人が適切な介護サービスを受けられるように、利用者と面談を行いサービスの種類や利用日程を決めるなどケアプランを作成するのが主な仕事です。その他、市町村の関係機関や介護サービス事業者と利用者の家族との連絡調整や必要書類の作成代行業務もあり、デスクワークが基本です。また、ケアプラン実施後もプラン通りに進んでいるか、プランが利用者に適しているかといったその後のチェックも重要な仕事です。

資格の取得条件

ケアマネジャー(介護支援専門員)になるには、下記の項目をすべて満たす必要があります。

条件1 ・介護支援専門員実務研修受講試験に
合格すること。
条件2 ・介護支援専門員実務研修の全過程を修了
条件3

・受験対象者(平成30年度より変更)は
下記の条件を満たす必要があります。
・医師、保健師、薬剤師、看護師、社会福祉士
などの医療、保健、福祉系の国家資格に基づく
業務に従事した期間が5年以上であり、
かつ当該業務への従事日数が900日以上。

・もしくは、介護保険法や児童福祉法、障害者の日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律、
生活困窮者自立支援法などで定められた生活相談員や
支援相談員として相談援助業務に従事した期間が5年以上であり、
かつ当該業務への従事日数が900日以上。

資格の取得方法

各都道府県の管轄のもと実施されている介護支援専門員実務研修受講試験に合格後、87時間にわたる介護支援専門員実務研修の全過程を修了し、その後、3カ月以内に各都道府県に登録を申請し、受理されることで正式に取得となります。
介護支援専門員実務研修受講試験は各都道府県が管轄し実施しているため、申し込みに必要な書類や申込期間が各都道府県で違います。

認定期間 受験手数料
5年 9,200円(東京都の場合)

ケアマネジャー(介護支援専門員)を仕事で活かす

介護や支援を必要とする人や家族に的確な助言を与え、介護サービスが利用できるように援助するスペシャリストとして、デイケア施設や高齢者医療に取り組む医療機関などで必要とされる人材です。老々介護や高齢者の一人暮らしが増えると考えられるこれからの社会において、地域の福祉・医療を支える保健センターなど公的な施設での活躍もますます期待されます。