メディカルアロマセラピスト

■メディカルアロマセラピストとは

メディカルアロマセラピストは、医療や福祉、介護の現場、またはサロンにおいてアロマや精油を使用して心や身体の不調を予防、軽減させることを目的に、各協会で認定される資格です。IFPA国際プロフェッショナルアルマセラピスト連盟や日本統合医学協会、日本アロマセラピー統合医学協会などさまざまな民間団体が資格を認定しています。
それぞれ個別のカリキュラムを提供していますが、なかでも日本アロマセラピー統合医学協会は医学従事者のみを対象としています。

仕事内容

植物由来の精油を使用して、さまざまな症状の改善や予防につなげるのが主な業務です。アロマセラピーによる基礎・臨床研究が進むものの、国内では医療行為としての扱いにはなりません(2018年現在)。しかし、欧米では古くから医療行為として認められており、不調に悩む患者さんに対して、アロマによるリラックス効果で心身ともにリラックスさせたり、症状の改善に役立てたりしています。

資格の取得条件

各団体ごとに資格の取得条件が異なります。下記は一例です。

   
条件1 ・認定スクールで講義やオンライン講義などを受講。
条件2 ・精油を用いた実践的なテクニックの習得。
条件3 ・上記を満たしたうえで認定試験に合格すること。

資格の取得方法

講義や試験費用、認定期間などは、認定団体により異なります。期間は、約3カ月から2年程度の受講で資格認定となるケースが多いようです。医療系の有資格者は試験項目が免除される場合もあります。

メディカルアロマセラピストを仕事で活かす

アロマセラピーは、医療、福祉、介護の現場で浸透しつつあるとはいえ、日本国内では保険が適用されません。しかし、薬剤師が資格を取得することにより、メディカルハーブや精油の知識を活用して、患者さんのQOLを高めるためアドバイスに取り入れることができるでしょう。また、介護施設や福祉施設などにおいて、心身の健康を維持し、苦痛や不快な感情をコントロールすることを目的としたメディカルアロマセラピーの活用が注目されています。そのほか、産婦人科での妊婦に対するストレス緩和などに取り入れるところも増えています。アロマの知識を有することで薬剤師として活躍の場が広がるでしょう。