認定女性ヘルスケア専門薬剤師

認定女性ヘルスケア専門薬剤師とは
認定女性ヘルスケア専門資格は、一般社団法人日本女性医学学会によって認定されるものであり、そのなかに専門薬剤師制度があります。この制度は薬剤師に限ったものではなく、医療従事者や女性医学に携わる人であれば、専門資格として取得可能です。
女性特有の疾患において基本的知識や技術を認定し、その水準をさらに向上させる目的でできた資格です。
女性医学分野に対する専門家として、年齢によって大きく変化する女性の生理機能や精神状態に寄り添い、より充実した生涯に渡るヘルスケアに貢献するという大きな役割があります。
平成20年度より、試験による認定が開始されており、専門医を含む専門資格保有者は418名。しかし、専門薬剤師としての認定者はわずか5名となっており、今後の取得者増加が望まれます(平成30年4月1日現在)。
目次
認定女性ヘルスケア専門薬剤師
認定女性ヘルスケア専門薬剤師の仕事内容
年齢や体調など、複雑に原因が絡んだ女性特有の症状に対し、最適なヘルスケアを患者さんに提案していくのが主な業務です。なかでも専門薬剤師は、最新の薬物療法に関する知識と臨床経験も持っているため、医学・薬学についての専門的なアドバイスが求められることでしょう。
女性では、年齢によって必要になるヘルスケアは大きく変化します。思春期から更年期まで、その時の患者さんに寄り添い、求めるものを理解することで、医療のみではなく、社会的、精神的にも健やかに生活できるように支援を行います。
認定女性ヘルスケア専門薬剤師の資格を取得するには?
資格の取得条件
認定女性ヘルスケア専門薬剤師になるためには、以下の条件を満たす必要があります。
条件1 | 医療従事者(国家資格又は専門資格を持つ歯科医師、看護師、助産師、保健師、薬剤師、栄養士、心理士、理学療法士、作業療法士など)、その他、更年期医療等の女性医学の分野で活動する者(本制度専門医資格取得医師が推薦し、専門医および専門資格制度委員会で申請資格ありと認定した者) |
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条件2 | 日本女性医学学会会員歴が継続3年以上 |
条件3 | 日本女性医学学会が定める研修単位30単位以上の取得 |
条件4 | 日本女性医学学会会費を完納している |
資格の取得方法
上記の申請条件を満たしたうえで、学会が実施する試験に合格し、さらに履歴書・認定申請書・活動報告書を合わせて申請することで資格取得となります。
認定期間 | 審査料 |
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5年 | 30,000円 |
認定登録料 | 更新料 |
20,000円 | 20,000円 |
認定女性ヘルスケア専門薬剤師を仕事で活かす
認定女性ヘルスケア専門薬剤師の申請資格には、勤務先について制限はありません。病院や保険薬局での活躍はもちろんですが、繊細な女性の健康を取り扱うことができる技能は、さまざまな場面で活躍できることでしょう。薬物療法にしばられず、メンタルケアや地域への啓発活動、講師としても活躍が期待されます。
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
- その他の資格
- 医薬情報担当者(MR)
- 医療情報技師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 漢方アドバイザー
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 公害防止管理者
- 抗酸菌症エキスパート
- 骨粗鬆症マネージャー
- 産業カウンセラー
- 治験コーディネーター(CRC)
- 上級医療情報技師
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者
- 日本禁煙学会認定専門指導者
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
- 日本褥瘡学会認定師
- 認定クリニカル・トキシコロジスト
- ビューティケアアドバイザー
- ヘルスケアアドバイザー
- 麻薬取締官
- メディカルアロマセラピスト
- 薬物療法指導薬剤師
- リウマチ財団登録薬剤師
- 臨床心理士
- 労働衛生コンサルタント
- 医薬品製造管理者・医薬部外品等責任技術者
- 環境衛生指導員
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 毒物劇物取扱責任者
- 薬事監視員
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