インフェクションコントロールドクター(ICD)

認定団体:ICD制度協議会
インフェクションコントロールドクター(ICD)

インフェクションコントロールドクター(ICD)とは

インフェクションコントロールドクター(ICD)は、ICD制度協議会が認定する感染制御を専門とする資格です。ICD制度協議会は、1999年4月に発足され、現在は27の学会・研究会で組織されています。感染制御の専門知識を有するエキスパートを育成し、最新の正しい知識と情報から、そのレベルを維持、向上させることを義務として活動しています。

病院での感染症対策を行うためには、医師をはじめとする多職種の連携が必要不可欠であり、施設内に設置された感染対策委員会をしっかりと機能させるための指揮官として、活躍が期待されています。

インフェクションコントロールドクター(ICD)の仕事内容

インフェクションコントロールドクターは、院内の各職種の業務と役割を把握しながら、感染症対策に関わる専門的な知識を生かして、効果のある感染症対策を立案・実践することが主な業務です。
具体的には、ガイドラインや文献からの情報収集をはじめ、各部署に応じた院内感染の対策方法を立案・実施したり、院内感染対策の結果を考察し、改善案を作成したりします。また、各職種へ院内感染の知識共有や院内感染発生時の対応、伝染性感染症発症時の対応において指導者的な役割を持ち、実践できる専門家として活動します。

インフェクションコントロールドクター(ICD)の資格を取得するには?

資格の取得条件

インフェクションコントロールドクターになるためには、次の3条件を全て満たさなければなりません。
条件1 ICD制度協議会に加盟しているいずれかの学会の会員であること(会員歴の長さは問わない)
条件2 医師歴が5年以上の医師または博士号を取得後5年以上のPhDで、病院感染対策に係わる活動実績(感染対策委員歴、講習会出席、論文発表)があり、所属施設長の推薦があること。(平成18年1月1日より論文発表による申請は不可
条件3 所属学会からの推薦があること
薬剤師がインフェクションコントロールドクターを目指す場合、ICD制度協議会に加盟する27の学会・研究会に所属し、かつ博士号(PhD)を取得する必要があります。

資格の取得方法

上記の条件を満たしたうえで、申請書や医師免許所もしくは学位記のコピー、活動記録一覧、所属施設長と所属学会の推薦状を添えてICD制度協議会に応募し、総合的な評価において認定されます。
また、認定期間は5年で、引き続き認定推薦母体の学会の会員として活動するとともに、所定の研修において総単位数50以上(そのうちの20単位以上は、ICD制度協議会または厚生労働省の委託講習会に2回以上参加した単位が含まれていること)を取得することで更新できます。

ただし、認定期間中に65歳を迎えた場合には、認定推薦母体の学会を継続することのみで更新可能です。かかる費用は、申請料として10,000円、合格後の認定料として20,000円が必要です。更新料は10,000円で、指定の口座に振り込みます。

申請料 認定料 更新料
10,000円 20,000円 10,000円

インフェクションコントロールドクター(ICD)を仕事で活かす

剤師がインフェクションコントロールドクターの資格を取るためには、大学院で修士号を経て博士号を取得しなければなりません。さらに、資格更新には、感染症に関する知識や経験が必要であり、日々の研鑽が欠かせません。

病院内での感染症対策は、人から人へ広がる感染症を防ぐこと、治療で使用する器具の滅菌・消毒状況の確認すること、薬剤耐性菌の発生や感染を防止することなど、例をあげればキリがありません。
感染制御において薬剤の適切な使用法を提案することは重要な項目であり、薬のスペシャリストである薬剤師の専門性を発揮できる仕事です。インフェクションコントロールドクター資格は薬剤師の活躍の場を大きく広げるものといえるでしょう。

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