漢方薬・生薬認定薬剤師

漢方薬・生薬認定薬剤師とは
漢方薬・生薬認定薬剤師は、公益財団法人日本薬剤師研修センターによって認定される認定薬剤師資格です(公益財団法人日本薬剤師研修センター理事長及び日本生薬学会長両名による認定)。
漢方薬・生薬を用いた薬物療法において、専門知識と高い能力と適正をもち、症状に対する服薬指導を有効かつ安全に行うことのできる薬剤師として認められます。2001年4月1日に開始され、認定者数は3,603名(2021年3月31日現在)となっています。
目次
漢方薬・生薬認定薬剤師
漢方薬・生薬認定薬剤師の仕事内容
漢方薬は植物のみならず鉱物にいたるまで、複数の生薬を組み合わせて作られることが基本です。
そのため、一つの症状だけではなく複数の症状に対して効果を発揮するとされています。このような漢方薬の特性から、患者の体質や病態、他剤との飲み合わせなどを正しく判断し、適切な漢方薬を選択することが求められます。認定薬剤師として、服薬指導時の自信となるだけでなく、医師との連携により、漢方薬の利用を推進したり、患者の状態にあったものへの変更を提案したりすることもあります。
漢方薬を処方する医師に対して、必要なアドバイスをし、より良い提案を行うことが主な業務となるでしょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を取得するには?
資格の取得条件
漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を取得するためには、下記の項目をすべて満たす必要があります。
条件1 | 公益財団法人日本薬剤師研修センターおよび一般社団法人日本生薬学会により実施される「漢方薬・生薬研修会」を修了していること。(出席率80%以上必要)。 |
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条件2 | 薬用植物園実習を受講しレポートを提出していること(受験資格は研修会・実習受講後2年間有効)。 |
条件3 | 上記研修会・実習修了後、試問試験に合格していること。 |
資格の取得方法
上記の申請条件を満たしたうえで、公益財団法人日本薬剤師研修センターに申請します。
認定期間 | 認定審査料 |
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3年 | 20,000円(税別) |
認定更新料 | |
20,000円(税別) |
漢方薬・生薬認定薬剤師を仕事で活かす
日常的な業務で漢方薬を扱う機会は多く、院内薬局をはじめ、一般的な保険薬局においても活躍の場が広がります。さらに漢方専門医が在籍する病院や、それを応需する調剤薬局などでは、医師との積極的な情報交換が求められるため、さらにニーズが高まります。
加えて、セルフメディケーションとして市販される漢方薬を使用する人も多く、ドラッグストア勤務でもスキルが活かせます。薬剤師として関わることの多い漢方薬の専門的な知識は、多くの現場で活かせることでしょう。
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
- その他の資格
- 医薬情報担当者(MR)
- 医療情報技師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 漢方アドバイザー
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 公害防止管理者
- 抗酸菌症エキスパート
- 骨粗鬆症マネージャー
- 産業カウンセラー
- 治験コーディネーター(CRC)
- 上級医療情報技師
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者
- 日本禁煙学会認定専門指導者
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
- 日本褥瘡学会認定師
- 認定クリニカル・トキシコロジスト
- ビューティケアアドバイザー
- ヘルスケアアドバイザー
- 麻薬取締官
- メディカルアロマセラピスト
- 薬物療法指導薬剤師
- リウマチ財団登録薬剤師
- 臨床心理士
- 労働衛生コンサルタント
- 医薬品製造管理者・医薬部外品等責任技術者
- 環境衛生指導員
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 毒物劇物取扱責任者
- 薬事監視員
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