漢方アドバイザー
漢方アドバイザーとは
漢方薬への関心の高まりにこたえて日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が2008年5月から養成講座を開講し始まった認定資格です。第29期(2020年度認定分)をもって、現在は新規募集を停止しています。(2022年9月時点)
医療従事者に限らず、一般の人も資格取得が目指せるもので、漢方に関する正しい知識を持ち、効果的に利用できるような知識が得られます。
また、JACDSでは薬剤師や登録販売者など医薬品の専門家がアドバイザー認定を取得した場合、専門領域の知識をより深めた人材として高く評価するダブルライセンス認定制度を実施しており、薬剤師で漢方アドバイザー認定を取得した場合は「漢方支援 薬剤師」の認定も受けられます。
目次
漢方アドバイザー
漢方アドバイザーの仕事内容
医療用、一般用を問わず、漢方薬に関する正しい知識を持った資格であり、医療機関においては、漢方薬をより効果的に服薬するための指導を行ったり、医師への提案を行ったりすることになるでしょう。また、ドラッグストアなどでは、漢方薬に関する正しい知識を広めながら、購入を希望する人に向けて適切なアドバイスを行うことが主な業務です。
セルフメディケーションの推進に伴い、漢方薬を含めたOTC(一般用)医薬品がより身近な物になる中で、一般生活者や患者に対してより分かりやすく漢方薬の知識を伝え、適正使用をうながす役割が期待されます。
漢方アドバイザーの資格を取得するには?
資格の取得条件
漢方アドバイザーの資格を取得するためには、下記の項目をすべて満たす必要があります。
条件1 | 日本チェーンドラッグストア協会による漢方アドバイザー養成講座の通信教育(10カ月間、受講料:108,000円)を修了していること。 |
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条件2 | 漢方アドバイザー養成講座の通信教育修了者に限定して行われる認定試験に合格すること。 |
資格の取得方法
認定試験の合格基準を満たした人には、認定証の交付と認定登録が行われ、漢方アドバイザー会員として登録されます。
認定期間は3年で、更新が必要です。更新には、日本チェーンドラッグストア協会が指定する研修会への参加や、レポート提出によって得られるポイントが一定以上必要となります。
認定期間 | 認定試験受験料 |
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3年 | 5,400円(税込) |
認定登録料 | H&BC情報登録料 |
4,320円(税込) | 3,240円(税込) |
更新料 | |
2,160円(税込) |
漢方アドバイザーを仕事で活かす
漢方アドバイザーは、院内外の調剤薬局だけでなく、ドラッグストアにおいても大きく役立つ資格です。
OTC医薬品のなかには、漢方が含まれる第2、第3医薬品も多く、サプリメントとして販売されているケースも少なくありません。一般の人も資格取得が可能ですが、薬剤の専門家である薬剤師だからこそわかる服薬時の注意点などもあり、より高度な知識を持った人材として、活躍の場が広がることでしょう。
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
- その他の資格
- 医薬情報担当者(MR)
- 医療情報技師
- NR・サプリメントアドバイザー
- 漢方アドバイザー
- ケアマネジャー(介護支援専門員)
- 公害防止管理者
- 抗酸菌症エキスパート
- 骨粗鬆症マネージャー
- 産業カウンセラー
- 治験コーディネーター(CRC)
- 上級医療情報技師
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者
- 日本禁煙学会認定専門指導者
- 日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
- 日本褥瘡学会在宅褥瘡予防・管理師
- 日本褥瘡学会認定師
- 認定クリニカル・トキシコロジスト
- ビューティケアアドバイザー
- ヘルスケアアドバイザー
- 麻薬取締官
- メディカルアロマセラピスト
- 薬物療法指導薬剤師
- リウマチ財団登録薬剤師
- 臨床心理士
- 労働衛生コンサルタント
- 医薬品製造管理者・医薬部外品等責任技術者
- 環境衛生指導員
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 毒物劇物取扱責任者
- 薬事監視員
- 予防医学指導士
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