女性薬剤師の年収はどれくらい?キャリアプランの描き方やメリット、働き方についても解説

女性薬剤師の年収はどれくらい?
薬剤師の男女比はおおむね女性6割、男性4割で、薬剤師の主たる職場である調剤薬局は女性の多い職場となっています。薬剤師は国家資格であり、現在は求人倍率も高いため、結婚や出産による短時間労働への移行や休職からの復帰、再就職など、ライフスタイルの変化に対応しやすい職種といえるでしょう。

一方で、2000年代のなかばから薬科大学・薬学部が大幅に増え、「将来的には薬剤師の供給過剰が起こるのではないか」という予測もあります。また、医療・医薬品技術の高度化、医薬分業の進展もあり、薬学以外のスキルや現場対応力を身につけた、質の高い薬剤師像が求められるようになったのも事実です。

そこで本記事では、女性薬剤師として成長するためのキャリアプランや働き方、年収アップを目指す方法などについて考えていきます。

1.女性薬剤師の数は男性よりも多い?

厚生労働省の統計によれば、令和4年時点における全国の届出「薬剤師数」は32万3,690 人。そのうち、男性は約38.4%(12万4,183 人)、女性が約61.6%(19万9,507 人)で、女性薬剤師のほうが男性薬剤師よりも多くなっています。

薬剤師の男女比は、約54年前の昭和45年(1970年)頃まで、男性のほうが多い傾向でした。しかし、昭和50年(1975年)頃からは、女性の社会進出によって男女比が逆転し、今日に至るまで女性のほうが多い状況が続いています。

参照:厚生労働省/令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
   厚生労働省/薬剤師に関する基礎資料

女性薬剤師の割合について、同統計における年齢別、地域別のデータも見てみましょう。

1-1.年齢別

女性薬剤師の年齢階級別割合は次のとおりです。

年齢階級 割合 (%)
29歳以下 65.7
30~39歳 59.2
40~49歳 67.0
50~59歳 70.4
60~69歳 67.0
70歳以上 60.6

また、令和4年における全国の薬局・医療施設に従事している薬剤師(男性が8万8,379 人、女性16万4,819 人)の年齢階級別のデータを見ると、いずれの年齢層においても女性の比率が高いことがわかります。

ただし、全年齢層のなかで30~39歳については、女性の比率が60%を切っています。その理由としては、結婚や出産、育児といったライフステージの変化による影響が挙げられるでしょう。

女性の場合、出産時や育児中は一時的に休職を余儀なくされるケースが多いため、30~39歳あたりの女性薬剤師の比率は、他の年齢層よりも低下する傾向にあります。一方、出産や育児が落ち着く40~49歳では、女性薬剤師の比率が67%に回復しており、それ以降の年齢層でも60%以上の高い水準を維持しています。

参照:厚生労働省/令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

1-2.地域別

全国的には女性の比率が高い薬剤師ですが、実は男女比率には大きな地域差が存在します。薬局・医療施設に従事している薬剤師の男女比率を、都道府県(従業地)別に確認した結果、女性比率が高いエリア5つと低いエリア5つは以下のとおりでした。

女性薬剤師比率 上位・下位ベスト5都道府県

順位 都道府県 割合 (%)
1位 兵庫県 75.9
2位 東京都 72.6
3位 奈良県 72.5
4位 大阪府 72.2
5位 神奈川県 71.9
順位 都道府県 割合 (%)
43位 福島県 54.6
44位 青森県 51.1
45位 島根県 50.8
46位 山形県 49.9
47位 北海道 49.8

ランキングを見ると、都市部では女性薬剤師の割合が高く、地方では割合が低くなることがわかります。地域差が生まれる要因はさまざまですが、都市部は地方に比べて医療機関や薬局、ドラッグストアなどが多く、薬剤師の需要も高いため、より女性が働きやすい環境が整っていると考えられます。

また、都市部は交通の便がよく、生活に必要な施設も充実しているため、女性薬剤師が生活しやすいというのも要因の一つかもしれません。

参照:厚生労働省/令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況

2.女性薬剤師の平均年収

厚生労働省が実施した「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、女性薬剤師の平均年収(残業代、手当、賞与など含む)は約542万円でした。

同調査では、すべての産業における女性の平均年収が約399万円であったことから、薬剤師は高収入の部類に入る職業だといえます。

女性薬剤師の平均年収の実態について、年齢別データや企業規模別データ、医療系の他職種との比較なども見てみましょう。

参照:厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
   厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査 学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計・産業別)

2-1.年齢別

同調査のデータから算出した、女性薬剤師の年齢別の平均年収は、以下のとおりです。

女性薬剤師年齢別平均年収

年齢層 平均年収
20~24歳 約334万円
25~29歳 約467万円
30~34歳 約537万円
35~39歳 約579万円
40~44歳 約590万円
45~49歳 約526万円
50~54歳 約675万円
55~59歳 約696万円
60~64歳 約560万円
65~69歳 約716万円
70歳~ 約546万円

20~24歳は、薬剤師として働きはじめたばかりで経験年数が浅いため、平均年収が低い水準にあります。しかし、実務経験を積んだ25~29歳では約467万円に達しており、この段階ですべての産業における女性の平均年収(約399万円)を上回っていることがわかります。

30~34歳、35~39歳では、結婚や出産などのライフイベントを経験し、休職や時短勤務などに切り替える人も少なくありません。一方で、薬剤師として十分な経験を積み、管理薬剤師などのポジションで活躍している女性薬剤師も一定数いることから、年収は500万円台に達しています。

40歳以降から69歳までの年代では、多少の上下はあるものの経験を重ねるごとに年収が高くなる傾向が見られます。例外として、45〜49歳や60〜64歳は年収が減少する傾向にありますが、60歳以降は給与体系の見直しなどが、その原因だと考えられます。

参照:厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査 職種(特掲)、性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

2-2.企業規模別

同調査における女性薬剤師の企業規模別平均年収のデータでは、小規模企業のほうが、中~大規模企業より高い傾向が見られました。

女性薬剤師の企業規模別平均年収

企業規模 平均年収
10~99人 約586万円
100~999人 約530万円
1000人以上 約534万円

大手全国チェーンの調剤薬局やドラッグストアなどの中~大規模企業の場合、アルバイトやパート、時短勤務など多様な働き方が選択できることから、平均年収が低くなる傾向にあります。

一方、アルバイトやパート人材がそれほど多くない小規模企業では、正規雇用のフルタイム勤務が中心となるため、中~大規模企業よりも平均年収が高くなると考えられます。また、小規模企業は、大企業のようなブランド力がないため、給与を高めに設定して人材確保につとめているとも考えられます。

参照:厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

2-3.職種別

女性薬剤師の平均年収の水準について、他の医療職の女性と比較してみましょう。

女性医療従事者別 平均年収(いずれも企業規模10人以上)

職業 平均年収
薬剤師 約542万円
医師 約1148万円
歯科医師 約677万円
獣医 約539万円
保健師 約446万円
助産師 約567万円
看護師 約506万円
診療放射線技師 約476万円
臨床検査技師 約479万円
歯科衛生士 約404万円

医療職のなかで、平均年収が高いのは医師や歯科医師です。医師、歯科医師の平均年収が高い理由としては、高レベルの専門知識・技術が求められるために資格取得が難しいこと、診療・治療・手術など、患者さまの生命に直接関わる業務を担うことなどが挙げられます。

続いて平均年収が高いのは助産師です。助産師も、専門知識と技術が求められる職種ではありますが、高めの年収には夜勤や休日出勤、残業など不規則な勤務が多く、時間外労働手当などが加算されやすいという特性が関係しているようです。

助産師の次に平均年収が高いのは薬剤師です。薬剤師は6年制の薬学部を卒業し、国家試験に合格する必要があることや、薬に関する専門知識を持ち、調剤に関する責任を負う必要があることから、平均年収が比較的高くなっています。助産師のように、時間外労働手当が出るケースはあまりないものの、専門性の高さゆえに高給になっていると考えてよいでしょう。

薬剤師ほどではないものの、看護師も比較的平均年収が高い職種です。特に病院勤務の場合、夜勤や残業などが多くなり、時間外労働手当がつきやすいことから、年収の水準が高くなると考えられます。

参照:厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

3.女性薬剤師としての働き方にはどんな形がある?

現代は、ライフスタイルやキャリアプランの多様化により、さまざまな働き方が選択できるようになりました。もちろん、女性薬剤師も例外ではありません。ここでは、薬剤師の主な雇用形態であるパート・アルバイト、派遣、正規雇用について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

3-1. パート・アルバイト

通常の勤務時間よりも短いパートタイムで働く雇用形態で、出勤時間や曜日の希望がとおりやすいことから、家事や育児、介護などとの両立がしやすい働き方です。

経験やスキルを生かしながら、ライフスタイルに合わせた働き方ができる一方で、社会保険に加入する際に要件がある、キャリアプランが立てにくいなどのデメリットもあります。

3-2.派遣

派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、派遣先の薬局や病院、店舗などで働く雇用形態です。契約期間は短期間から数年までさまざまで、給与の支払いや社会保険の加入などは派遣会社が行います。

なお、派遣スタッフであっても、一定の条件を満たしていれば産休や育休の取得が可能です。育児や出産、介護などライフステージの変化によって、これまでのような勤務が難しくなった場合の相談や交渉も、派遣元会社がサポートしてくれるため、安心して働けるでしょう。

派遣という働き方には、ライフステージや勤務条件にあった職場を選択できる、さまざまな職場を経験できる、派遣会社のサポートが受けられるなどのメリットがあります。ただし、契約期間終了後にすぐに次の職場が見つからなかった場合、一時的に収入がなくなるのは大きなリスクです。また、派遣先になじみにくい可能性があることや、正社員に比べて給与水準が低い場合があることも、デメリットの一つでしょう。

3-3.正規雇用

薬局や病院、ドラッグストアなどと直接雇用契約を結び、定められた時間に勤務する雇用形態で、土日を含めてフルタイムで働くのが一般的です。

正規雇用の魅力として挙げられるのは、安定した収入と福利厚生が得られること、キャリアアップの機会が多いことなどです。

一定の条件を満たしていれば、産休・育休などの制度も利用できるので、出産や育児を控えた女性も安心して働くことができます。ただし、職場によっては休日出勤や残業が多かったり、ライフステージの変化に対応しにくかったりするため、その点はデメリットといえるでしょう。

4.女性薬剤師として働くメリット

薬剤師は求人倍率が高いため就職が比較的容易で、パートタイマーから正社員まで幅広い求人があります。働く職場も薬局、ドラッグストア、病院など多くの選択肢があり、自分が望めばキャリアアップも可能です。

ここからは、女性薬剤師のメリットでもある、「柔軟な働き方」「再就職のしやすさ」「キャリアアップの可能性」について、詳しく紹介していきます。

4-1.柔軟な働き方が可能

薬剤師の職場には薬局、ドラッグストア、病院など多数の選択肢があるため、自身の適正や通勤の距離などを考慮しながら、勤務先を決めることができます。勤務地は固定されるのが一般的で、正社員であっても異動や出張はほぼありません。残業もほとんどないので、生活のリズムを保ちやすいでしょう。

ライフスタイルに合わせて勤務形態が選べるのも、大きなメリットです。正社員としてキャリアアップを目指すことはもちろん、すきま時間を生かしてパートタイマーとして働くこともできます。また、勤務時間についても土日だけ、週3日だけ、平日の昼間だけなど、柔軟に選ぶことが可能です。

4-2.再就職がしやすい

令和6年3月における医師・薬剤師などの有効求人倍率 は2.41倍で、前年の同月から0.24ポイント上昇しています。高い求人倍率を背景に、「より収入のいいところへの転職」「より高いキャリアを求めての転職」を望む層が多いのも、業界の特徴といえるでしょう。
参照:厚生労働省/一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)について/職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート))

そうしたことから、薬剤師を確保したい雇用者側は、柔軟な勤務時間や勤務体制を用意したり、再就職時の研修・サポート体制を充実させたりといった対応を行っています。結婚や出産などのライフイベントで退職、休職を選ぶことの多い女性薬剤師にとって、再就職がしやすい点は大きなメリットになるでしょう。

産休や育休から復職する際の働き方や求人については、別の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

4-3. キャリアアップが可能

女性薬剤師にとって、産休や育休はキャリア形成のマイナスになるというイメージを抱いている方も多いかもしれません。しかし、実際はその反対で産休、育休はキャリアアップのためのチャンスでもあります。休職中は自由に使える時間が増え、その時間を自己研鑽に充てられるからです。

近年は、社会の変化やテクノロジーの進歩によってリモート環境が整い、家にいながらセミナーや講習に参加したり、資格取得に挑戦したりがしやすい状況です。また、男性も育休を取得しやすくなっているため、パートナーの協力を得られる機会も多いでしょう。

休職期間は、デメリットとしてとらえるのではなく、「キャリアップのための時間」と考えるのがおすすめです。

5.女性薬剤師のキャリアプランの描き方やポイント

キャリアプランの描き方のポイント
薬剤師法が制定されたころ(1960年)の薬剤師の役割は、「調剤」と「用法の指示」だけでした。しかし、時代は変わり薬剤師は医療チームの一員として、あるいはかかりつけ薬剤師として、患者さま、医療従事者、製薬企業などと積極的に向き合う、多面的な活躍が期待されています。

今後も求められる人材であり続けるために、女性薬剤師ならではの視点からキャリアプランを考えてみましょう。

5-1. 将来像を明確にして目標を決める

女性薬剤師がキャリアプランを立てるにあたって大切なのは、自分の将来像を明確にし、具体的な目標とゴールを決めることです。

薬剤師としての専門性や活躍の幅をどの程度広げたいのか、結婚や出産、育児、介護などのライフイベントとキャリアアップをどのように両立するのか、どの地域で働きたいのかなど、5年後、10年後、15年後の将来像をしっかりと思い描いたうえで、目標を決めましょう。

5-2.今の職場で目標達成ができるか確認する

自分の将来像を明確にし、目標を設定したら、次のステップとして今の職場が目標を達成するのにふさわしいかを確認をしましょう。

「薬剤師としての専門性を高めたい」「活動の幅を広げたい」という目標を掲げるのであれば、今の職場の理念や方向性が自分に合っているかどうかを、客観的に確認する必要があります。周囲に認定薬剤師などの資格取得に積極的な人がいるかどうか、自己研鑽のための活動に対して、上司・会社からの協力が得られそうかなど、あらためて確認してみましょう。

「将来はプライベートとの両立を優先していきたい」という目標があるのなら、出産や育児のタイミングで無理のない働き方ができる環境かどうか、時短出勤や休暇取得がしやすいかどうかなどを、具体的に確認することが大事です。

薬剤師としての最終目標を達成するためには、5年後、10年後、15年後のマイルストーンを設定し、それぞれの時点における中間目標を立て、目標達成度を随時評価していくことが大切です。そうすることで、次の中間目標やその先の道筋、ゴールについても柔軟に軌道修正していけるでしょう。

5-3. ライフスタイルの変化も見越してプランを考える

女性薬剤師がキャリアプランを立てる時は、結婚や出産などの大きなライフイベントをあらかじめ想定しておく必要があります。結婚や出産の後、あるいは親の介護が必要になった時に、家庭との両立をどのように考えていけばよいか、キャリアアップを目指すためにはどうすればよいのかなどについては、家族や職場とよく相談して、その都度最適な選択をしましょう。

たとえば出産の場合、産休・育休をキャリアアップの機会ととらえ、その間に何ができるかをあらかじめ考えておくことが大事です。大きなライフイベントをキャリアプランの転換点と考え、変化に合わせて知識やスキルをアップデートしていきましょう。

5-4.制度やサポート体制が整っているか確認する

女性薬剤師がキャリアプランを立てる際は、職場に各種制度やサポート体制が整っているかを確認することも大切です。薬剤師としての専門性を高めたい場合は、スキルアップや資格取得のための機会や支援制度があるかどうか、きちんと確認しておきましょう。

出産や育児などのライフイベントにそなえて、産休・育休などの制度が利用できるか、職場復帰のためのサポートが受けられるか、ベビーシッター助成などの福利厚生が充実しているかなども、事前にチェックしておいてください。

確認の際は、職場の就業規則などを読むだけでなく、人事担当者に問い合わせておくとよいでしょう。

6.女性薬剤師が年収アップを目指すには?

女性薬剤師が年収アップを目指すにあたっては、薬剤師として実務経験を積んだり資格を取得したりして、キャリアアップをはかるのがおすすめです。薬剤師としてのキャリアを積み上げることは、他の薬剤師との差別化につながるため、年収アップが期待できるでしょう。

ただし、日々の業務をこなしながらキャリアアップを目指すには、職場のサポートや理解が欠かせません。職場が実施している資格取得のための支援制度や勉強会、セミナーなどの機会があれば、最大限に活用しましょう。また、育休や産休の制度が充実している職場であれば、育休・産休期間を利用して自己研鑽に励み、キャリアアップを目指すこともできます。

もし、現在の職場環境が目標達成においてプラスにならないと思えた時や、キャリアアップのチャンスが少ないと感じた時は、思い切って転職を検討するのも選択肢の一つです。キャリアアップしやすい職場に転職し、薬剤師としての専門性を高められれば、年収アップも実現しやすくなるでしょう。今よりもワークライフバランスを大切にしたいというケースにおいても、転職がよいきっかけになるはずです。

しかし、自分だけの力で多くの求人情報から理想の転職先を見つけ出すには、時間と労力がかかります。仕事をしながら転職活動を進めるのは、結構な負担になるでしょう。

そんな時は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。なかでも豊富な経験と実績を誇る「マイナビ薬剤師」は、薬剤師の転職に特化したプロ集団として、一人ひとりに合った転職サポートを無料で提供してくれます。

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7.まとめ

薬剤師は女性の割合が多く、平均年収も比較的高いことから、女性にとって魅力的な職業の一つとなっています。また、薬剤師はパート・アルバイト、派遣、正規雇用などバリエーションが豊富で、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が選択できます。キャリアアップによる年収アップも期待できるでしょう。

女性薬剤師が自分らしく活躍していくためには、結婚や出産・育児、介護といったライフスタイルの変化を加味しながら、しっかりとキャリアプランを立てることが大切です。薬剤師としてのキャリアを積み上げていくためにも、定期的に職場環境を見直し、「自分に合っていない」「目標を達成するのが難しい」と感じる場合は、転職という選択肢を検討するのも一つの方法です。

この記事の著者

ライター

朝倉 哲也

資格の知見を活かして、サプリメントや健康食品に関する記事など、書籍や雑誌で執筆を行っている。

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