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転職準備に関する質問と回答

Q薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか?

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薬剤師の平均年収は、566万7900円です。この金額は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」を基に、薬剤師の「きまって支給する現金給与額」の12カ月分と、「年間賞与その他特別給与額」を合算して算出したものです。

都道府県別の平均年収ランキングや、男女別・年代別・職場別の平均年収、他職種との比較データ、年収アップを目指す方法、転職成功事例などを知りたい方は、以下をご確認ください。

1. 薬剤師の平均年収はいくら?

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、2025年の薬剤師の平均年収は566万7900円(平均年齢40.1歳/平均勤続年数8.6年)です。24年は599万3200円(40.9歳/8.8年)で、前年からは下がる結果となりました。

※年収は「きまって支給する現金給与額」×12カ月分+「年間賞与その他特別給与額」で算出。以降の同調査についても同様の計算方法

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1-1. 都道府県別の平均年収ランキング

同じく厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の都道府県別の平均年収ランキングは、1位が高知県で690万1500円、2位が岡山県で655万1900円、3位が宮城県で652万4千円でした。また、29位の山口県(567万7700円)までは、薬剤師全体の平均年収(566万7900円)を超える結果となりました。

1~47位までは次の通りです。

順位都道府県平均年収平均年齢平均勤続年数
1高知県690万1500円51.1歳17.5年
2岡山県655万1900円40.3歳12.9年
3宮城県652万4千円41歳10.3年
4茨城県642万3900円42歳8.9年
5新潟県641万6500円41.8歳14.7年
6富山県636万8800円50歳12.1年
7和歌山県629万5800円43.1歳11.3年
8滋賀県625万3千円42.3歳13.2年
9愛媛県624万5100円42.3歳10.7年
10栃木県621万9500円35.8歳7.5年
11長野県618万1600円38.5歳11.3年
12大分県616万9400円46.6歳7.8年
13千葉県614万9100円40歳11.1年
14石川県611万500円42.4歳10.6年
15三重県610万7800円41歳9.7年
16岐阜県607万5900円34.3歳8.8年
17佐賀県604万1600円48歳12.6年
18宮崎県599万8900円40.4歳5.9年
19静岡県598万9200円43.8歳9.2年
20群馬県591万4500円39.3歳8.9年
21京都府586万7400円39.3歳10.8年
22福井県582万3600円32.5歳3.5年
23島根県581万3500円42.1歳15.3年
24福島県573万5700円36.5歳10年
25埼玉県572万7千円40.9歳8.4年
26北海道572万4千円42.9歳13.6年
27長崎県570万5900円47歳8.5年
28愛知県568万4200円35.4歳7.1年
29山口県567万7700円53.2歳17.4年
30山形県566万600円44.6歳13.5年
31福岡県565万3800円47.2歳12年
32奈良県561万7100円42.9歳8.5年
33沖縄県559万8千円44.2歳7.5年
34岩手県555万9400円40.4歳11.4年
35山梨県551万5800円43歳10.1年
36熊本県548万2800円36.8歳7.6年
37鳥取県543万6100円38.5歳7.2年
38広島県541万千円40.6歳8.2年
39東京都538万7800円38.9歳7.4年
40徳島県534万8500円36.4歳7.5年
41大阪府532万7100円40.6歳7.4年
42香川県531万7400円38.1歳13年
43青森県526万4200円35.1歳7.2年
44神奈川県513万9900円33.6歳5.1年
45鹿児島県505万7100円45.5歳6.3年
46兵庫県501万5300円47歳6.8年
47秋田県464万9200円57歳6.4年

政令指定都市が所在する15道府県のうち上位(23位以内)に含まれるのは、2位の岡山県、3位の宮城県、5位の新潟県、13位の千葉県、19位の静岡県、21位の京都府と計6府県にとどまりました。また、三大都市圏は、東京都39位、大阪府41位、愛知県28位といずれも中位以下に位置しています。

平均年収の相場は都市部ほど高くなると思われがちですが、薬剤師の場合はそうではないことが分かります。要因の一つには、薬剤師の地域偏在が挙げられるでしょう。

厚生労働省が2023年に公表した「薬剤師偏在指標」は、地域ごとの薬剤師の推計業務量に対する実労働時間のバランスを示すものです。指標が「1」以下の場合、需要に対して供給が間に合っていない、つまり薬剤師が不足していることになります。この指標のうち、地域別薬剤師偏在指標では、東京都や大阪府などで指標が1を超えている一方で、平均年収が高かった高知県や岡山県は、指標が1未満になっています。

薬剤師が不足している地域では、人材を確保するために、都市部よりも給与水準が高く設定されている場合があります。勤務地を都市部にこだわらずに就職先を探して、年収がアップしたケースも多くあるようです。年収アップのために転職を希望されている方は、地方での勤務を選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

参考:厚生労働省「薬剤師確保対策

関連記事:全国の薬剤師年収ランキング
関連記事:薬剤師が地方で働くメリットとデメリットを紹介!

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1-2. 男性・女性別の平均年収

令和7年賃金構造基本統計調査」によると、男性薬剤師の平均年収は605万7100円(平均年齢40.8歳/平均勤続年数10.4年)で、女性薬剤師の平均年収は539万3800円(平均年齢39.7歳/平均勤続年数7.8年)です。

男性の方が女性より66万3300円高い年収を得ているという結果でした。女性薬剤師の方が、産休や復職後の時短勤務など、ライフプランに伴う働き方の変化が大きくなりやすいことが影響しているといえるでしょう。

関連記事:女性薬剤師の年収はどれくらい?キャリアプランの描き方やメリット、働き方についても解説

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1-3. 年代別の平均年収

令和7年賃金構造基本統計調査」によると、年代別の平均年収は、20代前半(20〜24歳)の408万3700円が最も低く、最も高いのは40代後半(45〜49歳)の675万8400円でした。

50代前半は642万9900円、50代後半は657万4900円と、40代後半の平均年収と近い水準にあり、50代まではおおむね年代が高くなるのに比例して、平均年収も上がっていく傾向にあるといえます。

60代になると平均年収が下がる理由としては、60歳で定年となる職場が多いことが挙げられるでしょう。厚生労働省の「令和4年 就労条件総合調査」によると、定年制を設けている医療・福祉分野の企業のうち、66.1%が60歳を定年としています。

各年齢層の平均年収については、次の表の通りです。

年齢平均年収平均年齢平均勤続年数
20代前半408万3700円24.5歳0.5年
20代後半494万7600円27.5歳2.3年
30代前半533万1900円32.4歳5.6年
30代後半598万円37.3歳8.6年
40代前半595万2千円42.7歳10年
40代後半675万8400円47.6歳13.5年
50代前半642万9900円52.8歳16.8年
50代後半657万4900円57.4歳15.6年
60代前半550万700円62.5歳11.4年
60代後半612万300円67.5歳13.8年
70代~446万9700円73歳23.5年

関連記事:20代薬剤師の平均年収はどれくらい?年収アップのコツや転職についてご紹介

1-4. 職場別の平均年収(調剤薬局・病院・ドラッグストア・製薬会社)

マイナビ薬剤師が保有している求人から、業種別の平均年収をまとめました。

業種 平均年収
病院薬剤師 401.4~542.2万円
薬局薬剤師 428.7~596.3万円
ドラッグストア薬剤師 446.5~594.3万円
企業薬剤師(製薬会社) 431.1~664.4万円

※平均年収は初出時に掲載されていた求人情報をもとに算出しているため、閲覧時点の金額とは異なる場合がございます

企業薬剤師(製薬会社)の平均年収が最も高く、それに次いでドラッグストア薬剤師の平均年収が高い水準となっています。

製薬会社で働く薬剤師の年収が高い理由の一つには、研究部門の場合、高度な専門性が求められるため、大学院まで進んだ後に就職するケースが多いことが挙げられるでしょう。

また、MR(医薬情報担当者)のような営業職であれば、成果に応じて収入が高くなるケースもあります。

関連記事:製薬会社で働く薬剤師の平均年収は?主な仕事内容や転職のポイントも解説
関連記事:MRの平均年収はいくら?年収が高いといわれる理由や給料アップのポイントを解説

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1-5. 雇用形態別の平均年収(正社員・アルバイト・パート)

令和7年賃金構造基本統計調査」によれば、フルタイムで働く正社員など一般労働者にあたる薬剤師の平均年収は566万7900円です。

一方、アルバイト・パートなど短時間労働者にあたる薬剤師の平均年収は約264万1600円であり、約303万円の開きがあります。

※短時間労働者にあたる薬剤師の平均年収は「1時間当たり所定内給与額(2540円)」×「1日当たり所定内実労働時間数(5.8時間)」×「実労働日数(14.4 日)」×12カ月分+「年間賞与その他特別給与額(9万5900円)」で算出

時給に換算しても、フルタイムの正社員などが該当する一般労働者の薬剤師は2828円であるのに対し、アルバイト・パートなどで働く短時間労働者の薬剤師は2540円と、後者の方が低くなっています。なお、正社員と同等に週5日(月20日)、1日8時間働いた場合の年収は497万2700円となります。

参考:厚生労働省「薬剤師 - 職業詳細|厚生労働省職業情報提供サイト(job tag)

関連記事:パート薬剤師の平均時給はいくら?都道府県ごとに比較!実際の求人も紹介

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1-6. 過去5年間の薬剤師の平均年収推移

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を基に、2021年以降の薬剤師の平均年収を算出すると、500万円台後半で推移していることが分かります。

調査年度平均年収平均年齢平均勤続年数
2025年度566万7900円40.1歳8.6年
2024年度599万3200円40.9歳8.8年
2023年度577万8700円40.3歳7.9年
2022年度583万3900円41.1歳9.1年
2021年度566万4千円41.1歳8.9年

厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況(令和8年5月分)について」によると、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の有効求人倍率(パートを除く常用のみ)は2.37倍となっており、全職業の平均1.11倍と比べると高い水準です。

また、2026年度の調剤報酬改定では、保険薬局での確実な賃上げを図る目的で「調剤ベースアップ評価料」が新設され、40歳未満の薬局薬剤師については、2026年度、27年度でそれぞれ+3.2%の賃上げ目標が設定されました。

参考:厚生労働省「令和8年度診療報酬改定におけるベースアップ評価料等について

地方では薬剤師不足の傾向も続いていることから、来年以降も平均年収が大幅に下がることは考えにくいでしょう。

関連記事:薬剤師の将来性は?飽和状態や仕事がなくなる疑問について徹底解説!

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2. 薬剤師の年収は高い?低い?

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」を基に、薬剤師と他の医療従事者の平均年収を比較すると、医師や歯科医師よりは低いものの、基本的には高い水準であることが分かりました。

関連記事:薬剤師の年収は「高すぎる」?実際のデータや給料が高い理由を紹介

2-1. 他業種の平均年収との比較

令和7年賃金構造基本統計調査」によると、2025年の一般労働者全体の平均年収は545万5600円でした。

薬剤師の平均年収は566万7900円であるため、全体の平均年収よりも20万円以上多く、給与水準が高い職種であることが分かります。

2-2. 医師の平均年収との比較

令和7年賃金構造基本統計調査」によると、2025年の医師の平均年収は1512万2500円でした。同調査のデータを比較すると、医師が薬剤師(566万7900円)を945万4600円上回っていました。

2-3. 看護師の平均年収との比較

令和7年賃金構造基本統計調査」によると、2025年の看護師の平均年収は524万7200円でした。同調査のデータを比較すると、薬剤師(566万7900円)が看護師を約42万円上回っており、薬剤師の方が看護師より年収水準がやや高い傾向が見られます。

2-4. 医療従事者の平均年収との比較

同じく「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、各医療従事者の平均年収は次の表の通りです。

職種平均年収平均年齢平均勤続年数
医師1512万2500円45.7歳7.8年
薬剤師566万7900円40.1歳8.6年
歯科医師1062万6900円39.6歳6年
保健師551万3800円42.4歳9.6年
助産師566万7千円41.2歳9.3年
看護師524万7200円42.1歳9.8年
准看護師427万5200円51.8歳13.6年
診療放射線技師556万4800円41.1歳13.3年
臨床検査技師481万9900円40.2歳11.2年
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
視能訓練士
443万6千円36.2歳8.4年
歯科衛生士396万300円36.4歳6.1年
歯科技工士458万6300円41.6歳11.5年
栄養士404万300円38.9歳9.4年
その他の
保健医療従事者
454万1500円37.6歳8.4年

歯科医師が約1063万円と、医師に次いで高い年収となっていますが、その他の医療従事者は約396万円から約566万円であり、薬剤師(566万7900円)は医療従事者の中でも平均年収が高い職種であるといえます。

関連記事:薬剤師の年収は低すぎるって本当?他職種の給料との比較や年収を上げる方法を紹介

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3. 薬剤師が年収アップを目指す方法

薬剤師が年収アップを目指すには、「管理薬剤師にキャリアアップする」「認定薬剤師・専門薬剤師の資格を取得する」「正社員を目指す」「転職する」といった手段があります。それぞれについて詳しくご紹介します。

3-1. 管理薬剤師にキャリアアップする

同じ職場に勤め続けながら年収アップが叶えられる方法の一つが、管理薬剤師になることです。

医薬品の在庫管理やスタッフの指導など、業務内容が増え、責任も大きくなりますが、管理薬剤師に昇進すると多くの職場で役職手当が支給されます。

関連記事:管理薬剤師の平均年収はいくら?年収1000万円は目指せる?一般薬剤師の給料と比較

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3-2. 認定薬剤師・専門薬剤師の資格を取得する

会社によっては、認定薬剤師や専門薬剤師など、特定の資格を保有している薬剤師に対して、資格手当を支給する制度を設けていることがあります。こうした制度がある会社では、資格取得を目指すことで年収アップを実現できる可能性があります。

また、資格そのものが手当支給の対象でなくとも、資格取得を通して身に付けた知識やスキルを実務の中で発揮できれば、評価が高まり昇給につながるケースもあるでしょう。

関連記事:薬剤師がもらえる手当にはどんな種類がある?初任給や年収の相場も紹介

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3-3. アルバイト・パートの場合は正社員を目指す

アルバイトやパートとして働いている薬剤師は、正社員になることで年収を上げられる場合があります。

時給制では、労働時間に応じて収入が決まるため、勤務日数や時間が限られていると年収が伸びにくい傾向があります。一方で、正社員は決められた支給額以外にも、賞与や手当などによって収入が増えやすいといえるでしょう。

ただし、正社員になると、希望しない部署への異動や長期休暇の取得などが難しくなることもあるため、年収以外の点も考慮した上で判断することが必要です。

関連記事:薬剤師のパートの働き方とは?主な仕事内容や平均時給、メリット・デメリットまで徹底解説

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3-4. 給料水準が高い職場に転職する

給料水準の高い職場への転職は、年収を上げるために有効な手段です。比較的高収入になりやすい求人の例としては、高度な専門性が求められる製薬会社の研究・開発職や、複数の店舗を巡回して勤務するラウンダー薬剤師などが挙げられます。

他にも、全国展開している薬局・企業では、転勤が可能な人材に対して高めの給与が設定されている場合があります。

ライフスタイルや希望する働き方と照らし合わせながら、転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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4. 薬剤師の転職成功事例

マイナビ薬剤師を利用して転職に成功した方のエピソードを、キャリアアドバイザーが語る転職成功事例集から3つをご紹介いたします!

4-1. 【年収アップ】年収アップと独立を目指し、新天地で新たなスタート

プロフィール

年齢:28歳 性別:男性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 埼玉県
勤務先 調剤薬局
雇用形態 正社員
年収 550万円
転職後
勤務地 大阪府
勤務先 調剤薬局
雇用形態 正社員
年収 700万円(150万円UP)

事例概要

大手薬局チェーンにお勤めのYさんは、独立へのノウハウを身に付けるために転職を希望され、ご登録をいただきました。

転職の希望条件は独立支援があること、かつ、独立資金の貯金のために年収を650万までアップさせることの二つでした。

勤務地にはこだわらないとのことでしたので、年収相場の高い地域で条件に合う会社を2社ご紹介し、どちらも無事内定が出ました。

よりYさんのご希望にマッチしていたのは大阪の会社でしたが、いざ内定が出てみると、土地勘のない場所で独立することを不安に感じていらっしゃるようでした。

そこで、一度返事を保留にしてもらったまま、関東で条件に当てはまる会社を探し直しましたが、中部や関西地域に比べ関東の会社は年収相場が低め。

ご希望の年収を下げるか、勤務地を優先するか、Yさんは最後の最後で決めかねているご様子でした。

最終的な決め手は、返答を保留していた大阪の会社がYさんを食事会に呼んでくださったこと。

実際に働いている社員の方々とお話しできたことで不安が解消されたのか、食事会後すぐにご入社を決心されました。

入社前から社員を大切にする本当によい会社を紹介できました。

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4-2. 【ゼロからの挑戦】生き方や人間性まで大きく変わった転職

プロフィール

年齢:35歳 性別:女性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 東京都
勤務先 工場勤務(作業)
雇用形態 アルバイト
時給 1400円
転職後
勤務地 東京都
勤務先 調剤薬局
雇用形態 パート
時給 2800円(2倍にUP)

事例概要

不特定多数の人とコミュニケーションを取るのが苦手で、薬局やドラッグストアでの接客業務に自信がないと話すSさんは、薬学部を卒業後、10年以上も工場で日給制のアルバイトをなさっていました。

「こんな私でも働けそうな場所はあるのでしょうか」とうつむきがちな彼女の薬剤師としての第一歩を後押ししたいと思い、転職の手伝いをさせていただくことになりました。

会社を探す際何よりも重視したのは、教育体制がしっかりしていて、未経験の方を温かく迎え入れてくれること。

以前ほかの方に紹介したアットホームな薬局をSさんに紹介し、面接の猛練習が始まりました。

何度も面接練習をするうちにみるみる上達されていったSさん。

結果、見事採用が決まり、担当の方に採用の決め手をうかがうと、「ぎこちなさはあったが、新しい一歩を踏み出そうという素直な気持ちが伝わってきたこと」「薬剤師としての使命や果たすべき義務を純粋にかつ真摯にとらえているので、周囲へもいい影響を与えてくれると期待を持てたこと」とのことでした。

まずはパート勤務から始め、大丈夫そうなら正社員へという流れで希望通りの転職となりました。

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4-3. 【職種チェンジ】転職を機に、ずっとなりたかったCRAに

プロフィール

年齢:33歳 性別:女性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 東京都
雇用形態 調剤薬局
雇用形態 正職員
年収 450万円
転職後
勤務地 東京都
勤務先 医薬品メーカー
雇用形態 正職員
年収 500万円(50万円UP)

事例概要

Hさんは東京の調剤薬局で勤務されていましたが、ご主人の転勤に伴った転居を機に育児に専念され、2年後再び東京への転勤となり、育児もひと段落したことから仕事に復帰したいとご希望をいただきました。

新卒のときはCRAを目指していたものの、途中であきらめて調剤薬局に就職したHさんですが、勉強会にも積極的に参加したいなどお仕事にかなり意欲的でした。

お仕事の希望条件はご家庭の両立を重視した内容でしたが、ご主人の希望が大きいとのことでした。

そこで、せっかくお仕事に復帰されるならCRAを目指してみては、とご提案。

以前別の紹介会社で育児と勤務の両立は難しいといわれたとのことでしたが、まずはご主人とお話しさせていただき、CRAが必ずしも激務ではないこと、理解のある会社を選べば育児や家庭との両立も可能であること、Hさんが長年やりたいと思っていた仕事を応援していただきたいとお伝えしました。

Hさんの場合、CRA未経験という厳しい状況ではありましたが、業界の現状やトレンド、今後CRAとして求められるスキルといった情報を伝え、面接対策に力を入れました。

その結果、見事外資系のベンチャー企業から内定をいただくことができました。

採用担当の方にうかがったところ「CRAとして働きたいという熱意が伝わったことが決め手となった」とのこと。

転職において何よりも「この会社で働きたい」という熱意が大切だと分かる好例となりました。

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5. 薬剤師の年収に関するQ&A

5-1. 薬剤師は年収1,000万円を目指せる?

薬剤師が年収1000万円を稼げるケースは少ないものの、不可能ではありません。厚生労働省が公開している「薬剤師の需給動向把握事業」報告書によると、薬局薬剤師の2.3%、病院薬剤師の0.6%が年収1000万円超であるとされています(2019年時点)。

関連記事:薬剤師が年収1000万円を狙うには?年収アップを目指す秘策も紹介
関連記事:薬剤師は年収2000万円を稼げる?収入アップのポイントも解説

5-2. 公務員薬剤師の平均年収はいくら?

人事院の「令和7年国家公務員給与等実態調査報告書」によると、「医療職俸給表 (二)」が適用される国家公務員薬剤師の平均年収は593万5174円でした(2025年の平均給与月額×12カ月分に、同年度の人事院勧告・報告におけるボーナス支給月数4.65カ月分を加えて算出)。

また、総務省の「令和7年 地方公務員給与の実態」によると、地方公務員薬剤師の平均年収は615万2626円でした(2025年の「薬剤師・医療技術職」の給与月額合計×12カ月分に、期末手当・勤勉手当を加えて算出)。ただし、地方公務員の給料は各自治体が定めているため、実際の相場とは異なる場合があります。

関連記事:公務員薬剤師の平均年収はいくら?地方・国家公務員の給料データを紹介

5-3. 薬剤師の年収の中央値はいくら?

厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」における「所定内給与額(中位数)」を基に算出すると、賞与や残業手当などを除いた薬剤師の年収の中央値は427万9200円です。

※年収の中央値=所定内給与額(中位数)×12カ月で算出(年間賞与その他の特別給与額、残業手当などは含まない)

中央値とは、データを小さい順や大きい順に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する値のことです。分布が偏っている場合は、平均値よりも中央値のほうが「一般的な数値」の感覚に近いとされています。

例えば、10人の薬剤師の年収データがある場合は5番目と6番目の年収の平均、9人の場合は5番目の年収が中央値となります。平均値は極端に高い・低い数字の影響も受けてしまいますが、中央値では実態に近い水準を把握することが可能です。

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査で使用されている主な用語の説明

関連記事:薬剤師の年収の中央値はいくら?年齢別の平均年収のデータなども紹介

5-4. 薬剤師の生涯年収はいくら?

厚生労働省の「薬剤師の偏在への対応策」によると、常勤で65歳まで働くことを想定した場合、薬局薬剤師の生涯年収は2億2768万円、常勤の病院薬剤師の生涯年収は2億3280万円とされています。

なお、非常勤の生涯年収は、薬局薬剤師が9500万円、病院薬剤師が9550万円となっており、正社員として常勤で働く場合と、非常勤のパート・アルバイトとして働く場合では、生涯年収に大きな差があるといえます。

関連記事:薬剤師の生涯年収はいくら?他職種と比べて低い?データをもとに解説

6. まとめ

転職を考える時、年収は大きな検討材料の一つです。一口に薬剤師といっても、地域や職種によってさまざまな働き方、収入モデルがあります。

あなたが思い描く理想の薬剤師とは、どんな薬剤師でしょうか? 自分がどのような薬剤師になりたいか、ぜひマイナビ薬剤師のアドバイザーにご相談ください。

全国各地の拠点でサービスを展開しているため、不慣れな土地での転職相談もお任せください。納得のいく転職を行えるよう、誠心誠意お手伝いいたします。

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