薬剤師の転職Q&A転職準備

薬剤師の転職Q&A 転職準備

転職準備に関する質問と回答

Q薬剤師の平均年収(給料)はいくらぐらいですか?

A

働く上で、ご自身のお給料が高いのか低いのか気になるものです。

そこで、現役の薬剤師さん500人に本音で聞いた年収・お給料事情から、勤務先別の平均年収やランキングをご紹介いたします。

さらには転職成功事例から年収アップだけではない働き方改革についても詳しくご説明いたします。

1. 薬剤師の年収

まずは、薬剤師の平均年収を男女別・年代別・都道府県別・業種別・働き方別にデータと特徴を見ていきましょう。

1-1. 男女別・年代別 薬剤師の平均年収

性別 年収 平均年齢
男女計 583.4万円 41.1歳
男性薬剤師 637.1万円 41.5歳
女性薬剤師 540.1万円 40.9歳
年齢層 平均年収 平均年齢
20~24歳 381.3万円 24.5歳
25~29歳 464.9万円 27.1歳
30~34歳 564.1万円 32.2歳
35~39歳 608.1万円 37.2歳
40~44歳 630.4万円 42.1歳
45~49歳 641.2万円 47.5歳
50~54歳 665.6万円 52.4歳
55~59歳 717.4万円 57.8歳
全年代平均 583.4万円 41.1歳

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータから、男女別・年齢層別にそれぞれの平均年収についてまとめてみました(「賃金構造基本統計調査」では「きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額」で平均年収を算出)。

男性薬剤師・女性薬剤師で比較してみると、年収については男性薬剤師のほうが約97万円高い平均となっています。

この差は、女性薬剤師のほうが産休・育休休暇、復職後の時短勤務などのライフプランに伴う働き方の変化が大きいのも影響していると思われます。

平均年齢は、男性薬剤師のほうが女性薬剤師より、0.6歳高いですが、違いはほぼないと言えるでしょう。

年齢層別にみていくと、最も平均年収が高いのは、55~59歳で717.4万円でした。男性はキャリアを重ね一般薬剤師から昇進する方も少なくありません。また、女性においても、子育てがひと段落ついてから仕事に集中できるようになることで着実な年収アップが実現されているのかもしれません。

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1-2. 薬剤師の都道府県別年収ランキング

次に、同じく「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータから、都道府県別の薬剤師で平均年収ランキングを作成しました。

順位 都道府県 平均年収
1 宮崎県 717.7万円
2 熊本県 684.1万円
3 栃木県 664.8万円
4 青森県 651.9万円
5 静岡県 638万円
参考 全国平均 583.4万円

1位は宮崎県の717.7万円で、全国平均を134.3万円上回っています。

トップ5以下は、6位:茨城県、 7位:京都府、 8位:大阪府、 9位:長崎県、 10位:群馬県と続きます。

47都道府県中上位14県が、平均年収が600万円を超える結果となりました。

いわゆる大都市圏では、東京都が23位、大阪府が8位、愛知県が27位となっております。

平均年収の相場は都市部に行けば行くほど高くなると思われがちですが、薬剤師の場合は都市部から少しだけ離れた地方のほうが高い傾向にあることがわかかります。

人材や企業が都市部に集中しているため、人口に対する薬剤師の人数など、需要と供給のバランスがポイントになっているようです。

勤務地を都心部や通勤時間が短いエリアにこだわらずに就職先を探されて、ご本人に満足のいく転職になった案件も多くあるようです。

年収アップのために転職を希望されている方は、地方での勤務を選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

なお、薬剤師の都道府県別の年収については、下記のコンテンツでも詳しく取り上げていますので、併せてご覧ください。

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1-3. 業種別の平均年収

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業種 平均年収
調剤薬局 428.7~596.3万円
病院薬剤師 401.4~542.2万円
ドラッグストア 446.5~594.3万円
製薬会社 431.1~664.4万円

製薬会社の年収一番が高く、それに次いで昨今増えているドラッグストアでの年収も高い傾向あります。

製薬会社に勤務する薬剤師は、業績が給与に直結する成果主義であることが多いため、年収も高くなるものと考えられます。

ドラッグストアの年収が高くなる要因は、調剤室を併設しているドラッグストアの出店が増えており、それに合わせて人員増強のために各社が薬剤師の取り合い合戦になっているからです。

また、ドラッグストアは店舗勤務だけではなく、複数の店舗を束ねる管理職も求められていることがあります。

そのため、提示されている上限年収も高い傾向になっています。

さらに、業務内容の幅広さや勤務時間の長さなども平均年収を高める要因となっていると思われます。

一方で、病院薬剤師は業種内で年収が低い結果となっています。

年収は低いものの、他の業種に比べ幅広い知識や経験を得ることができるため病院薬剤師を目指す方は多いようです。

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1-4. 働き方(雇用形態)別 薬剤師の平均年収

令和4年賃金構造基本統計調査」によれば、正社員として雇用されている薬剤師の平均年収は583.4万円となっています。

一方、短時間労働者(パート・アルバイト)である薬剤師の平均年収は287.1万円であり(「実労働日数13.5日×1日当たり所定内実労働時間数5.9時間×1時間当たり所定内給与額2903円×12カ月+年間賞与その他特別給与額97.3千円」で算出)、正社員とは約296.3万円の開きがあります。

正社員と同等の週5日(月20日)、1日8時間働いた場合は約567万円となります。

1-5. 過去5年間の薬剤師の平均年収推移

賃金構造基本統計調査」に基づく過去5年間の薬剤師の平均年収の推移は以下の通りです。

年度 平均年収
2023年 583.4万円
2022年 580.5万円
2021年 565.1万円
2020年 561.7万円
2019年 548.3万円

年によって若干の増減はありますが、ほぼ550~580万円となっており、薬剤師は比較的高い平均年収を維持していると言えるでしょう。

厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況(令和5年4月分)について」によると、「医師・薬剤師等」の有効求人倍率はパートを含むデータで1.99倍で、全職業の平均1.32倍と比べると高いです。

地方では薬剤師不足が深刻になっていることから、平均年収が上がっていくのではないかと思われます。

2. 薬剤師とその他職種との平均年収の比較

次に、薬剤師と日本の平均年収、さらにその他の職種とでは平均年収にどの程度の違いがあるのかを見ていきましょう。

2-1. 日本の平均年収と薬剤師の平均年収

国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によれば、1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は443万円でした。

男女別に見ると、男性545万円、女性 302万円となっています。

薬剤師の平均年収は583.4万円ですから、全体の平均年収よりも約140.4万円多く、給与水準が高い職種であることがわかります。

2-2. 医療従事者の平均年収と薬剤師の平均年収

医療従事者には、医師や薬剤師のほか、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師など様々な職種が含まれます。

これらの職種と薬剤師の平均年収を比較してみましょう。

なお、看護師、医師については、次項以下で個別に取り上げます。

令和4年賃金構造基本統計調査」によると、主な医療従事者の平均年収は以下の通りです。

職業 平均年収
歯科医師 810.4万円
診療放射線技師 543.7万円
臨床検査技師 508.9万円
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士 430.7万円
看護師 508.1万円
准看護師 418.2万円
医師 1428.9万円

医師・歯科医師が800~1400万円を超える高い年収ですが、その他の医療従事者は400~500万円台前半であり、やはり薬剤師は医療従事者の中でも平均年収が高い職種であるということです。

2-3. 看護師の平均年収と薬剤師の平均年収

令和4年賃金構造基本統計調査」による看護師の平均年収は508.1万円で、薬剤師の平均年収583.4万円よりも75.3万円ほど低くなっています。

女性が多い職種であることも影響しているでしょうが、仕事の大変さを考慮すると、平均年収はやや低めだと言えるかもしれません。

なお、厚生労働省が令和3年に実施した「第23回医療経済実態調査 (医療機関等調査) 報告」の「職種別常勤職員1人平均給料年(度)額等」では、国立の一般病院に勤務する看護職員の平均年収(前年度)は529.8万円(平均給料417.9万円+賞与111.9万円)で、薬剤師の571.7万円(平均給料445.2万円+賞与126.4万円)を約41.9万円ほど下回っています。

2-4. 医師の平均年収と薬剤師の平均年収

令和4年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は1428.9万円で、薬剤師の平均年収(583.4万円)の約2.4倍となっています。

医師は、医療従事者のみならず、あらゆる職業の中でトップクラスの年収を得られる仕事であることがデータからも明らかです。

医師という職業は専門性が高く、また超高齢化社会で激務を強いられていることが、高年収の要因であるといえるでしょう。

また、厚生労働省が令和3年に実施した「第23回医療経済実態調査 (医療機関等調査) 報告」の「職種別常勤職員1人平均給料年(度)額等」では、国立の一般病院に勤務する医師の平均年収(前年度)は1323.9万円(平均給料1098.2万円+賞与225.6万円)で、薬剤師の571.7万円の約2.3倍となっています。

3. 業種別 薬剤師が年収アップを目指す方法

次に薬剤師の年収アップに繋がるポイントや、目指すための方法について説明します。

3-1. 現在の昇進条件を確認する

年収アップを図るには、やはり昇進する必要があります。

病院なら薬剤部門の管理職、調剤薬局やドラッグストアなら店長、製薬会社では部課長などに昇進することで、役職手当などが付き年収がアップします。

まず、勤務先の昇給率や昇進した際の手当額を確認してみましょう。

同じ職場に長く勤める場合は、この昇進率に注意する必要があります。

日本の平均的な昇給率は2%前後ですので、それ以上かどうかを目安にするといいのではないかと思います。

次に、管理薬剤師や薬局長など昇進した際、どのくらい年収が上がるかも大切なポイントです。

年収アップのために一生懸命働いて昇進したにも関わらず、ほとんど年収が上がらないのでは元も子もありません。

自分で納得できる年収になるかどうか、事前に確認しておきましょう。

3-2. 認定薬剤師など資格取得を目指す

薬剤師として年収アップ、スキルアップを目指すには、専門性の高さを示す認定薬剤師や専門薬剤師などの資格を取得するのもいいでしょう。

認定薬剤師は一定の技術や知識があることを示したい人向け、専門薬剤師は臨床でさらに活躍したい上級者向けの資格です。

調剤薬局や病院では、決められた資格を取ると資格手当を支給してもらえることがあります。

資格取得に力を入れている企業では月5万程度の手当が支給されますので、年収にすると60万円程度アップします。

専門的な知識を深めたい方は、ぜひチャレンジして損はないかと思います。

3-3. 職種や雇用形態を見直す

もう一つの方法が、職種や雇用形態を見直して年収アップを図ることです。

一般的に、薬剤師として最も高い年収が見込めるのは製薬会社勤務なので、狭き門ですが企業薬剤師に転身するのもありかと思います。

また、薬剤師はさまざまな雇用形態で働くことができます。

現在パートで働いている方で今後時間にゆとりが出そうな場合には正社員になる道を検討してみたり、働く場所にこだわらない場合は派遣薬剤師として地方の時給の高い薬局に勤めたりすることで年収アップに繋がります。

今一度自分の置かれている環境を見直し、年収アップを狙ってみてはいかがでしょうか。

4. 年収アップを目指せる薬剤師の転職先例

薬剤師として年収アップを目指すには、転職して働き方を変えるという方法もあります。高収入が見込める転職先として、3つのパターンをご紹介します。

4-1. その1 企業で薬剤師として働く

薬剤師の平均年収は、一般的に病院や薬局よりも企業で働いている人の方が高いです。

企業薬剤師は、製薬会社や食品メーカーでの品質管理や開発、研究、製薬会社でのMR、学術、治験に関する業務など幅広い業務に携わることができます。

人気が高い職種なのでハードルは高めですが、管理職まで昇進すれば年収1000万円も夢ではないでしょう。

さらに、大企業のメリットとして福利厚生が充実している点もポイントです。

住宅補助や家族手当、単身赴任手当が手厚いことが多いので、そこも踏まえると必然的に手元に残るお金が多くなります。

4-2. その2 管理薬剤師を目指す

次に高収入が見込める転職先としては、管理薬剤師になることです。

管理薬剤師とは、薬局やドラッグストアの店舗の責任者で、薬局や店舗内にある医薬品の管理だけでなく、従業員の監督業務などを行います。

管理薬剤師になることで資格手当が月数万円プラスされることがありますし、薬局長も兼任すればさらに収入アップが見込めます。

管理薬剤師の平均年収は、500万円〜800万円となっています。

将来的にエリアマネージャーなどの管理職を目指すのであれば、管理薬剤師は登竜門になります。

勤務先での出世を考えている方は、管理薬剤師を目指すのが良いかもしれません。

4-3. その3 正社員以外なら派遣薬剤師も検討してみる

正社員以外の働き方として注目されているのが、派遣薬剤師です。

派遣薬剤師は派遣会社と雇用契約を結び、主に人員が不足している薬局やドラッグストアに派遣される形で働きます。

不足しがちな薬剤師の人材を確保すべく、待遇が良くなるということです。

一般的な薬剤師のパート時給は1800円〜2300円程度ですが、派遣社員となると時給2500円〜3000円以上もらえるケースもあります。

また、自分のライフスタイルに合わせて働くことができ、さまざまな職場で働いてスキルアップできるのも派遣薬剤師の魅力です。

比較的人員が不足しやすく、補充しづらい地方や駅からのアクセスが不便な薬局だとより時給が高い傾向にあるので、働く場所にこだわりがない方は検討してみても良いかもしれません。

ただし、派遣薬剤師は同じ企業で3年以上働くことができないといったデメリットもあります。

派遣社員として一定期間働いたあと、直接雇用に切り替えられる「紹介予定派遣」を利用するなどの注意が必要です。

5. 薬剤師の転職成功事例

マイナビ薬剤師を利用して転職に成功した方のエピソードを、キャリアアドバイザーが語る転職成功事例集から3つをご紹介いたします!

5-1. 【年収アップ】年収アップと独立を目指し、新天地で新たなスタート

プロフィール
年齢:28歳 性別:男性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 埼玉県
勤務先 調剤薬局
雇用形態 正社員
年収 550万円
転職後
勤務地 大阪府
勤務先 調剤薬局
雇用形態 正社員
年収 700万円(150万円UP)
事例概要

大手薬局チェーンにお勤めのYさんは、独立へのノウハウを身に着けるための転職を希望され、ご登録をいただきました。

転職の希望条件は独立支援があり、かつ、独立資金の貯金のために年収を650万までアップさせることの2つでした。

勤務地にはこだわらないとのことでしたので年収相場の高い地域で条件に合う会社を2社ご紹介し、どちらも無事内定が出ました。

よりYさんのご希望にマッチしていたのは大阪の会社でしたが、いざ内定が出てみると、土地勘のない場所で独立することを不安に感じていらっしゃるようでした。

そこで、一度返事を保留にしてもらったまま、関東で条件に当てはまる会社を探しなおしましたが、中部や関西地域に比べ関東の会社は年収相場が低め。

ご希望の年収を下げるか、勤務地を優先するか、Yさんは最後の最後で決めかねているご様子でした。

最終的な決め手は返答を保留していた大阪の会社が食事会にYさんを呼んでくださったこと。

実際に働いている社員の方々とお話できたことで不安が解消されたのか、食事会後すぐにご入社を決心されました。

入社前から社員を大切にする本当によい会社を紹介できました。

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5-2. 【ゼロからの挑戦】生き方や人間性まで大きく変わった転職

プロフィール
年齢:35歳 性別:女性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 東京都
勤務先 工場勤務(作業)
雇用形態 アルバイト
時給 900円
転職後
勤務地 東京都
勤務先 調剤薬局
雇用形態 パート
時給 1800円(2倍にUP)
事例概要

不特定多数の人とコミュニケーションをとるのが苦手で薬局やドラッグストアでの接客業務に自信がないと話すSさんは、薬学部を卒業後、10年以上も工場で日給制のアルバイトをなさっていました。

「こんな私でも働けそうな場所はあるのでしょうか」とうつむきがちな彼女の薬剤師としての第一歩を後押ししたいと思い、転職の手伝いをさせていただくことになりました。

会社を探す際何よりも重視したのは、教育体制がしっかりしていて、未経験の方を温かく迎え入れてくれること。

以前ほかの方に紹介したアットホームな薬局をSさんに紹介し、面接の猛練習が始まりました。

何度も面接練習をするうちにみるみる上達されていったSさん。

結果、見事採用が決まり、担当の方に採用の決め手をうかがうと、「ぎこちなさはあったが、新しい一歩を踏み出そうという素直な気持ちが伝わってきたこと」「薬剤師としての使命や果たすべき義務を純粋にかつ真摯にとらえているので、周囲へもいい影響を与えてくれると期待を持てたこと」とのことでした。

まずはパート勤務から始め、大丈夫そうなら正社員へという流れで希望通りの転職となりました。

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5-3. 【職種チェンジ】転職を機に、ずっとなりたかったCRAに

プロフィール
年齢:33歳 性別:女性 仕事内容:薬剤師
転職前
勤務地 東京都
雇用形態 調剤薬局
雇用形態 正職員
年収 450万円
転職後
勤務地 東京都
勤務先 医薬品メーカー
雇用形態 正職員
年収 500万円(50万円UP)
事例概要

Hさんは東京の調剤薬局で勤務されていましたが、ご主人の転勤に伴った転居を機に育児に専念され、2年後再び東京への転勤となり、育児もひと段落したことから仕事に復帰したいとご希望をいただきました。

新卒の時はCRAを目指していたが途中であきらめて調剤薬局に就職したHさんですが、勉強会にも積極的に参加したいなどお仕事にかなり意欲的でした。

お仕事の希望条件はご家庭の両立を重視した内容でしたが、ご主人の希望が大きいとのことでした。

そこで、せっかくお仕事に復帰されるならCRAを目指してみてはとご提案。

以前別の紹介会社で育児と勤務の両立は難しいと言われたとのことでしたが、まずはご主人とお話させていただき、CRAが必ずしも激務ではないこと、理解のある会社を選べば育児や家庭との両立も可能であること、Hさんが長年やりたいと思っていた仕事を応援していただきたいとお伝えしました。

Hさんの場合、CRA未経験という厳しい状況ではありましたが、業界の現状やトレンド、今後CRAとして求められるスキルといった情報を伝え、面接対策に力を入れました。

その結果、見事外資系のベンチャー企業から内定をいただくことができました。

採用担当の方にうかがったところ「CRAとして働きたいという熱意が伝わったことが決め手となった」とのこと。

転職において何よりも「この会社で働きたい」という熱意が大切だとわかる好例となりました。

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6. まとめ

転職を考えた際、年収は大きな検討材料の一つです。薬剤師とひとことで言っても、地域や職種によってさまざまな薬剤師モデルがあります。

あなたが思い描く理想の薬剤師とは、どんな薬剤師でしょうか?

ご自身がどのような薬剤師になりたいか、ぜひマイナビ薬剤師のアドバイザーにご相談ください。

納得のいく転職を行えるよう、誠心誠意お手伝いいたします。

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