薬剤師資格を活かして研究職に転職するために必要な2つのポイント

薬剤師資格を活かして研究職に転職する

薬剤師の転職先のひとつに、製薬メーカーでの研究職があります。研究職は収入が良く、福利厚生も充実する傾向にあることから、就職を希望する人も少なくありません。

しかし、高いスキルが求められる分、転職へのハードルも上がりがちです。今回は、薬剤師が研究職に転職するために必要なスキルや条件について考えてみましょう。

1.研究職とは

研究職の女性

研究職は、製薬会社や食品会社、化学企業などに所属し、病気治癒のメカニズム解明や新薬開発、動物実験などの研究に携わる職種です。毎日実験と考察を繰り返し、ひとつの研究を完了させるために多大な年数を費やすこともあります。

各メーカーともに莫大なコストを投入している部署であり、企業の将来を支える「花形」ともいえるでしょう。

事業を支える部署として、総じて年収が高く福利厚生などの待遇が充実していることも大きな特徴です。ただし、求人は新卒採用にかたよりがちで、中途採用数は少ないのが残念なところ。

加えて、研究職を希望する薬剤師は多く、中途採用においても倍率が高く、狭き門となっているのが現状です。

2.研究職に就くために必要なこと

研究職に転職するためには、まずは狭き門を突破して採用されなければなりません。また、採用が決定しても、研究職ならではの必要なスキルもあります。就職するために必要な条件とともに、働くうえで求められるスキルを確認しておきましょう。

2-1.研究職に就職するためには「博士号」の取得を

研究職を目指すのであれば、少なくとも修士号を取得していることが条件となります。6年制薬学部の卒業によって得られるのは学士号のみですが、2009年以降、薬剤師の修士号が廃止されたため、一般的に薬学部6年制学士は修士と同列に扱われるとされています。

ただし、あくまでも表面的なもので、実際には学士の資格しかありません。まれにこうした理由から応募を拒否されることもあるため、研究職を目指すのなら博士号まで取得しておくと良いでしょう。

博士号を必須条件としない求人もありますが、応募するライバルの多くが修士号や博士号を取得している人材です。大学院を卒業して学位を持っていなければ、一次選考で落とされる可能性も考えられます。

また、研究職への転職では、最終学歴のネームバリューにも注目される傾向があります。目指している分野の権威者が在籍している大学院や、有名国立大学・有名私立大学で博士号を取得することで、有利に働くことがあるでしょう。

2-2.研究職につくための必要なスキルとは

相談をする研究職の男性

博士号の取得が採用までの条件とするならば、採用後に求められるスキルとして欠かせないのが「コミュニケーション能力」でしょう。

研究を進めるうえで、多くの人と協力し、プロジェクトを組むことになります。社会人として最低限のコミュニケーションを取らなければなりません。

また、研究結果が現れるまで根気よく取り組む姿勢も大切です。ただし、会社の都合で急遽研究内容が変更になったり、中止になったりすることもありえます。

研究に没頭できる情熱を持ちつつ、予定の変更に合わせてスパッと気持ちを切り替えられるような、バランス感覚を磨いておきましょう。
漠然としたあこがれのみで研究職を目指してしまうと、その実情に後悔する可能性もあります。まずは、自分の適性を見極めながら、転職を考えてみましょう。

2-3.調剤業務の経験も欠かせない

博士号の取得や、コミュニケーション能力はもちろん大切です。ですが、それ以上に基本となる調剤業務の経験は欠かせないことを知っておきましょう。

加えて、マネジメントのスキルも求められることがあります。企業によって求められるスキルは実に様々です。

例えば、製薬会社など民間の研究職では、その他どういったスキルが求められるでしょうか?

以下の記事では民間の研究職だけでなく、「治験コーディネーター(CRC)」「臨床開発モニター(CRA)」などの業務内容と必要なスキルをまとめています。

研究職を始めとした、異業種全般に興味がある方は、ぜひご一読ください。

3.薬剤師から研究職への転職

薬剤師から研究職に転職した女性

研究職に転職する人の多くは、前職も何らかの研究職に携わっていた人であり、一般の薬局薬剤師から転職できる可能性はかなり低いのが現状です。とはいえ、それでも可能性はゼロではありません。

相手のニーズに合った経験をしっかりアピールできれば、突破口はあります。独自に研究に取り組むなど、企業に示せる実績があれば、可能性は開けるでしょう。

ただし、研究職で中途採用の求人が出ることは少なく、転職できるまで長期戦になることが予測されます。研究職に限らず、たとえば開発職や品質管理職など、企業内で薬剤師資格を活用できる職種も視野に入れ、柔軟な対応を考えてみましょう。

3-1.マイナビ薬剤師のサポートを受けて華麗なる転職を目指そう

実際のところ、現場で働く薬剤師から研究職への転職は、かなりのレアケースです。まず、研究職の中途採用求人が公募されること自体が少ないため、情報を得ることすら難しいかもしれません。

研究職への転職を希望しているのなら、転職エージェントなどプロの手を借り、常に情報をチェックできる環境を整えておくのがおすすめです。

マイナビ薬剤師では、研究職の非公開求人を扱うことも多く、応募の可能性が広がります。自分自身のキャリアパスを考えながら、より良い条件を探していきましょう。

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