薬剤師の転職に、転職回数は影響する?転職の多い人が成功するコツ


これから転職しようとしている人の中には、自分の転職回数の多さを不安に思っている人も少なくないのではないでしょうか。

そこで、薬剤師の転職における転職回数とその成功の関係を検証。転職回数の多さが不利になる場合とそうではない場合、転職回数が多くても成功するコツをご紹介します。

1.薬剤師の転職状況の実態とは?

一般的に、薬剤師の転職回数は多いといわれています。医療系全体で見ても転職者の割合は高く、厚生労働省の「平成27年転職者実態調査の概況」では、「転職者がいる事業所」の割合は「情報通信業(48.7%)」「運輸業、郵便業(48.5%)」に次いで、「医療、福祉(45.3%)」は第3位と、高い割合であることがわかっています。

2.転職回数の多さを不利にしないためには「転職理由」が重要

厚生労働省の調査によると、医師・薬剤師等のこれは、ほかの業種に比べても群を抜く高さです。この数字から見ても、薬剤師業界は現在売り手市場で、転職しやすい状況にあるといっていいでしょう。

とはいえ、転職回数が転職の際に不利になるかどうかは、転職理由によるといえます。薬剤師が転職する理由として多いのは、以下のようなものが挙げられます。

  • 年収アップのため
  • 社風が合わなかったため

夫の転勤、結婚や出産のための退職など、環境やライフステージの変化が含まれる場合などは問題ないでしょう。また、勤務していた薬局が経営難のため退職せざるをえなかったなど、「会社都合」の場合も同様です。

一方、転職理由が「自己都合」になる場合は少々注意が必要です。特に短期間で何度も転職している場合は要注意。なぜなら、企業側は「少しでも長く働いてくれる人」を求めているから。そのため、転職回数が3回、4回以上となると、企業側にネガティブな印象を与える可能性が高くなります。

ただし、転職理由の多くは「自己都合」であることが実情です。「年収アップのため」や「社風が合わない」などの理由の他にも、労働環境の良い職場に変えたい、スキルアップができる環境で働きたいなど、待遇に対する不満や不安が多くを占めます。

このような理由では、必ずしも転職が正解ではありません。場合によっては現在の職場で改善できる方法を考えたほうがメリットが多いこともあります。

不安や不満などネガティブな転職理由でああれば、まずはストレスを感じる原因を探ることから始めましょう。例えば、ドラッグストアの労働環境であれば、チェーンの他店舗に異動すれば解決するかも知れませんよね?

それでも転職を検討される方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。よくある転職理由をご紹介しながら、理想的な転職をするために知っておきたいポイントについてまとめて掲載しています。

転職回数が多い方は転職の悪循環に陥っている可能性もありますので、一層確認すべきでしょう。

3.転職回数が多い人はどう対策すればいい?

転職回数が多いと採用担当者がネガティブな印象を抱きやすいとはいえ、転職できないわけではないのでご安心ください。転職回数が多い人でも、転職活動に成功するコツをご紹介します。

3-1.履歴書と職務経歴書には正確な情報を

転職活動の際、必要となってくるのが履歴書と職務経歴書です。転職回数が多い場合、企業の人事担当者に「うちに入社してもまたすぐに辞めてしまうのでは?」「忍耐力がないのでは?」といった先入観を持たれてしまうことが少なくありません。

しかし、ここで最も大切なことは、転職回数が多いからといって転職歴をごまかしてはいけないということ。年金手帳を見れば職務経歴は一目瞭然です。経歴詐称は解雇事由にもなりますので、絶対にやってはいけません。

また、ごまかしや虚偽の申告は当然ないとしても、書き方ひとつで与えるイメージは大きく変わります。例えば、職務経歴書は内容が単調になりがちなため、単なる事実の羅列に終止してしまうケースがあります。自身のアピールをしたいのであれば、これでは不十分です。

改善策の一つに、職務内容に関する具体的なエピソードを交えてみましょう。薬剤師は患者さんに対する接遇スキルも重要視されるため、コミュニケーションスキルの高さを評価してもらえるかも知れません。

このように、履歴書や職務経歴書には“知っているだけで差がつくポイント”があります。以下の記事ではそういった内容をまとめてご紹介していますので、ぜひご一読ください!

3-2.面接で転職回数が不利にならない回答をする

続いて、面接時の注意点を見ていきましょう。転職回数が多い人に対し、面接担当者が知りたいのは「なぜ転職したのか?」ということです。そのため、面接では必ず転職理由を聞かれるでしょう。そのときの回答によっては、転職回数が不利に働いてしまう場合もあります。

そうならないためのポイントは以下の3つです。

3-3.前職の不満や悪口は言わない

「人間関係に不満があったから」「給与や待遇が希望と違っていたから」「仕事が忙しすぎたから」といった理由は、たとえそれが本当の理由であっても口にしないほうが無難です。

なぜなら、ネガティブな理由だと、それを聞いた面接担当者に「うちに入社してもまた不満を言いそう」「この人自身のコミュニケーションに問題があるのでは?」など、マイナスなイメージを持たれてしまうからです。

転職理由の質問には、「スキルアップのため」「新しいことに挑戦したいため」など、ポジティブな理由を伝えるようにしましょう。

3-4.身に付けてきたスキルを伝える

転職回数の多さをカバーできるのは、これまで身に付けてきたスキルです。「管理薬剤師の経験がある」「大きな病院でたくさんの処方箋に対応した経験がある」「エリアマネージャーの経験がある」など、現場を経験したからこそ得られたスキルは、積極的にアピールしていきましょう。

企業が中途採用を行うということは、多くの場合、即戦力を求めていると考えられます。そのため、面接の場では「自分が入社したら、どういったことで、どれだけ会社に貢献できるか」を、熱意を持って伝えることがポイントです。

また、スキルアップが転職理由の場合は、その会社で自分が学びたいことなど、意欲的な姿勢で臨むのもいいでしょう。

3-5.職歴に一貫性のある理由付けをしておく

転職活動をするときは、「これまで在籍した職場でどのようなことを学んだのか」「なぜ転職することにしたのか」など、自分のキャリアの棚卸しをしておきましょう。

さらに、自分にはどういうキャリアプランがあり、これまでの転職はそれを築くために必要だったということを、面接官が納得できる理由をつけて説明できるようにしておくと良いでしょう。

どんな理由であれ、転職経験が多いことを変えることはできません。転職をするときはしっかりと対策を練って、自分がなぜ転職をし、なぜこの会社に入りたいのかを、誠心誠意伝える努力をするようにしましょう。

3-6.薬剤師転職サイトのサポートを受ける

転職採用における転職回数のとらえ方は、企業によって異なります。例えば、書類選考の段階で一定の転職回数の人は不採用にする企業、転職回数を減点と見なし、それ以外の部分での加点を計算する企業、年代によって容認する転職回数を決めている企業があります。

しかし、こういった企業の方針は、求人情報を見ただけでは判断できません。転職回数の多い人がこうした企業に応募しても、書類選考の段階で落とされてしまい、面接のチャンスさえもらえないこともあるでしょう。

そんなときは、マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。企業側と直接話をしているため、各社の採用に対する考え方を把握しています。そのため、企業側の状況を教えてくれるだけでなく、書類からだけでは伝わらない転職希望者の長所を、キャリアアドバイザーから企業側に伝えてくれます。

さらに、面接が決まった際には、しっかりとした面接対策のほか、転職理由の答え方についても相談にのってくれるなど、万全のサポート体制が整っています。転職回数が多くて不安という人は、ぜひ一度、マイナビ薬剤師に相談してみてはいかがでしょうか。

[もっと知りたい! 続けてお読みください]

薬剤師の転職の準備に関するその他の記事

薬剤師の転職の準備に関する記事一覧

今ならご登録うれしい特典!今ならご登録うれしい特典!

※在庫状況により、キャンペーンは予告なく変更・終了する場合がございます。ご了承ください。
※本ウェブサイトからご登録いただき、ご来社またはお電話にてキャリアアドバイザーと面談をさせていただいた方に限ります。

※薬剤師の人材紹介サービス15ブランドにおける調査。調査委託先:楽天インサイト(2019年10月)
「マイナビ薬剤師」は厚生労働大臣認可の転職支援サービス。完全無料にてご利用いただけます。
厚生労働大臣許可番号 紹介13 - ユ - 080554