全国の薬剤師年収ランキング
更新日:2020/09/24
全国の薬剤師年収ランキング京都府で働く薬剤師の平均年収と転職のポイント
京都府は、人口10万対薬剤師数で全国23位(181.5人)、人口10万人対薬局数は42位(41.9施設)と、いずれも全国平均(190.1人、47.1施設)を下回っています。
そんな京都府の薬剤師の年収は、全国と比べて高いのか低いのか? 年収アップを狙って転職するためにはどのような求人を選べばよいのか? など、具体的なデータを用いて、京都府の薬剤師の平均年収や、転職のポイントをご紹介します。
京都府の薬剤師の平均年収は 527.3万円
京都府で働く薬剤師の平均年収を知ろう
2020年度データを見ると、京都府で働く薬剤師の平均年収は527.3万円で、全国ランキングでは31位です。
薬剤師の全国平均年収 |
548.3万円 |
京都府の薬剤師平均年収 |
527.3万円 |
データ出典元:政府統計の総合窓口 e-Stat
賃金構造基本統計調査/賃金構造基本統計調査/令和元年賃金構造基本統計調査/一般労働者/都道府県別より、薬剤師の(きまって支給する現金給与額×12カ月)+年間賞与その他の給与額で算出
薬剤師の年収が全国平均で548.3万円なのに対し、京都府の薬剤師平均年収は527.3万円と、21万円低い結果でした。
あなたの年収が京都府の薬剤師の平均年収と比べて低いようでしたら、今より年収がアップするチャンスかもしれません。
京都府の薬剤師の年収が低い理由とは?
京都府の薬剤師数・薬局数は、全国平均よりも下回っています。薬学部のある大学は京都大学、京都薬科大学、同志社女子大学の3校がありますが、企業への就職が多く、薬剤師が不足している傾向がみられます。
京都府の薬剤師の年収が全国平均に比べて低い理由は、京都市の都市部で働くことを望む薬剤師が多く、人気が集中しているためです。2016年に京都府から発表されたデータを見ると、京都市の薬剤師数は4,281人と、郊外地域より圧倒的に多いことが分かります。
都市部は薬剤師の人数が充実しているため、年収も平均より低くなりがちですが、郊外地域は人気がなく、人手不足もあるため、年収が高くなる傾向にあります。
2016年度 京都府の従業地別薬剤師数
|
薬剤師数 |
京都市 |
4,281 |
宇治市 |
321 |
福知山市 |
151 |
舞鶴市 |
175 |
※2016年度 京都府保健福祉統計 第6章 医療・介護 第20表 薬剤師数,業務の種別×市町村(従業地)別より
京都府で転職を成功させるポイント
転職の希望条件を明確にし、満足いく転職に
京都府で転職を成功させるためには、自分が優先したい希望条件を明確にすることです。
年収なのか、京都府内の勤務地なのか、勤務時間、休日・残業の有無なのかなど、人によって優先したい条件は違うでしょう。希望する条件をあれも、これもと欲張っていると、本来の転職の目的がぼやけてしまいます。
ここでいう条件を明確にするということは、自分の転職理由を明確にすることです。転職することで何を得たいかをよく考えてみましょう。
ワーク・ライフ・バランスを重視したい人にも転職のチャンス
女性の薬剤師は、結婚や出産、子育てなどライフステージの変化で、自分が希望する条件も大きく変わります。
最近は、パート勤務や時短勤務での復職を歓迎するなど、女性薬剤師が働きやすい環境づくりに力を入れている企業が増えてきています。
今は、子育て中でパートでしか働けないけれど、ゆくゆくは正社員で働きたい。
など、パートから正社員への登用という道もあります。
京都府では、ワーク・ライフ・バランスに取り組みやすいように、「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス推進企業認証制度を設け、取組企業の支援やPRを行っています。
スキルや経験、資格を活かしてキャリアアップ!
コミュニケーションスキルが高い薬剤師は重宝されます
2016年より開始された「かかりつけ薬剤師」制度の需要も高まっており、企業側にとって、コミュニケーションスキルが高い薬剤師は喜ばれます。
処方箋を出した医師、薬を必要としている患者さんとのコミュニケーションをうまくとることで、薬剤師の資格を十分に活かせるといえます。
薬の飲み方や効果、副作用などの説明を分かりやすく伝えることが、信頼を得ることにもつながるため、薬剤師としてのスキルに加え、コミュニケーションスキルを磨くことをおすすめします。
認定薬剤師の資格で、他の薬剤師との差別化
在宅医療の場で働いた経験や、専門知識が必要となる各種の認定薬剤師の資格を持っていると、他の薬剤師と差別化を図ることができます。
在宅で介護されている高齢者は複数の病気を抱えることが多いため、その分、処方箋の量が増えていきます。介護職の方は薬のことは分からないため、在宅医療にかかわることができる薬剤師の存在は大変重要です。
その他にも、特定の専門分野を磨くための認定・専門薬剤師の制度が多数設けられています。日本薬局学会主催のセミナー等が開催されているので、スキルアップに挑戦し、転職に活かしてはいかがでしょうか。
京都府で転職に成功した体験談
転職を希望される方は、年収をアップするため、自分の働き方にこだわりたい、キャリアアップしたいなどさまざまです。ここでは京都府で転職に成功された方の体験談をお伝えします。京都府で転職される方は、ぜひチェックしてみてください。
薬剤師専門の転職会社を利用し、やりがいのある仕事を見つけよう!
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