岡山県の南部に位置する倉敷市は、歴史とアートの街。江戸時代には、幕府の直轄領「天領」として発展し、物資が集まる街として栄えていました。市内観光の中心部となる倉敷川周辺には、白壁の蔵屋敷や柳並木などの古き良き町並みが残り、その一方で大原美術館や倉敷アイビースクエアなどの近現代建築が立ち並びます。その他、かつて港町として栄えた下津井や玉島も、町並み保存地区として有名です。
倉敷市の平野部は、江戸時代より始まった干拓によって形成されたエリアです。以降、繊維の栽培が盛んに行われるようになり、紡績産業が発展したことから「日本一の繊維のまち」として成長しました。市内にある児島地区は国産ジーンズ発祥の地としても知られています。
倉敷市では、市内を中心とした医療機関と市民が参加する「わが街健康プロジェクト。」を運営しています。地域住民と医療従事者が対話を通じて「共に考える地域医療」「心かよう地域医療」を目指すプロジェクトです。講演会やミーティングを開催し、よりよい地域医療を目指し活動しています。
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岡山県倉敷市の薬剤師人口について
岡山県倉敷市で働く薬剤師の総数は 995名 です。うち薬局・医療施設の従事者は、903名(男性 283名、女性 620名)という割合になっています。
人口10万対する薬剤師の総数では211.3名で、全国平均の259.1名を大きく下回っています。
年代の推移をみると、人口10万対する薬剤師の総数は2016年の169.6名から右肩上がりで増加しています。
岡山県倉敷市 | 人口10万人あたりの薬剤師人数 | 全国平均 | |
---|---|---|---|
総数 | 995 | 211.3 | 259.1 |
薬局・医療施設の従事者 | 903 | 191.7 | 202.6 |
男 | 283 | 60.1 | 70.7 |
女 | 620 | 131.6 | 131.9 |
岡山県倉敷市で働く薬剤師の人数を勤務先別に見ていくと、総数995名に対して、薬局に従事する薬剤師は550名(岡山県倉敷市で働く薬剤師全体の55.3%)、医療施設は353名(35.5%)、医薬品関係企業は28名(2.8%)です。
岡山県倉敷市の薬局に勤める薬剤師数の割合が一番多いという結果になっています。
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※参照元:厚生労働省/「令和4(2022)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」(2024年3月19日発表)