最新版！全国の薬剤師年収ランキング

三重県で働く薬剤師の平均年収と転職のポイント

全国の薬剤師の年収を、年代・性別・都道府県別で比較しました。

更新日：2024 年 07 月 24 日

三重県は、令和4（2022）年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況によると、人口10万対薬剤師数では全国40位（179.4人）、令和4年度衛生行政報告例の概況によると人口10万対薬局数は全国32位（50.2施設）と、全国平均（202.6人、49.9施設）と比べて薬剤師数は大きく下回るものの、薬局数はやや上回る状況です。

そんな三重県の薬剤師の年収は、全国と比べて高いのか低いのか？年収アップを狙って転職するためにはどのような求人を選べばよいのか？など、具体的なデータを用いて、三重県の薬剤師の平均年収や、転職のポイントを紹介します。

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三重県の薬剤師の平均年収は 627.4万円

三重県で働く薬剤師の平均年収を知ろう

2024年公表のデータを見ると、三重県で働く薬剤師の平均年収は627.4万円で、全国ランキングでは6位です。

	平均年収	平均年齢	月間勤務時間
全国	577.9万円	40.3歳	175時間
三重県	627.4万円	46.5歳	169時間

データ出典元：政府統計の総合窓口 e-Stat
賃金構造基本統計調査/賃金構造基本統計調査/令和5年賃金構造基本統計調査/一般労働者/都道府県別より
※平均年収：上記資料、薬剤師の「きまって支給する現金給与額」×12（ヵ月）＋「年間賞与その他特別給与額」にて算出
※月間勤務時間：上記資料、薬剤師の「所定内実労働時間数」＋「超過実労働時間数」にて算出

全国の薬剤師平均年収が577.9万円なのに対し、三重県の薬剤師平均年収は627.4万円と、49.5万円高い結果でした。

全国の平均年齢が40.3歳で、三重県の平均年齢は46.5歳であり、月間勤務時間は全国平均と比べて6時間少ないことがわかりました。

あなたの年収が三重県の薬剤師の平均年収と比べて低いようでしたら、今より年収がアップするチャンスかもしれません。

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三重県における全国・近隣県の比較

三重県は、全国平均と比べて人口10万人当たりの薬剤師数は大きく下回るものの、薬局数はやや上回るエリアです。近隣県と比較すると、薬剤師数は少なく、薬局数は多い状況です。県内に薬学部のある大学は鈴鹿医療科学大学の1校のみであり、近隣県にも数校と限られているため、若手薬剤師の確保が難しい環境といえます。

2022年度　人口10万対薬剤師数（全国・近隣との比較）
	薬剤師数
全国平均	202.6名
三重県	179.4名
奈良県	197.4名
滋賀県	189.7名

薬剤師数：厚生労働省　令和4（2022）年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況より、薬局・医療施設の従事者（人口10万対）

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2022年度　三重県の従業地別薬剤師数TOP3
	薬剤師数
津市	752名
四日市市	655名
鈴鹿市	417名

薬剤師数：厚生労働省　令和4（2022）年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
第63表　薬剤師数，従業地による二次医療圏、市区町村、業務の種別より市町村別薬剤師の総数

2022年度　人口10万対薬局数（全国・近隣との比較）
	薬局数
全国平均	49.9件
三重県	50.2件
奈良県	43.9件
滋賀県	46.5件

データ出典元：厚生労働省　令和4年度衛生行政報告例の概況より、都道府県別に見た薬局数（人口10万対）

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三重県薬剤師会は県や他団体と連携を図りながら、薬学的知見に基づく処方箋調剤、セルフメディケーションの普及啓発や情報提供、在宅医療への参画を3本柱として活動し、研修会や情報提供、就職や復職支援を行いながら、スキルアップと地域への定着を進めています。

三重県で転職を成功させるポイント

転職の希望条件を明確にし､満足いく転職に

三重県で転職を成功させるためには､自分が優先したい希望条件を明確にすることです。
年収なのか､三重県内の勤務地なのか､勤務時間､休日・残業の有無なのかなど､人によって優先したい条件は違うでしょう。希望する条件をあれもこれもと欲張っていると､本来の転職の目的がぼやけてしまいます。

ここでいう条件を明確にするということは､自分の転職理由を明確にすることです。転職することで何を得たいかをよく考えてみましょう。

また、転職エージェントサービス「マイナビ薬剤師」でも三重県の薬剤師求人のご紹介が可能です。
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ワーク・ライフ・バランスを重視したい人にも転職のチャンス

女性の薬剤師は、結婚や出産、子育てなどライフステージの変化で、自分が希望する条件も大きく変わります。
最近は、パート勤務や時短勤務での復職を歓迎するなど、女性薬剤師が働きやすい環境づくりに力を入れている企業が増えてきています。

今は、子育て中でパートでしか働けないけれど、ゆくゆくは正社員で働きたい。
など、パートから正社員への登用という道もあります。

三重県は、誰もが働きやすい職場環境づくりを目的に、女性の能力活用などに取り組む企業などを募集し、「みえの働き方改革推進企業」として登録・表彰する制度や、「みえの働き方改革サポーター」として株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長が就任、県が進める働き方改革に関するアドバイスや県の取り組みをPR・情報発信しています。

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スキルや経験、資格を活かしてキャリアアップ！

コミュニケーションスキルが高い薬剤師は重宝されます

2016年より開始された「かかりつけ薬剤師」制度の需要も高まっており、企業側にとって、コミュニケーションスキルが高い薬剤師は喜ばれます。
処方箋を出した医師、薬を必要としている患者さんとのコミュニケーションをうまくとることで、薬剤師の資格を十分に活かせるといえます。
薬の飲み方や効果、副作用などの説明を分かりやすく伝えることが、信頼を得ることにもつながるため、薬剤師としてのスキルに加え、コミュニケーションスキルを磨くことをおすすめします。