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1978年、薬剤師の水田雅幸 代表取締役が福岡県大橋に開局した調剤薬局―それが新生堂薬局のスタートです。今年6月には、地域の人々がより便利に利用しやすい形を追求していきたいという思いからコンビニエンスストアと併設の調剤薬局がオープンし、2016年7月現在、ドラッグストア49店舗、調剤薬局53店舗、合計102店舗になりました。このような新たな試みを動かすエンジンの一つが、「人々を健康にしたい。健康でいてほしい」と願い、率先して行動する薬剤師たちです。彼らが使命感や情熱に沿って動けるように自由な気風を尊重し、海外研修や、社内外の研修、多彩な勉強会を行っています。働きやすさや、がんばりやすさを評価してくれる社員が多いことは大きな魅力の一つ。社員に人生の満足感を高めてもらうため定時退社や休暇制度の有効活用も積極推進しています。

「人々を健康にしたい。健康でいてほしい」と
願い、行動する力で地域ナンバーワン薬局に。

地域の方々のために「行動」する人間が集まる企業になります。
企業理念についてお聞かせください。

“健康なくらしのお手伝い”が当社の経営理念。でも、「思い」だけではだめです。当社の社訓は「ただやることである」という言葉で締められています。地域の人々を健康にしたい、健康でいてほしいという思いをもっと行動にしてほしいと願っているからです。例えば、カウンターの外に出て、積極的に患者様と関わる。そういった行動です。また、『接客八大用語』というのが当社にあるのですが、ドラッグストアで薬を買われた方には「お大事にしてください」と言うようにしました。「またお越しください」は病気の方に対して失礼でしょう。ささやかなことでも“行動”は何よりも大切で価値のあることです。

企業としての新しい“行動”はありますか?

かかりつけ薬局は全店で注力していますし、社員全体に在宅訪問に対する興味が高まっており、社内横断的な部署である在宅支援室ができたのもトピックです。この部署はマネージャで構成されており、実例を積み上げたり、専門性を磨いたりとにかく勉強熱心。各調剤薬局の薬剤師も頼りにする存在になっています。また、2015年秋には当社が『第1回健康すこやかウォーク』を開催。市民約1000人が参加しました。福岡市には大きなウォーキングイベントがないものですから、とても喜ばれました。

「社員の残業には目を配ります。プライベートの時間も大切ですからね。」とフランクな水田常務。同社の社内風土を象徴する気さくなお人柄。従業員満足度を高めるために、人生や家族を大切にする働き方を推進している。
働くゆとりも、“健康なくらしのお手伝い”をする力も地域で№1に。
教育環境、社風など社内の雰囲気についてお聞かせください。

当社では3年に1回、「やりたい仕事調査」を実施します。最近の例では医療事務の社員が「医療事務全体の責任者になりたい」と手を挙げ、責任者として抜擢されました。社員はやりたいことは頑張れば実現すると感じてくれていると思います。また、各々が個性と多彩な力を発揮できているのは、社員同士がお互いを認め合っている風土があるからだと感じています。

今後の展望をお聞かせください。

さらに従業員満足度を上げていきたいですね。それには、ロマン(こんな人生を歩みたい)とビジョン(仕事における姿)の両立が大切です。仕事はロマンを実現するためのもの。だから、「選択を間違えないように」と常々社員には話しています。先日もドラッグ部門の課長が奥様の出産のため、連休を取りました。本人に確認したら「上の子の面倒もあるし、付き添っていたい」ということでした。こんな選択が人生の「ロマン」を膨らませていくのだと思います。企業ビジョンとしては、目標値を設定し、更なる店舗拡大を考えています。でも、“規模№1ではなく、地域№1”になることのほうがずっと大切。それが実現できる会社だと自負しています。

本社内の風景。採用や店舗開発のほか、スーパーバイザーといった新設のポジションで薬剤師が活躍している。さまざまなキャリアパスが用意されているのは同社の魅力の一つ。

自分の生活を大切にしながら、会社にも貢献。
ライフとワークをバランスよく楽しんでいます。

子育て中の女性が働きやすい環境に、大きな安心感を得られました。
転職の理由を教えてください。

学生時代から、結婚しても薬剤師の仕事をずっと続けたいと考えていました。夫が転勤族だったため福岡に戻るまではパートとして勤務。福岡に落ち着けるようになり、正社員での就業先を探していた時に新生堂薬局との出会いがありました。入社の決め手の一つは、実は自宅から室見店が近かったことです。一人娘がまだ小さかったこともあり、仕事と子育てを両立するために職住近接は重要なポイントでした。希望の勤務地に配属され、社員の生活を考慮していただけた点に大きな働く安心を感じました。そのお陰で仕事にも全力投球できています。当社の“ワーク・ライフマネジメント”は素晴らしいと思います。

それでも仕事と子育てを両立するには苦労もあったのでは?

当社には“ヘルプ”という仕組みがあり、子どもの学校行事などで休みを取らないといけない時は他店から文字通り、助っ人が来てくれます。それも単に人数をそろえるだけではなく、管理薬剤師である私の留守を任せられるベテラン薬剤師が来てくれるのが何といってもありがたいですね。また、周りのスタッフも私の手が回らないところは何も言わなくても察知して準備してくれます。人間関係もとても良好な環境でいつも助けられています。

室見店が年を追うごとに処方箋応需数が増え、医薬品の種類は生薬・漢方薬を含めて約1,400品目。谷さんはさらにOTC、サプリメントまで幅広い知識を活かし、トータルな健康相談を受けることで患者様の信頼を集めている。
私を信頼して頼ってくださる地域の人々のニーズにもっと応えていきたい。
薬剤師としてのキャリアはどのように進展しましたか?

室見店が開局して半年後に管理薬剤師として配属されました。配置転換もなく同じ店舗に勤務できており、店舗の成長とともに自分も成長している実感があります。開局当初は少なかった処方箋も現在、1ヵ月の応需数が約1,500枚、広域処方箋はそのうちの約35%を占めます。対応している医療機関は100ヵ所以上。遠くは大阪大学病院の処方箋も来ます。医薬品の種類も1,400品目に上ります。店舗がたくさんあることで、仮に室見店に無い薬剤の処方箋がきても、他店から取り寄せることが出来るので、患者様にも迅速に対応が出来てとても助かっています。

仕事のやりがいと今後の目標を教えてください。

患者様とは本当にいろいろなお話をします。女性であれば美容のこと、若いママであれば子育ての先輩としてアドバイスすることも。また漢方薬・生薬認定薬剤師として患者様に漢方薬のアドバイスをし、ドクターに提案して処方していただくこともあります。何でも相談され、信頼関係を感じる時が一番うれしいですね。かかりつけ薬剤師として101名の同意書を得られたということに対しては、自信につながっています。(2016年5月時点)

今年は日本薬剤師学会でかかりつけ薬局についてのポスター発表も行う予定で、準備に追われています。まだまだかかりつけ薬剤師のスキルを高めたいし、在宅訪問のことも勉強中。忙しい日々を楽しんでいます。

室見店がかかりつけ薬局としてきめ細かな患者様対応を実現している理由の一つがスタッフとのチームワークの良さ。「監査システムや電子薬歴など最新機器の導入がされており、設備面が充実している事にも助けられています」と谷さん。

研修やいい人間環境がブランクの不安を解消。
薬剤師として新しい視野もぐんぐん広がる。

職場の雰囲気のよさ、フォロー体制の充実は想像以上でした。
転職を決意したきっかけは?

薬学の世界に踏み出してから最初に選んだコースが薬の研究職でした。博士課程から助教と進みましたが、大学院生の時、私の仕事の価値観を変える方との出会いがありました。その方は研究を通じて知り合った難病の患者様です。私に対して「つらい今を相談できる存在だ」と頼ってくださり、「治療法の確立はまだ先だけど、あなたたちのような若い人が薬を研究してくれていてうれしい」とおっしゃってくださいました。でも、どんなに信頼されても研究者という立場ではできることは限られています。それがもどかしく、薬剤師としての幅を広げたいと、研究しながら1年間病院薬剤師を経験。その際に、患者様と対面して関わりをもてる方が自分らしいと感じ、研究を一段落させ、調剤薬局に転職しようと決意しました。

新生堂薬局を選んだ理由は?

職場のリアルな雰囲気を知りたいと思い、薬剤師仲間や大学関係者から情報を得たり、実際にドラッグストアに買い物に行き、社会経験を持つ自分なりの視点でチェックするようにしました。会社が提供する店舗見学もありますが、自分で情報収集を工夫すると、より納得のいく選択ができると思います。数社の中でスタッフの方々の対応が一番好印象だったのが新生堂薬局でした。

管理薬剤師になったばかりの西依さん。通常の薬剤師業務に薬剤管理や仕入れ、情報収集が加わり、忙しさは増したが、「毎日5時半に退社しています」とにこやか。ブロック長などのフォローのお陰も大きいという。
個人のペースを尊重しながら応援してくれる、あたたかい環境です。
ブランクに対して少し不安があったそうですね。

薬剤師を取り巻く環境はあっという間に変わっていきますし、前職の病院薬剤師との違いや、私は4年制卒業で6年制の方と同じスタートをきれるのか、すごく不安でした。でも、基礎から管理薬剤師業務の研修、保険調剤などきめ細かな教育を受けられたことで、不安は徐々に解消されていきました。また、一度、処方箋に関してのミスを起こしたのですが、その時もすぐに上司の管理薬剤師やブロック長、部長までもが対応に協力してくださり、事なきを得ました。「大丈夫」という皆さんの気持ちが伝わってきた、あの時の安心感は忘れられません。当社のフォロー体制は転職者にとって本当に心強いです。

これからの目標を教えてください。

入社3年目に、新店管理薬剤師として今の調剤薬局に赴任しました。自分の頑張りがこんなにも早く認められ、評価されたという経験は初めてだったため、こんなにヤル気が出るものかと驚いています。責任ある仕事を任せていただけていることも大きなやりがいですね。最近では近隣に院外処方箋をスタートしたばかりの内科循環器科があり、ドクターと定期的に打ち合わせしています。現在、一人薬剤師の店舗での勤務となりますが、ブロック長などにすぐに相談できるため、一人である不安はほとんど感じません。業務は増えているのに、むしろ今まで以上に自分のペースで働けています。まずはしっかりと店舗を守れる管理薬剤師に成長していきたいですね。

オープンしたばかりの大池通り店は管理薬剤師と事務2名の3名体制。二人三脚でかかりつけ薬局づくりを目指していく。また、西依さんは今年から入社2年目の社員研修講師も担当。「人に教えることで自身の知識も深まっています。」

株式会社新生堂薬局

設立 1984年3月14日
所在地 福岡市南区中尾3丁目12番17号
店舗展開 102店舗 (2016年6月現在)
企業の特色 【研修制度が充実しています】
■接遇研修会(月1~2回)
■病態別研会(月1~2回)
■新薬勉強会(月1~2回)
■店舗内勉強会(各店舗により異なる)
■薬剤師会主催研修会(月3~4回)※自主参加
※栄養学やOTCについては随時勉強会を実施
※他、認定薬剤師資格、ヘルスケアアドバイザーや漢方アドバイザー等の資格取得経費は会社負担など、援助を行っています。
従業員数 949名 (2016年6月現在)