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株式会社マスカット薬局

1998年の設立以来、年1店舗のペースで拡大し、2016年9月現在で13店舗を擁する「マスカット薬局」。地元・岡山県の名産を名称に掲げる通り、健康支援を通じて地域に親しまれる薬局づくりを進めてきました。その基軸となっているのが人材教育。新人・幹部研修をはじめ在宅医療・OTC医薬品・学校薬剤師・リスクマネジメントなど各分野の専門性を磨くチーム活動や、外部の家庭医と連携した新たな教育プロジェクトの発足といった、独自の取り組みを展開しています。保険薬局では珍しい医薬品情報管理室(DI室)も開設し、薬剤師一人ひとりの着実かつ継続的な成長を支える学習システムを構築しています。充実した教育環境の根底にあるのは「社会から必要とされる『魅力的な人材』を育成する」との確固たる信念。多種多彩な学びの中で、知識や技術だけでない、豊かな人間力の醸成を目指しています。

一人ひとりの目標と成長を全面的にサポート
のびのびと、大きく羽ばたいてほしい

家庭医による直接指導をはじめとする研修制度により自主的な学びの意欲を強力にサポート
教育方針・教育制度について教えてください。

一人ひとりの自主性を重んじて、日々進歩し高度化する薬剤師業務に対応するための継続的な生涯学習をサポートしています。学会参加・発表や論文作成、さらには大学院進学なども推奨しています。その他、数年がかりで準備を進めてきた「家庭医療専門薬剤師レジデンシー」では2014年4月に第1期生が誕生しました。

「家庭医療専門薬剤師レジデンシー」とはどういったものですか?

保険薬局薬剤師歴によりますが、最低6か月の保険薬局薬剤師としての基礎研修を行った後、保険薬局で勤務しながら、週2日家庭医から直接指導を受けます。1年目は往診に同行したり予診を担当したりしながら問診技術やコミュニケーション能力を身に付け、2年目は医師への処方設計支援や慢性疾患の継続治療中の患者さまに対する継続処方でよいかどうかをアセスメントできる力を身につけます。最終年の3年目は、臨床現場での実践を通して医師や看護師など他職種との連携を図りながら、服薬指導から健康全般のサポートまで幅広い経験を積み、薬剤師教育にも関わりながら、最終的には「プライマリ・ケア認定薬剤師」の資格取得を目指しています。まだまだ走り出したばかりの制度ではありますが、家庭医の指導を受け、必要な知識や技術を習得し、臨床現場での経験を積んだ1期生の成長ぶりは期待以上で、患者さまからの信頼も格段に高まっていると感じています。

多角的な視野を備えた“医療人”の育成を目指し、多彩な人材教育に取り組む「マスカット薬局」。すべての薬剤師が、通常業務と並行してさまざまな学びに挑戦し続けている。
薬剤師としての使命感を持ち、「強み」を備えた薬剤師への成長を期待
在宅医療分野においてもさらなる研修強化を目指していらっしゃるようですね。

今後の超高齢社会において、地域における在宅医療の重要性、ニーズはますます高まっていくことになります。在宅医療にかかわる薬剤師が視診や聴診、触診などによって、薬物療法の効果判定,副作用の防止や早期発見に寄与することができれば、結果的に医師や看護師との連携力も高まることでしょう。チーム医療に積極的に貢献できる高度な技能を備えた薬剤師をより多く育成するために、今後、新たな研修や短期集中講座にも取り組んでいきたいと考えています。

転職を考えている人にメッセージをお願いします。

当社では「家庭医療専門薬剤師レジデンシー」のほかにも、リスクマネジメントやセルフメディケーション、栄養などのテーマに分かれて学びあう任意のチーム活動や自主学習サポートなど、さまざまな学びの環境を整えています。しかしながら、それらの価値が活かされるのは薬剤師一人ひとりに「患者さまや社会の役に立ちたい」「さらに成長したい」という意欲、想いがあってこそ。客観性と正確さをもって自ら考え判断する力を養い、自由と規律、能力と個性を活かして地域医療に貢献できる薬剤師を目指し、ともに成長していきましょう。

調剤薬局には地域の健康づくり支援薬局としての役割を果たしていくことが期待されている。

薬局薬剤師でありながら臨床現場を経験できる。
在宅医療を通じて、さらに上を目指し続けたい

入社3ヶ月で管理薬剤師に。在宅医療のサポート役としても日々奔走中
マスカット薬局への転職理由をお聞かせください。

いろいろありますが、一番魅力を感じたのはOTC 医薬品から健康食品まで幅広く取り扱い、セルフメディケーションを見据えた健康相談にも積極的に取り組んでいることです。最近は、介護が必要な人、病気の一歩手前である「未病」の状態にある人も大勢います。日々を健康に過ごし病気を未然に防ぐための知識と情報を備えておくのは、現代に生きる誰にとっても必要なことだと思います。セルフメディケーションを推進する当社なら、これから迎える超高齢社会の中で、薬剤師としての知識やスキルを役立て発展させていくことができると感じたんです。

これまでのキャリアについて教えてください。

2008年の入社後はまず数店舗で調剤業務を担当し、3ヶ月で薬局長に。前職で調剤薬局の立ち上げに携わったことや、管理薬剤師を経験していることが評価されての登用だったと思いますが、スピード感のある人材配置はやる気・熱意を重んじる当社ではそう珍しいことではありません。その後、薬剤師として日々の業務にあたりながら、在宅医療部門長として同僚の相談に乗ったり、多職種連携の構築に努め、また、一般の方や医療関係者向けに薬や在宅医療についての講演を行ったりしています。

調剤をはじめ、OTC医薬品や健康食品、サプリメントまで幅広い知識が得られるのも「マスカット薬局」の魅力
臨床と薬局、双方の現場が広げてくれる、「薬剤師」としての新たな可能性
在宅医療に携わる薬剤師の役割、使命とは?

薬剤師というと、処方箋に従って調剤した薬を提供するだけと思われがちですが、その頭の中では患者さまの病歴、併用薬、体調の変化まであらゆる情報を検討しています。在宅医療となるとさらに、お渡しした薬が適切に服用されているかどうか、体調の変化なども確認し、場合によっては医師に処方提案することもあります。在宅医療の現場では医師や看護師、介護福祉士などさまざまな専門家たちが情報を共有し、円滑な連携を図ることが欠かせません。薬の専門家である私たち薬剤師が知識や仕事内容についてしっかりと伝えることも、とても重要だと考えています。

仕事のやりがいを教えてください。

臨床現場にいる病院薬剤師と外来調剤を専門とする薬局薬剤師とでは得られる経験、知識も大きく異なるものですが、在宅医療を通じて臨床現場と同じように医師や看護師の仕事や考え方を間近に触れられることは、薬剤師としての幅を広げる貴重な経験になっていると感じています。法整備が進めば、在宅医療が担う役割も今後より高度にさらに幅広くなっていくでしょう。腎臓・肝臓機能に関する専門領域についても学びを深め、もともと関心のあった医療経済学や哲学をはじめ、調剤だけではなく、柔軟かつ幅広く活躍できる薬剤師に成長していきたいですね。

「マスカット薬局備前店」にはクリーンベンチを新設。より高度な在宅医療に対応するための環境づくりも万全。

5年間のMRを経て、念願の薬局薬剤師の道へ
教育制度の整った環境でスキルアップを図る

お互いに助け合って働ける環境の良さが、マスカット薬局の魅力
廣瀬さんはMRご出身だそうですね。

はい。大学卒業後の2005年から5年間、製薬会社でMRとして勤務していました。それなりにやりがいも感じていましたが、薬学部で学んだ以上はやはり薬剤師として働いてみたいと、27歳であらためてこの道に挑戦することにしたんです。同じ薬を扱う仕事とはいえ、異職種への転職にはもちろん不安もありました。いろいろ調べてみると、「マスカット薬局」は社員教育にとても力を入れているのが感じられて、異職種からの挑戦には良い環境ではないかと選びました。

もっとも魅力を感じた教育制度は?

特に挙げるとすれば、「DI(医薬品情報管理室)」を備えている点でしょうか。一般には薬局に届いた医薬情報はまず薬局長によって一括管理され、そこから現場の薬剤師へ随時情報提供されることが多いと思いますが、薬局内に「DI室」があることで、すべての薬剤師が必要なときに必要な情報を入手できるのは当社の大きな利点だと思います。薬のことでわからないことや困ったことがあったとき、気軽に相談できる場所があるというのはとても助かりますね。また、さまざまな研修、勉強会も企画・開催されているので、私のような異職種からの転職者には、個人的なスキルアップのためにもとても役立ちます。

「これほど教育制度の整った薬局はあまりないので、スキルアップを図りたい薬剤師にはとても恵まれた環境だと思います。先輩薬剤師が忙しく声をかけにくい場合でも、『DI室』ですぐに薬の情報を入手できるのは大きな強みです」。
周囲のあたたかなサポートのもと、家庭と仕事を両立
前職にはなかった、この仕事ならではの魅力は?

MRの場合、医師や看護師と関わる機会は多くても、患者さまと直接お話しすることはほとんどありません。エンドユーザーである患者さまから生の声が届き、時に感謝の言葉までいただける薬剤師の仕事は、薬を扱う職種の中でもことさらやりがいが大きいと思います。もちろん、ささいなミスで甚大な健康被害をもたらしかねない重大な責任を担っていますから、プレッシャーもあります。一つひとつの業務に誠実に取り組むためにも、睡眠や食事、運動など、日々の自己管理を徹底するよう心がけています。

産休・育休制度を利用されたそうですね。

本店で2年ほど勤務した後、長男出産のため1年間の産休・育休を取得しました。産休・育休については周りに迷惑をかけるかもしれないという思いもあり、言い出すまではためらいもありました。でも、いざ相談してみると、社長はじめ周囲の人たちはみんなそろって「応援しているよ」と声をかけてくれて。復帰後も薬局長が保育園の時間を考慮した勤務シフトを組んでくれたり、子どもの体調不良時の遅刻や早退にも対応してもらったので、安心して仕事に戻ることができました。とてもありがたかったですね。現在は正社員から1日4時間週3日のパート勤務に切り替え、家族との時間も大切にしながら、充実した毎日を送っています。

充実の産休・育休制度、さまざまな状況に配慮した勤務シフトなど、子育てと両立しやすい勤務体制もメリットのひとつ。お互いの事情を汲みサポートしあう協力的な社風が、先輩から後輩へと受け継がれている。
今後の目標をお聞かせください。

日進月歩の医療サービスの一端を担う者として、まずは、日々知識を広げ成長し続けること。その上で、忙しい中でも後輩たちが気軽に相談できるあたたかな雰囲気づくりを心がけ、常に真摯な気持ちで仕事に取り組んでいきたいと思っています。

株式会社マスカット薬局

設立 平成10年8月
所在地 岡山県岡山市北区田益1290-1
店舗展開 ■本店(国立病院前) ■日本原店 ■奈義店 ■高梁店 ■総社店■備前店  
■湊店 ■倉敷店 ■湯郷店 ■一宮店 ■庭瀬店 ■東古松店■しもまち薬局
企業の特色 ■「医療人として患者様の要望に応えられる方になっていただきたい」という方針のもとOTCプロジェクトの開催、サプリメントの服薬指導、在宅訪問服薬指導等、幅広く患者様のニーズに応えております。
■高齢化社会を迎える現代において、必要とされている在宅医療へも積極的に取り組んでおり、同社には、「日本在宅薬学会」でバイタルサイン研修を受けディレクターとして認定された薬剤師が2名おり、その方によるバイタルサイン研修なども実施しております。
■保険薬局では珍しい、医薬品情報管理室(DI室)が自社内にございます。患者様をはじめとして、実務実習(薬学生実習)、社員教育、地域・学校・病院などに必要な情報を提供しております。もちろん勤務している従業員の方でも気軽に相談することが可能です!
従業員数 87名(うち薬剤師43名)平成28年9月1日現在