薬剤師のためのドラッグストア（調剤併設）転職ナビ

ドラッグストア（調剤併設）への転職３つのポイント

point1 OTCと調剤業務を経験できる

調剤室では集中して調剤業務に従事。さらにOTC薬の販売に携わることで、より多くの知識を身に付けることができます。

point2 多彩な雇用形態

正社員はもちろん、パートや契約社員など雇用形態が多彩なので、ご自身のライフスタイルに合わせた働き方を選べます。

point3 年収アップのチャンスも

ドラッグストア勤務の場合、年収は薬剤師業務の中でも高めです。接客業務にも携わるため、コミュニケーションスキルを身に付けられます。

ドラッグストア（調剤併設）が求める人物像

OTC医薬品の販売は、「地域の気軽な健康相談窓口」として、お客さまのセルフメディケーションに役立つことが求められています。お客さまとしっかりコミュニケーションをとれる人が好まれるようです。

雇用形態が多彩なため、ライフスタイルに合わせて幅広い年代の方が活躍しています。調剤、OTCとも患者さんとの距離が近いため、面接ではコミュニケーション力が重視されます。

― キャリアアドバイザーからの一言！ ―

医薬品を始め、化粧品や健康食品などの生活用品を扱うドラッグストア。OTC医薬品の販売で薬剤師に求められることは、「健康について相談に乗ってほしい」と考えるお客さまの訴えをきちんと受け止め、その症状に合ったお薬を勧めるためのスキル。

また、調剤併設OTCの店舗では地域医療にも積極的に取り組んでいることが多く、患者さんの自宅に直接お薬を届け、服薬指導をすることも。正社員で勤務する場合、年収は病院や調剤薬局よりも高め。雇用形態も多彩なので、ライフスタイルに合わせた働き方を選びやすいお仕事です。

「スキルアップしたい方」「プライベートも大切にしたい方」「年収アップを目指す方」におすすめの業界です。

ドラッグストア（調剤併設）での薬剤師の役割

医薬品を始め、化粧品や健康食品などの生活用品を扱うドラッグストア。

OTC医薬品だけを扱う店舗＝ドラッグストア（OTCのみ）と、調剤部門を併設してOTC医薬品を取り扱う店舗（調剤併設OTC）＝ドラッグストア（調剤併設）に分けられます。薬剤師に求められるOTC業務とは、「地域の気軽な健康相談窓口」として、お客さまのセルフメディケーションに役立つこと。ドラッグストア（調剤併設）では調剤、OTC両方の業務に携わるため、より多くの知識が身につく環境です。

ドラッグストア（調剤併設）に勤務する薬剤師のやりがい

ドラッグストア（調剤併設）勤務の薬剤師からよく聞く「やりがい」

OTC業務で地域の方の食べ合わせや飲み合わせなどの相談に乗ることで、地域医療、お客さまのセルフメディケーションに貢献していると実感できる。
OTC医薬品販売にはカウンセリング要素もありやりがいがある。服薬指導も上達したと感じます。
バイヤー、店舗開発、人事などキャリアパスの幅が広い。

ドラッグストア（調剤併設）勤務の薬剤師が語る「仕事の苦労」

調剤・OTC両方の知識が必要なため、いろいろ覚えるまでに時間がかかりました。
いつ、どなたが相談に来るかわからないため、薬局以上に臨機応変な対応を求められていると感じます。

ドラッグストア（調剤併設）に勤務する薬剤師のある1日（早番）

9:45	出勤白衣に着替え、乱れた棚がないかなど店内の様子をチェック。
10:00	開店
11:00	調剤＆OTC業務に対応患者さんが持ってきた処方箋を確認し、調剤します。合間に、店頭でOTC薬を求めるお客さまへの対応も。
14:00	休憩店舗のバックヤードで早番のスタッフと共にお弁当♪
15:00	調剤＆OTC業務に対応午後は仕事帰りに立ち寄るお客さまへの対応と、近隣の病院からの処方箋応需で忙しくなる時間帯。
19:00	業務終了業務を遅番のスタッフに引き継ぎ、昼間に使用した器具などを整頓してから帰宅します。