転居前から早めに活動をスタート
Оさんのご登録は6月中旬。当時、自宅近くの調剤薬局でパート勤務をされていましたが、8月からご主人の転勤で埼玉に住むので、新たにパート先を探したいとのことでした。
Оさんの希望条件は、勤務時間が9時~16時までで、自宅から徒歩圏内の薬局であること。その時点ではまだ正式な住所が確定していなかったため、とりあえず転居予定の市を中心に、いくつか薬局をピックアップして次の連絡をお待ちすることにしました。
時給などの条件はエリアによって変わる
登録から1週間ほどしてОさんから新住所のご連絡をいただきました。しかし、目星をつけていた約20社の中で、Оさんの新居から徒歩圏内で通える範囲に店舗がある会社が2社しかなく、いずれもОさんの希望する時間では難しいとのことでした。
もともと住んでいた山梨エリアでは、希望通りの条件で働くことが可能でしたが、引っ越し先の埼玉エリアでは、条件を考え直す必要がありました。
家族の意見も取り入れて条件を緩和
採用条件の地域差に、最初はとても驚いていたОさんでしたが、市場感や地域の特性などを丁寧に説明すると、すぐに理解してくださいました。そして、希望条件の中で何が譲歩できるか、話し合いの中で決めていきました。
Оさんの場合、ご本人よりもご主人の「家庭を大事にして欲しい」という要望が強かったため、ご主人とも十分に話し合っていただけるように配慮しました。
その結果、勤務時間を9時~19時まで、通勤を徒歩圏内から自転車で通える範囲まで拡大。この条件で、改めて薬局を探しました。
条件緩和が功を奏し、ベストマッチな転職に成功
緩和した条件で2社面接が決まりました。
A社は埼玉県を中心に5店舗展開しており、マイナビのご紹介実績もたくさんあったため、どんな人が働いているか、どんな雰囲気なのか、細かい情報まで伝えることができました。
B社は埼玉県を中心に12店舗展開。皮膚科の門前薬局でした。
面接の結果2社とも内定が出たのですが、最終的にはA社を選択。面接時の対応や店舗で働いている人たちの人柄に誠実さが感じられ、きちんとした雰囲気に魅力を感じたそうです。8月に引っ越し作業を行い、落ち着いたところで9月から勤務をスタート。Оさんの雰囲気に合っているはずだと自信をもってご紹介したA社でしたが、まさにぴったりはまったようで、楽しく働いておられるとのことでした。
転職活動にかかった期間
