No.3薬剤師の就職先別「年代」「年収」調査

No.3 薬剤師の就職先別「年代」「年収」調査
薬剤師として就職した人の初任給は、調剤薬局の場合、男性は30万円以上、女性は26~28万円となっており、ほかの職種と比べて高い傾向にあります。また、薬剤師の就職先では、どんな年代の人が働いているのか、薬局と病院で比べてみました。気になる就職先の年齢や年収について、アンケートを交えて解説します。

調剤薬局の初任給は男「30万円以上」、女「26万~28万円」

薬剤師としてのスキルが活かせる職場は多く、どんな就職先を選べばよいのか迷う方も多いことでしょう。自分に合った職場を見つけるためには、まず、将来的にどのような働き方をしたいのか考えておくとよいでしょう。

調剤薬局の初任給は男「30万円以上」、女「26万~28万円」

調剤薬局の初任給は男「30万円以上」、女「26万~28万円」 調剤薬局の初任給は男「30万円以上」、女「26万~28万円」

※薬学教育協議会「2018年3月薬系大学卒業生・大学院修了者就職動向調査」(薬事日報調の報道より抜粋)。

就職人数が最も多い薬局では、男性「30万円以上」、女性「26~28万円」が最多。病院・診療所薬局の初任給は「20万~22万円」「22万~24万円」。
ドラッグストアなどの医薬品販売業が最も高額で、男女共に約5割前後が「30万円以上」となっています。

ドラッグストアの年収が最も高い30万円以上

薬剤師として就職後、気になるのが初任給や年収ではないでしょうか。薬学教育協議会がまとめた「2018年3月薬系大学卒業生・大学院修了者就職動向調査」によると、6年制学科卒業生の初任給は、就職した人が最も多かった薬局では、男性「30万円以上」、女性「26万~28万円」が最多となっています。

また、病院・診療所薬局の初任給は「20万~22万円」「22万~24万円」が最も多い傾向でした。また、初任給が最も高額なのはドラッグストアなどの医薬品販売業で、男女共に約5割前後が「30万円以上」となっています。

薬剤師の年収は501~600万円が最多

薬剤師の勤務先として、調剤薬局、病院、ドラッグストア、企業、公務員、MR、大学など主に7つの種類があります。それぞれの仕事内容と、その職場で働くメリットについてまとめました。

およその額面収入(賞与込み)

およその額面収入(賞与込み) およその額面収入(賞与込み)

※「薬剤師700人アンケート」「マイナビ薬剤師」調べ。実査委託先:楽天インサイト(2018年10月)。

年収調査によると、501~600万円の人が24.4%と最も多く、次いで601~700万円16.6%、401~500万円が16.4%でほぼ同じくらいの割合となっています。1,000万円以上は6.1%です。

薬剤師の不満は「給与」が3位

1位 職場の人間関係がうまくいかない
2位 休暇や勤務時間に対する不満
3位 給与に対する不満
4位 忙しくて気を抜けない
5位 家庭や子育ての両立が難しい

※「薬剤師700人アンケート」「マイナビ薬剤師」調べ。実査委託先:楽天インサイト(2018年10月)。
「薬剤師を『やめたい』『辛い』『転職したい』と思うのは?」に対する回答より抜粋。

年収は501~600万円とほかにくらべて高いが給与に不満

薬剤師として就職している人700人を対象にしたアンケート(マイナビ薬剤師調べ。実査委託先:楽天インサイト[2018年10月])によると、ボーナスを含めたおおよその年収額は、501~600万円の人が24.4%と最も多く、次いで601~700万円16.6%と401~500万円が16.4%でほぼ同じくらいの割合となっています。

同じアンケート調査で薬剤師が不満に感じていることの3位に「年収への不満」がランクイン。ほかの職種と比べて初任給も年収も高い傾向ですが、給与に満足していないという実態があるようです。

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薬局、病院、企業…薬剤師の就職先別の年代は?

薬局に就職している薬剤師全体の状況を確認してみましょう。薬局と病院だと、病院のほうが世代は若い傾向です。また、厚生労働省が発表している「平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概要」を参考にした年齢別の就職先については以下のとおりです。

【薬局に就職している薬剤師の年代】

29歳以下
11.6%
30歳〜39歳
24.8% 2
40歳〜49歳
24.9% 1
50歳〜59歳
20.2% 3
60歳〜69歳
13.8%
70歳以上
4.6%

病院に就職している薬剤師年代

29歳以下
25.0% 2
30歳〜39歳
29.8% 1
40歳〜49歳
20.9% 3
50歳〜59歳
15.8%
60歳〜69歳
7.2%
70歳以上
1.3%

※平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況|厚生労働省調査の概要|厚生労働省より。

薬局に就職している人は年齢層が高めの傾向

平成28年12月時点で、全国で届出されている薬剤師数301,323名のうち、57.1%(172,142名)が薬局での業務に従事しているという結果がでました。
年齢別で見ると40代が最も多く、全体の24.9%(42,830名)。次に30代が24.8%(42,761名)です。

また、医療施設に従事している薬剤師は58,044名で、全体の19.3%。就職先としては薬局に次いで医療施設(病院・診療所)が多くなっています。

医療施設に就職している人は30代が最も多く、全体の27.6%(16,019名)。次に多いのが29歳以下です。医療施設をさらに詳しく見ていくと、病院は30代の薬剤師が多いのに対して、診療所では50代の薬剤師が多いという結果になっています。

ちなみに、平均年齢は「薬局」が46.5 歳、「病院」40.7 歳、「診療所」56.8 歳、「医薬品関係企業」46.8 歳となっています。

※参考/平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況(厚生労働省)

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