個人インタビュー

調剤薬局で働くことの魅力を教えてください。

病院勤務では経験できなかった幅広い業務に携われるのが魅力です。患者さん１人ひとりと向き合い、その方に合った服薬指導ができることに薬剤師としてのやり甲斐を感じます。地域連携薬局として周辺の病院や介護施設の方々と情報を交換することも多く、最新知識を学ぶ機会や動機にもなっています。学校薬剤師として担当する地元小学校では、飲料水やプールの水質検査、空気検査などを行い、地域に暮らす子どもから高齢者までの健康を支えている実感が持てます。

管理薬剤師として店舗管理するにあたり、心がけていることや大切にしていることはありますか？

スタッフ同士が気持ち良く働ける雰囲気を率先して作り、仮にミスをしたスタッフがいたとしても頭ごなしに怒らず、相手の立場になって話を聞くようにしています。年齢や勤続年数に関わらず、お互いの考えを尊重することが大切です。相談しやすい職場環境はコミュニケーションが円滑に進み、連絡不足や引き継ぎ時のミスが防げるメリットもあります。元気な挨拶も欠かせません。地域にお住まいの方が私たちを信用し、気軽に立ち寄ってくれる薬局でありたいと思っています。

OTC医薬品などの販売や取り組みについて教えてください。

定番商品だけに頼らず、ドラッグストアに置いていない商品を積極的に取り扱い、買い物の楽しさも提供したいと考えています。季節に応じて品揃えを変え、栄養ドリンクやしょうが湯などの試飲会、ハンドケア講演会など健康イベントの取り組みも行っています。ただし、販売スペースが限られているため、多くの商品は置くことができません。そのため“セレクトショップ”のようなオリジナリティを目指しています。年２回は展示会へ出かけ、魅力的な商品を見つけるとスタッフ間で情報を共有。これらの取り組みの結果、OTC医薬品などの売上げが伸びただけでなく、普段から足を運んでくださる地域住民が増えたことで、患者さんとして来店した際のコミュニケーションが取りやすくなりました。

今後の目標や転職を考えている方へのアドバイスなどはありますか？

当社では薬学部で学ぶ学生の実習も受け入れており、今後は管理薬剤師として後進を育成し、個人プレーではなく全体で地域に暮らす地域住民の健康を支えていきたいと考えています。そのためにも、顔の見える関係づくりが大切。当社の図師代表も現場主義で、店舗にいる時間が長く、先輩の薬剤師としても気軽に相談できる方です。転職を考えている方は、ぜひ一度、私たちが働いている店舗を見に来てください。