1日の流れ
株式会社サイファー企画
多様な形態の店舗を構えるみやこ薬局のなかで、医療モールの応需薬局としてビル内にあるのが岩槻店。2021年10月にオープンした、新しい店舗です。病院薬剤師から転身し、薬局薬剤師としては未経験ながら将来大いに期待される若手有望株のKさんに、岩槻店での平均的な1日を聞きました。
新卒で総合病院に就職し、7年勤務。外来・在宅業務を学ぶことで薬剤師としてさらにスキルアップすることを目指し、当社へ転職。岩槻店では開局業務にも一部携わり、現在は外来・在宅の両面で活躍している。
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9:00
外来処方せんの受入れ開始。事務スタッフも薬剤師に協力
機器の立ち上げやメールチェックを済ませた後、モール内のクリニックを朝イチで受診された患者さんの処方せんを応需。調剤、監査、投薬とテキパキと進めていきます。地元で長年親しまれるクリニックのため、朝から混雑することもしばしばですが、ピッキングや事務作業は調剤事務スタッフも協力してくれますので、薬剤師は患者さん対応に集中することができます。
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9:30
システムと連動した機器により、一包化対応もスムーズ
外来対応と並行して、在宅患者さんの調剤業務を進めます。岩槻店では施設在宅も受けており、Kさんも施設を担当しています。在宅医療チームのカルテや過去の薬歴などを確認しながら、処方内容を精査して調剤を行います。在宅患者さんは基本的に一包化対応となる場合がほとんどですが、岩槻店ではレセプトシステムと連動した分包機を用いているので、スムーズな調剤を行うことができます。
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10:30
多職種と連携してよりよい在宅服薬管理に努める
往診同行や配薬日には、社用車に乗って担当する施設に向かいます。「在宅のやりがいは患者さんとの距離が近く、暮らしぶりや食習慣など、薬以外の部分も把握して細かく対応できるところです」とKさん。往診医をはじめ、施設の看護師やヘルパー、ケアマネージャーとも連携を密にしながら、よりよい在宅服薬管理ができるよう日々最善を尽くしています。
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15:00
だれが見てもわかりやすく、役に立つ報告書を作成
午後からは外来対応を行いながら、在宅患者さんの薬歴と報告書を作成します。いずれもシステムと連動しているので、作成にそれほど時間はかかりません。他の薬剤師がいつ確認しても患者さんの状態を適切に把握できるよう、服薬状況はもちろん食事や睡眠、生活リズムなど、知り得た情報を整理して分かりやすく記載しています。
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17:30
翌日の準備もしっかり。先を見据えた発注業務を意識
1日の終わりには翌日の準備として在庫状況を確認。医薬品の供給不足が続くなか、足りない薬の発注漏れはないか、納品が滞りなくできるかもしっかりとチェックしています。難しい場合は代替薬を打診するなど、先を見据えた発注作業を心がけています。
株式会社サイファー企画
- 設立
- 1993年2月
- 所在地
- 埼玉県草加市栄町2-4-14