仕事の流れ／新しい治療薬が生まれる場所で働くやりがい

当社は一人のCRCが１～２施設を担当し、担当施設内での治験支援を行っています。私は時短勤務中のため、１施設に常駐。私含め６名のCRCで、20～30件ほどの案件を受け持っています

総合病院を担当しています。院内の複数の診療科の治験携わっていますが、とくに多いのは血液がんなど血液内科系の希少疾患です

総合病院を担当していて、主に皮膚科領域の治験を受け持っています。

入社後、総合病院を担当し、幅広い領域の治験に携わってきました。現在は、大学病院を担当しています。

「新しい治療薬が生まれる場所にいる」という実感があることです。治験の支援を通じて、今後の薬物治療に貢献できるかもしれないのですから、これほどうれしいことはありません。

治験は長いと２～３年ほど続き、その間、被験者の症状の変化をつぶさに観察していきます。その変化を被験者や医師、協力してくださる方々と共有できるのが、一番のやりがいです。

CRCは被験者に最も近い場所で、治験をサポートしていきます。被験者の方々の不安を受け止め、心に寄り添えることに、CRCとしてやりがいを感じます。

治験を進めていくなかで、薬学部時代に学んだ知識と紐付けながら、「こういう作用機序なのかな」と考えることがあります。薬剤師にとって非常に刺激的な環境があると思います。

薬剤師の知識や経験だけでなく、検査や看護など幅広い知識が身につくと思います。

同感です。本人の意欲次第でいくらでも成長できますし、多職種と協力しながら治験を進めていくため、プロジェクト管理のスキルも高まります。

症例報告書などの書類作成能力は、この仕事に就いて身についたスキルです。

被験者や医師、看護師など、さまざまな人と関わるので、コミュニケーション力がこの２年で一気に高まりました。

CRCは院内の医療従事者だけでなく、会計などの管理部門、さらには製薬会社とも関わりながら治験を進めていきます。治験を支えている多くの方々との出会いがある素晴らしい仕事だと思います。

幅広いスキルが求められる仕事ですが、だからこそ、「コミュニケーションが得意」「正確にデータを入力するのが得意」など、それぞれの強みを活かしながら働くことかできますよ。

昨年末、認定CRCの資格を取得したほか、NTTデータのOJTトレーナー研修に参加させていただきました。当社は研修も充実しているので、CRCの経験がない方でも安心して働くことができます。

私たちCRCは、つねに「未来の患者さん」に目を向けています。「患者さんの薬物治療を支えたい」と願っている薬剤師なら、きっとCRCの仕事に大きなやりがいや達成感を得られると思います。