個人インタビュー
株式会社パル・オネスト
2013年新卒入社。入社後4店舗を経験し、薬局長からエリアマネージャー。現場店舗のマネジメントのほかに、リクルート対応、新規事業準備室室長として新事業の立ち上げに関わった。現在はイノベーション事業部長として、新事業の立ち上げと運営を担っている。休日はイクメンに変身。
現場で学ぶことが多いから、成長の実感がダイレクトに得られます
これまでの職務内容を教えてください。
入社からおよそ5年間は、店舗薬剤師として延べ4店舗を経験しました。3年目に、最初に配属されたパル薬局東浦和店に薬局長として戻り、2018年からエリアマネージャーを兼務。その後、エリアマネージャーを務めながら新規事業にも関わり、現在はイノベーション事業部長として新規事業の立ち上げと運営を行っています。
薬剤師時代を振り返って成長を感じたことは。
やはり新卒で1年間いて、3年目から再び薬局長として勤めたパル薬局東浦和店です。ここは小児の患者様が中心なので、保護者の方と関わる機会も多く、1年目はお悩みを聞くだけで精一杯でした。ですが薬局長として戻ったときは、保護者様一人ひとりに寄り添うことができたと思います。新しい薬の使用に際し、副作用の恐れにいち早く気づき、健康被害を未然に防いだこともありますし、薬の管理が大変でつらそうな保護者の方には在宅指導を提案するなど、臨機応変に対応できました。それはこれまでの3店舗で、それぞれの特色に応じた業務や、薬局長の姿勢から学んだことが大きかったと思います。薬剤師のやりがいは、自分のとった対策の効果がすぐに目の前でわかること。患者様の体調がよくなったり、自身の提案で、医師の処方や考えが変わったりするなど、直接、達成感を得られる機会が多いのは、いま現場を離れてみるとうらやましいことだな、とつくづく思います(笑)。
新事業の立ち上げに奮闘中。現状に飽き足らない人を待っています!
現在の業務内容を教えてください。
我々薬剤師が調剤薬局で調剤をするだけではなく、より身近な存在として地域の皆さんの健康サポートに関わりたいと考え、イノベーション事業部長として、いろいろな取り組みを行っています。 たとえば、地域のFM局から「パル VOICE」というラジオ番組を発信。毎週火曜日、管理栄養士とともにパーソナリティーとして、心と体の健康をテーマにした話題を提供しています。また、2022年4月には、より気軽に皆さんが集うことができる場として、「PAL CAFE」をオープンしました。カフェとしてご利用いただくほかにも、管理栄養士が食についてのお話をしたり、地域の方たちとさまざまなイベントを開催したり、少しずつですが、思い描いていたような形に近づいてきています。 薬局事業が経営基盤であることはもちろんですが、地域の方たちの健康サポートに繋がる多様な活動を考え、形にしていくことが、今の私のミッションです。
今後の活動も、楽しみです。
当社は若手が多く、特に私たちの世代が1つのボリュームゾーンです。私は薬学部が6年制に変わってからの2期生ですが、6年制のはじめの世代が30歳半ばになり中心的な役割を担っています。今まで得てきた経験を踏まえたうえで、これからの薬剤師の新しい形を、当社でなら、形にできると考えています。ですから、個人的には、薬剤師を取り巻く現状に満足していない人、医療や福祉の新しい動きに敏感にアンテナを張っている人と一緒に仕事がしたいですね。社員思いの当社は、働きやすさも風通しの良さも抜群で、経営層との距離も近い。だからこそ、新しいことに思いきりチャレンジできる方をお待ちしています。
株式会社パル・オネスト
- 設立
- 1989年6月
- 所在地
- 埼玉県富士見市東みずほ台1-9-4
- 従業員数
- 206名(うち薬剤師130名、2023年11月16日現在)