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岡山県総社市・倉敷市を中心に、4店舗の調剤薬局と障がい児通所支援事業所「アイデイ」などの支援施設を展開している有限会社アイ薬局。「総社・倉敷エリアの皆様にアイ薬局があるから安心だと言っていただける薬局づくり」を事業の根幹においています。代表取締役の村木理英氏は総社市議会議員の顔も併せ持ち、「まちの健康寿命を5歳延ばしたい」と地域医療への熱意は並々ならぬものがあります。
少子高齢化社会における地域医療。これからの薬局に求められる多くの課題に立ち向かいながらも、薬剤師としてのやりがいや充実感を感じられる職場づくりとの両立を目指し、環境整備を進めています。患者様、医師、そして地域から「信頼されるパートナー」として、一人ひとりが薬剤師としてのプロ意識を持ち、医師や多職種との密な連携を取ることで、安心して暮らせる地域づくりを目指しています。

地域の皆様が安心して暮らせる
社会の仕組みづくりを薬局の現場から取り組む

いちばん身近な医療機関“街の薬局”から生まれる、地域に寄り添ったケア
事業の目的について教えてください。

私にはこの町で生まれ育った市民として、薬剤師として、叶えたい理想があります。それは、「地域の方に安心して暮らしていただきたい」というもの。そのため、地域のかかりつけ薬局として患者様の健康を守りたい、また未病に関わってトータルケアを行いたいという思いがあります。その他にも当社では薬局事業以外で、障がい児のためのデイサービスやスポーツ振興なども関連事業として展開しています。また、暮らしのすぐ隣で、地域の皆様を支えるパートナーとして信頼していただくために、店舗展開だけでなく医師との連携による在宅医療にもいち早く取り組んでいます。

災害への対応、「エマージェンシーヴィクル」について取り組まれていると伺いました。

近年、地震が少ないと思われていた地域で大地震が頻発している上、台風や大雨による自然災害、さらには南海トラフ地震への危惧も高まっています。災害対策医薬品供給車輌「エマージェンシーヴィクル」は、自立的に被災地での医療用医薬品および災害対策用の医薬品提供が可能。現在は整備中ですが、今後岡山大学の救急薬学教室と共同研究を実施しながら、実質的な稼働に向けて力を注いでいきます。また、災害時だけでなく、小中学校へ出動させることで、地域における薬局の意義を周知し、身近なものとして体験いただく機会としても活用していきたいですね。

岡山県総社市を中心に“いちばん身近な医療機関”として調剤薬局を展開。季節を感じられる外観や、清潔感あふれる居心地のいい店舗レイアウトで、いつでも相談できる環境を整備し、地域の安心を支えている。
薬剤師と医療、そして社会。もっといろいろな関わり方があっていい
今後の貴社の展望についてお聞かせください。

薬剤法第1条では薬剤師の社会的役割は「国民の健康を向上させること」となっています。そのためにも、在宅、外来、地域サロンの相談窓口など、色んな機能をもった薬局づくりが必要ではないかと考えています。設備とともに、人材を確保し、それぞれが専門性を大いに発揮できる環境を整えていきたいと思っています。また、医師や看護師、ケアマネージャーとの連携も不可欠。当社では信頼できる医師と連携し、時にはお互いにアドバイスをし合うような、チームワークを保つことができています。

働いている薬剤師に求めることはなんでしょうか。

「薬剤師は投薬だけが仕事」だとは思っていませんし、もっと社会へ出るべきだと考えています。今後少子高齢化社会がますます加速していく中で、地域医療に求められるものは多くなってくるでしょう。しかし、国策として推奨される「地域包括ケアシステム」にあっても薬剤師の役割はまだまだあるはずです。私はもっと薬剤師の社会的意義を高め、大きく貢献できる存在になるべきだと考えています。そのためにも、たとえば日頃の業務のなかでは疑問に思ったことなどに対して自発的に発信していける感性を当社の薬剤師には持ってほしいと思っています。私としてもスタッフ一人ひとりの意見を尊重していきます。

定期的に開催される勉強会。日々、患者様を取り巻く環境の変化や医薬品の知識向上などを学びながら意見交換を行っている。薬剤師としてのキャリアを深めながら、地域医療に欠かせない存在として成長することができる。

患者様とのコミュニケーションがやりがい!
在宅医療の可能性をもっともっと広げたい

薬剤師としての存在価値に疑問。自分らしくいられる場所を求めて
転職理由について教えてください。

前職でも在宅医療に関わっていました。地元である岡山で地域医療に貢献したいという気持ちが大きくあったのと、ますます加速していく少子高齢化社会において在宅医療の重要性を感じていたからです。アイ薬局への転職を決めたのは、社長と在宅医療に対する思いが一致したためです。患者様の生活背景を考慮し、そのご家族との関わりも重要視されていたことから「患者様と向き合う在宅医療」に取り組めると感じたため、転職を決意しました。

転職されてみていかがですか。

当社に入社して、いちばんに感じたことは「自分の意見を尊重してもらえる」ということ。しっかり患者様と向き合う時間と権限をもらえています。長い方では30分以上お話することもありますが、その分患者様、そして医師ともコミュニケーションが充実し、結果、適切な処方の調整と信頼関係に結びつけることができているな、と実感しています。

患者様とじっくり話すことで、必要な医療がおのずと見えてくるのが生活と直結している在宅医療の醍醐味。残薬やふだんの生活をチェックしながらドクターとも連携し、真に患者様に寄り添える身近な地域医療を目指す。
働き方も、キャリアもいろいろ。子育てと両立している薬剤師も
職場の雰囲気について教えてください。

女性が多い職場ですが、子育てをしながらフルタイムで頑張っている薬剤師や、病院勤務出身の方など働き方もキャリアもさまざまで、年齢層もベテランから若手まで幅広いですが、仲が良くて楽しい雰囲気で働けています。意識も高く、得意分野もそれぞれなので、相談しあって補い合いながら課題に取り組んでいますね。勉強や意見交換が活発な風潮も当社の特長のひとつだと思います。

今後の目標について教えてください。

総社店は設立して3年目。数ある薬局のなかで、例えば在宅医療にしても“アイ薬局ができること”がまだまだ周知できていないように感じます。これから地域に根差した医療を行っていくなかで、志を同じくする医師や介護現場のケアマネージャーにもっと存在を知っていただけたらいいな、と思います。アイ薬局が目指しているところはもっとたくさんの患者様の生活に関わること。これからの地域医療にもっと貢献できる街の薬局として、前に進んでいきたいと考えています。私個人としては、その一助となるべく今後も勉強会などに積極的に参加してスキルを磨いていきたいと思います。

職場環境は明るく良好。出身や専門、キャリアも様々で、相談しやすい人間関係が自慢のひとつ。「おかやま子育て応援宣言企業」として、子育てをしながらフルタイムで勤務している方も多い。

同じ目標と理想を持っている「仲間」として
やりがいと仕事の楽しさを共有できる

薬剤師として目指す理想と、自分らしい人生の両方を叶えるために
仕事とご家庭の両立は図れていますか。

安延 当社では、社長やその他薬剤師が家庭の事情を考慮し、勤務時間や勤務曜日を調整してくれるので無理なく働けています。
山本 子どもの学校行事だけでなく、急な体調不良のときも、周りのスタッフが「あとは私たちに任せて、早く帰って大丈夫よ」と送り出してくれるのでありがたいですね。
安延 そうですね。周りのフォローに支えられて、仕事とプライベートも充実できています。

 

貴社ではどんな薬剤師が活躍されていますか。

安延 当社では「地域の患者様に寄り添う」という理想を叶えるために、社長を含め全員が同じ方向を向いています。だからこそ、自分の力をもっともっと発揮したいと思えるのかもしれません。
山本 勉強会や意見交換も頻繁に行っていますよね。
安延 冗談を言いあえる楽しい雰囲気と、真面目に医療と向き合う意識の高さの両方を持ち合わせた方が多いですね。毎日とても刺激を受けています。

「薬剤師はすべて自分で考えて黙々と行動する孤立無援なイメージでしたが、当社でそれが一新されました。相談もしやすく、スタッフ全員で協力しあって仕事ができています」と安延さん。
“得意”と“やりたい”を生かして、周囲と協働できる環境
貴社のアピールポイントについて教えてください。

安延 当社においては、外来、調剤、在宅などがそれぞれ分業できているから、得意なことを伸ばしたたり、やりたいことにも挑戦しやすいと思います。
山本 信頼してくれて、薬剤師一人ひとりに権限を与えてもらえることもやりがいに繋がっています。それに医師やケアマネージャーとの関係もしっかりしています。
安延 処方の疑義照会も納得がいくまで行っています。これからの地域医療はチームであたっていかなければならないので、医師とのこのような関係性は不可欠です。

職場の雰囲気はいかがですか。

山本 仕事後の飲み会や懇親会の参加率もよく、和気藹々とした雰囲気がありますね。
安延 家族ぐるみで楽しんでいるくらいですもんね。
山本 オンとオフのスイッチの切り替えが上手な人が多いので、プライベートを引きずることもないし。
安延 仲が良く、途中で入社されても馴染みやすい職場環境だと思います。

「当社では、育児と仕事どちらを選択するべきかという悩みとは無縁です!社長や社員の志の高さと、理想を実現しようとするパワーはどこにも負けません」と、力強くメッセージを送る山本さん。

有限会社アイ薬局

設立 1997年3月
所在地 岡山県総社市門田507
店舗展開 総社市(2店舗)、倉敷市(1店舗)、真庭市(1店舗)
企業の特色 【事業内容】
■調剤薬局の運営
■障がい児通所支援事業
■福祉有償運送事業
■スポーツ振興事業
従業員数 33名(薬剤師14名)

※2017年5月現在