若い力みなぎる調剤薬局で、
さまざまなことに挑戦しながら成長できます
在宅医療と精神科薬局を2本柱に、現場の声を生かして地域の健康をサポート
御社の特色について教えてください。
在宅医療と精神科薬局を2本柱に展開しています。高齢者が増加する中で在宅医療はなくてはならないものです。精神科については、当社を創業する前にMRの仕事をしていたのですが、そのときに薬剤師が精神科の薬についてあまり知識がなく、十分な服薬指導ができていない状況を知り、この課題解決をしたいと考えたのがきっかけです。大切なのは医師の処方意図を正しく理解すること。当社の店舗は、多くが精神科クリニックの近くに開局しており、直接医師に聞いて学ぶことができます。それに加え、最近は予防医療にも力を入れています。患者様が望んでいるのはつらさをやわらげる薬をもらうことだけではなく、健康に長く暮らせること。そこで自社製品のサプリメントやDNA診断を活用し、管理栄養士も採用して、薬と栄養のプロから総合的に患者様の健康管理のお手伝いをしています。
薬剤師として現場に立たれることもあるそうですね。
会社を発展させるためには個性豊かなスタッフから多様な意見に耳を傾けることが大切です。間接的には表情や声のトーンがわからず、本当の気持ちを察することができませんから、2ヶ月に1度は全店舗を回って調剤業務をしながら、スタッフと直接交流をしています。そうすることで問題点があればすぐに反映してより良い店舗づくりに生かせます。会社の思いやビジョンをフランクに話せる機会にもなっています。

目指すは100年企業。当社ならではの視点で海外も視野に事業を展開
創業10年と若い会社ですが、今後の展望をお聞かせください。
在宅医療や精神科薬局として、医師や介護施設における認知度は上がっていますが、地域の方々へはまだまだ浸透していないのが現状です。「困ったときにはサン薬局に相談しよう」と思っていただけるようにブランディングし、認知度を高めていきたいですね。また来年を目安にカンボジアに薬局をつくる計画を進めています。日本の人口は減少し、その中で成長し続ける企業はごく一部でしょう。そういう意味ではこれから成長する海外に目を向けることも重要です。カンボジアでは無資格の方が知識もないまま、薬を処方していることも多いと聞きます。そこへしっかりと教育を受けた日本の薬剤師を送り込み、服薬指導を行っていくことは社会にとっても大きな貢献になると考えています。そうして当社の価値を高め、100年続く企業を目指しています。
転職希望者に望むことをお聞かせください。
明るく、元気で、素直な方であれば学歴や性別は問いません。一緒に成長できる人に来ていただきたいですね。当社は自分がやりたいと思ったことを実現できる会社です。自分を試したい、ステップアップしたいと意欲のある方はしっかりフォローします。そうして自分が経験したことを後輩に伝え、先輩にフォローしてもらったことを還元していってもらえればと願っています。
