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高齢者人口の増加や医療費抑制などにより、病院ではなく自宅や介護施設で療養する「在宅医療」の必要性が高まっています。「ヒノデ薬局」の名称で大阪府と兵庫県内で5店舗を運営する株式会社メディプランでは、「調剤薬局事業」だけでなく、「訪問看護事業」「介護施設事業」の3事業を展開し、医療・看護・介護が一体となったきめ細かいサービスを提供しています。各分野のスペシャリストが専門性を発揮し、強力な連携体制で患者さまや入居者さまの安心で健康な暮らしを支えるなかで、薬剤師として自己の存在意義を感じ、他職種からさまざまなことを学びながら成長していけます。「トータル・ケア・サービスプロバイダー」をコンセプトに、豊かな暮らしを創造するメディプランに注目です。

医療と介護をつなぐ薬のスペシャリストとして
安心で健康な暮らしを支える

患者さまのために何ができるかを考え、真のチーム医療を実現
会社設立当初から医療・看護・介護の一体サービスを視野に入れていたのですか。

当社はもともと、調剤薬局から始まりました。しかし調剤薬局は医師からの処方箋が必須です。処方箋を待っているだけでいいのかと考え、近隣の病院と連携して、高齢の方に薬を宅配する事業を始めたのです。そこで目の当たりにしたのは、老老介護による配偶者の負担や独居老人の孤立化といった問題。これを緩和するには、医療と介護をつなぎ、専門家が高齢者を見守る施設が必要だと有料老人ホームをつくりました。現在は調剤薬局として近隣の医療機関の処方箋を受け、医師とも連携して在宅医療に取り組んでいます。

薬剤師にとって、自社内で3事業が行われる利点はどこにありますか。

医師、薬剤師、看護師、介護士など全員が仲間ですから、医療チームの一員として対等な立場で助け合いながら、最適なサービスを提供することができます。医師の往診にはチーム全員が同行しますから、その場で患者さまや入居者さまの状態や治療方針を共有できます。薬剤師は勉強したい、自己成長したいという意欲の高い人が多いですから、処方箋だけではわからない治療方針や医療的な知識を学ぶことはやりがいがあると思います。そうして培った知識や経験は、他社の施設で在宅医療を行うときにも生かすことができます。

「患者さんや入居者さんが安心して笑顔で暮らせるように」と考えながら日々の業務に励む。薬剤師同士はもちろん、医師、看護師、介護士も同じ思いでいるからコミュニケーションがとりやすい。
社員の自主性を尊重。従業員満足がよりよいサービスの提供につながる
職場環境や社風を教えてください。

アットホームで風通しがよく、若いメンバーが多くて活気があります。社員の自主性を尊重していますので、現場からどんどん意見が上がってきて、良いものであればすぐに形にしています。もとをただせば介護事業も、現在看護事業の中で行っているリハビリに特化したデイサービスも、社内の会議で意見が出て実現したものなんですね。現在ある調剤薬局5店舗も、地域の特性や、受けている処方元の医師や患者さまに応じて個性を生かした店舗づくりが行われています。顧客満足は従業員満足から始まると考えていますので、会社としてはいかに従業員に喜びを感じながら仕事をしてもらえるかを大切にしています。

転職希望者へメッセージをお願いします。

今後ますます在宅医療へのニーズは高まってきます。当社としてはむやみに調剤薬局を増やすのではなく、医療連携をしっかりできるかたちで老人ホームなどの施設と一緒に店舗を開設できるように事業を展開していきます。薬剤師の方には調剤業務はもちろんですが、いち経営者感覚でレセプト業務といった事務も含め、店舗のすべての仕事を覚えていただければと願っています。やる気があり、元気で、素直な方と一緒に働きたいですね。入社してからメディプランというカラーに染まっていただけたらと思います。

在宅中心の店舗、大病院やクリニックの門前薬局と幅広い業務を学ぶことができる。店舗の雰囲気も、小児科の門前はお母さんが心地よく過ごせるようカフェ風に、精神科の門前は家のようにくつろげる空間にするなど個性的。

薬剤師だからこそできることを考え、
他職種と連携して在宅医療をしっかり支える

もっと地域へ、健康を支える薬剤師の可能性にひかれて転職
前職では薬に関係ない仕事をされていたそうですね。

食品会社で商品開発に携わっていました。食べることで体を良くすることに興味があって選んだ仕事ですが、健康について深く追求できる薬剤師として仕事をしたいと考えるようになりました。薬が必要なら提供すべきだし、生活習慣で病気を予防したり、悪化を防いだりサポートするのも薬剤師の仕事の一つです。メディプランは在宅医療に力を入れています。薬剤師が外へ出て行くことで、そうした生活指導や健康維持への働きかけができると思ったんですね。

具体的にどのように在宅医療をされているのですか。

ドクターの処方箋を調剤し、有料老人ホームなどの施設に出向いて入居者さんに薬をお渡ししています。そのときに話をしながら薬に対して要望があれば、ドクターやヘルパーさんと相談した上で反映します。ここで大切なのは、私たち薬剤師より入居者さんに密接にかかわっているヘルパーさんや看護師さんに必ず真偽を確かめること。認知状況のかねあいで入居者さんが薬を飲んでいないと言われても、ヘルパーさんに確認すると普通に飲めているから大丈夫ということもあります。できるだけ多くの入居者さんに関わっている方に話を聞き、困ったことがあれば薬剤師として十分サポートしますということを発信して、連携が取れるように努力しています。

処方箋が重なって忙しいときは、紙で名前を確認するだけでなく、顔を思い浮かべるようにしている。「その方が必要とされている薬だと思うと、疲れていてもがんばろうと思えるんです」
入居者さんの生活に入り、ちょっとした変化を見逃さないことが重要
在宅医療を通して気づいたこと、身についたことはありますか。

在宅医療では施設の居室やご自宅に行って生活の様子や動きを確認できます。ご本人が薬を飲んでいると言っていても、意外と残っていたりするんですね。また、経験したことはないですが、支払いの際に今までは端数の小銭を出していたのに、紙幣だけをぽんと出すようになったなどの変化で、認知症状の進展がわかるといいます。認知症の治療に処方されている薬を飲まれている方については、そのあたりを意識して見るなど、広い視野、広い観点で入居者さんや患者さんと向き合うことが必要です。そこを伸ばしていきたいですね。

今後の目標を教えてください。

ドクターや看護師さん、ヘルパーさんは日頃から入居者さんや患者さんと関わっていて3者間の連携は非常に強いものがあります。それに比べると、薬剤師は関わる時間が一番少なく、まだまだ連携という点で踏み込めるところがあるのではないかと考えています。これまで以上に入居者さんや患者さんにしっかりアプローチし、薬剤師としての専門性を発揮した情報を提供したいです。また、他職種のスタッフとも在宅医療のパートナーとして連携を強化し、患者さんや入居者さんの思いや生活に寄り添ったサービスを提供したいと思います。

管理薬剤師として薬の在庫管理や薬事関連書類の処理も行っている。店舗の運営管理は店長の仕事だが、診療報酬が改定ごとに引き下げられるなか、無駄な薬の在庫を減らすなど対応できるように努力している。

調剤経験ゼロから入社7年目で店長へ。
「働きやすくやりがいのある職場です」

処方箋の見方から教えてもらい、周囲に支えられてキャリアアップできた
転職の経緯を教えてください。

以前は製薬会社で働いていて患者さんの生の声が聞けず、どんなことで喜ばれ、お叱りを受けるのかを知りたかったのが転職を考えたきっかけです。メディプランは転職経験者が多く、会社勤めから初めて調剤薬局に入る方もいて、処方箋の見方すら知らない私の気持ちをわかってもらえるのではと思いました。実際に丁寧に教えてもらえ、「発熱は何度から?」などの初歩的な質問も嫌な顔をせずに答えてもらえました。また、調剤薬局というと女性の薬剤師の割合が高いのですが、男性薬剤師が多く、バランスが良かった点も決め手となりました。

管理薬剤師と店長を兼任され、やりがいがありますね。

声をかけていただいたときは私でいいのかなとそればかり考えていました(笑)。嬉しいと思う反面、プレッシャーがありますね。管理薬剤師の仕事は、薬の在庫管理やスタッフのシフト管理、行政書類の作成や申請など、店舗全般のことをわかっておかなければいけません。そこに調剤業務も加わりますから当時はてんてこ舞いで、スタッフの助けがあったからこそできたのだと感じています。店長になると売上について考えなければいけません。処方箋枚数は宣伝して増えるものではないですし、むしろ在庫管理を徹底し、在庫過多の薬をなくし、来月の発注で良ければ後に回すなど、納入価を減らして利益が上がるように心がけています。

明るく、笑いの絶えない天王寺店。スタッフの自主性を尊重した店舗運営は、例えば在庫にない薬が必要になったとき、購入するのか、他店から譲り受けるのかは店長の指示を仰ぐことなく、スタッフの判断に任される。
自由な発想と行動力を育て、患者さんに満足していただける店舗をつくる
店舗づくりやスタッフへの思いをお聞かせください。

こうあってほしいと考えず、みんなが自由に雑談や意見を言え、良い意見は取り入れる雰囲気づくりを大切にしています。理想にしばられてしまうと、その枠からはみ出たときにいらいらした気持ちがみんなに伝わってしまうと思うんですね。患者さんが「薬剤師さんに聞きたいことがあったけれど聞けなかった」ということがないように、満足して笑顔で帰ってくだされば、そして薬について間違ったことを患者さんに言わなければそれでいいと考えています。天王寺店は人数が少なく、誰かが抜けると回らないということがないように、一人ひとりが考えて行動できるように自主性を尊重しています。そのなかで気づいたことがあればアドバイスするようにしています。

メディプランの魅力はどこにあると考えていますか。

やはり働きやすさですね。転職者はとくに不安な気持ちを抱えて入られると思いますが、その気持ちを共有してもらえる人がたくさんいます。意見を言いやすく、すぐに形にできます。もし意見が通らなかった場合でも、なぜだめだったかという理由をきちんと説明してくれるので納得できます。楽しくやりがいのある職場ですから、長く勤務している人が多いです。

大正店は小児科、天王寺店は精神科の門前薬局。「処方内容や患者さんの層が異なり、それぞれにどうすれば薬の飲み方がうまく伝わるかなどいろいろ経験できたことが勉強になりました」。

株式会社メディプラン(ヒノデ薬局)

設立 昭和63年12月
所在地 〒541-0041 大阪市中央区北浜3-2-24 北沢ビル6階
店舗展開 ヒノデ薬局杭瀬店/ヒノデ薬局寝屋川店/ヒノデ薬局鴻池店/ヒノデ薬局天王寺店/ヒノデ薬局大正店
企業の特色 1991年12月に杭瀬店をオープンし、現在までに調剤薬局5店舗、高齢者住宅事業(有料老人ホーム)3施設、介護事業4施設を経営されています。薬局に来る患者様だけではなく、医療機関・訪問看護ステーション・介護支援事業所などど提携し、付加価値の高いサービスを提供することで、地域医療充実に貢献していくことを日々目指していらっしゃいます。自社で施設を持っていることから、在宅にも力を入れていらっしゃいます。特に大正店は、医師に同行し施設を訪問するところまで深く関わることができる薬局です。