一日の流れ
株式会社IKMS
サービス付き高齢者向け住宅を7件担当し、通常より多い200人弱の患者さんの在宅医療を行う高杉さん。それぞれの施設で月2回の往診に必ず同行し、それ以外にも週1回配薬で訪問。臨時や緊急で薬が必要な場合も迅速に対応し、医師、訪問看護師、施設の方々と情報共有しながら安心・安全な医療をサポートしています。
「毎日時間がたつのが早い」という高杉さん。大学卒業後、門前薬局などを経ることなく在宅医療をスタートし、実践のなかで幅広い知識や能力を身につけ、周囲から信頼されている。舞台が好きで休日に足を運ぶのが楽しみ。
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10:00
患者さんの状態や状況に応じ、必要と思われる薬を前日までに準備
往診同行する施設から前日までに患者さんの状態や状況を記したファックスが送られてきます。それを見ながら、「この薬を持っていった方がいいかな」と前日に準備を済ませておきます。朝出勤したら準備したものを車に積み込み、施設に向かいます。1日に平均2施設の往診同行を行います。
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11:00
診察に立ち会い、医師と相談しながら患者さんに最適な薬を提供
医師、訪問看護師、施設の方々と各部屋を回って診察に立ち会います。薬の利用状況を確認し、診察時の患者さんの訴えや、施設からの事前情報、配薬訪問時に気になった点を医師に相談。他院で処方された薬もチェックし、重複や相互作用なども確認します。その結果、薬の変更があれば対応。医師から相談を受けて処方提案も行います。
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13:00
午後からの往診同行に備え、ランチタイムでリフレッシュ
お昼休憩は1時間しっかり取ります。担当施設が空港の近くなので、お気に入りの公園で飛行機が離発着する様子を眺めながらコンビニ弁当を食べています。担当施設の往診同行が多忙なため広がる風景を眺めてリフレッシュすることで、次のスケジュールにとりかかる気力をチャージしてます。往診同行日以外も施設に配薬に行くなど、毎日外出しています。
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15:00
往診同行中も別施設の患者さんの緊急の薬の依頼に対応
この日2件目の施設の往診同行を午前中と同様に行います。往診同行中に別の施設に薬を届けてほしいという依頼が医師からグループLINEに届くことがあります。緊急を要するときには店舗にも同じ情報を共有し、処方箋に基づいて調剤・監査の依頼をかけて、店舗に戻り次第自らも監査した上で持っていきます。連携のスキームができているため、緊急時もスムーズに対応ができています。
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17:00
患者さんの薬歴を記入し、翌日届ける薬の監査をして業務終了
店舗に戻ったら、往診同行した患者さんの薬歴をシステムに記入。翌日に届ける薬の調剤やお薬カレンダーのセットはすでに他のスタッフが対応してくれているので、間違いがないか監査してその日の業務は終わりです。心がけているのは安全第一。事務スタッフと連携して進める業務が多いため、些細なことでも報告することを意識しています。
株式会社IKMS
- 設立
- 2018年5月
- 所在地
- 大阪府大阪市福島区吉野4丁目27番18号久保田ハイツ1階
- 従業員数
- グループ全従業員数800名