職場のイチオシ

「日本一のまち薬局」をめざし、地域の人々の健康サポートと在宅医療に注力する田辺薬品。柱の1つの在宅医療では、その質の高さはもちろん、無菌調剤設備の完備、機械式持続注入ポンプのレンタルサービスなど、設備面も充実しています。応需先は個人宅が中心で、お薬カレンダーや配薬ボックスの活用など、患者さんの在宅環境に応じ、一人ひとりの生活に寄り添った訪問服薬指導を行っています。

• チーム制により「いつでも・誰でも・どんな状況でも」寄り添う在宅を

  在宅体制は担当ではなくチーム制。どの患者さんもチームメンバー全員が対応できるよう情報共有していますが、その内容は薬物治療に必要な情報に留まらず、患者さんやそのご家族をきめ細かく支えられるよう多岐にわたります。ヒューマンスキルを見える化し、共有する仕組みづくりによって、誰もが「よりそう在宅」を実現しています。顧客満足度の高さから「ぜひ田辺薬品さんに」との指名が増え、応需先も増え続けています。

  

• ITツールを駆使して最新情報にどこでもアクセス

  モバイルツールにインストールした専用アプリによって業務の効率化を推進。詳細な情報が記された「患者サマリ」がどこからでも確認できるのはもちろん、その日の業務の優先順位も一目で分かります。また調剤・監査の進捗状況もチェックできます。訪問先は地図アプリを活用し、ルートを組んで無駄なく回れるようにできるほか、カーナビでは探しにくい患者さん宅や近所の写真もシステムにアップ。外の状況が薬局内でもリアルタイムに共有できるよう、タスク管理のアプリを使用するなど、ＩＴツールをふんだんに駆使・活用しています。

  

• 在宅医療のエキスパートにマンツーマンで学び、近い距離で吸収

  同社の在宅医療を立ち上げた内田さん（個人インタビューに登場）は人材育成にも注力。薬剤師はもちろん事務職も入社後2週間は在宅を行う「府中サウス薬局」にてしっかりと研修を行い、患者さん宅の同行などを通して同社の在宅医療に対する理解と意識づけを図っています。在宅薬剤師は独り立ちするまでマンツーマンで指導。在宅の深い知見をもち、温かい人柄の内田さんは皆に慕われ、未経験のメンバーも頼もしく成長しています。

  

• チャンスがいっぱい。どんどん学べる、どんどん伸びる環境

  医師との往診同行をはじめ、無菌調剤や麻薬の取り扱いなど、慢性疾患の患者さんからお看取りまで、幅広い症例のハイレベルな在宅を経験できるため、学ぶ意欲の高い人がどんどんスキルアップできる環境です。また患者さんとそのご家族に寄り添うマインドセットはワークショップで共に考えながら実践的に身に付けることができます。「この外部研修に行ってみたい」「こんな取り組みにチャレンジしたい」といった希望も大歓迎。手を挙げる人には誰でもチャンスをくれる会社です。また、薬局パートナー（調剤事務）も一緒に同行して、薬剤師をサポートする仕組み作りを整えています。同行する薬局パートナーが患者さんのことをよく知っているので、未経験の方でも安心して業務を行うことが出来ます。

  

• 地域に開かれたヘルスケア薬局。「薬局らしくない薬局」で親しみ

  田辺薬品のもう1つの柱が、地域の健康を守るヘルスケア薬局。「“薬局らしくない薬局”として旬の地元野菜を販売したり、野菜の摂取量が足りているか『ベジチェック』を行ったりと、処方箋がなくても気軽に立ち寄れる薬局を意識しています」と語るのは、「薬局ランタン千歳烏山店」の高須賀洋徳薬局長。認知症カフェなどの地域イベントにも積極的に参加しています。管理薬剤師のほか、最近は薬膳に詳しいスタッフも常駐し、地域と薬局の接点を広げています。