個人インタビュー

地域にわたる「チーム医療」のキーパーソン

さくら薬局グループ

吉本 昂平
吉本 昂平さん 北東北エリア マネージャー,在宅療養支援認定薬剤師

2013年入社。店舗薬剤師、管理薬剤師を経て2019年からマネージャー。在宅療養支援認定薬剤師としても活躍し、現在は後進の育成や地域の健康講演会の企画・運営などに力を入れている。趣味はライブ観賞でロックが好き。

在宅療養支援認定薬剤師の取得をバックアップする体制

今どんなお仕事をされていますか。

今どんなお仕事をされていますか。

北東北エリアのマネージャーとして約10店舗を管理するとともに、在宅療養支援認定薬剤師として広く地域医療に携わっています。マネージャーの仕事は店舗管理や売上管理、本社の伝達事項を現場に発信する、時には薬剤師業務も行うなど多岐にわたりますが、とくに店舗管理を通してスタッフの成長を感じることがやりがいです。地域医療では地域の専門職と連携して幅広く活動しています。

なぜ在宅療養支援認定薬剤師を取得しようと思ったのですか。

なぜ在宅療養支援認定薬剤師を取得しようと思ったのですか。

きっかけは当時、管理薬剤師をしていた店舗に麻薬の混注の依頼があったことです。自信がなく、当社の在宅医療推進委員会に相談したところ、詳しい手技などを教えてもらい興味を持ちました。またちょうどその頃、町の在宅推進委員会が立ち上がり、自治体から当社に声がかかったので委員として参加し、多職種の委員と活動するなかで在宅をもっと極めたいと思うようになりました。在宅療養⽀援認定薬剤師を取ったのは2020年2月で、1年ほど勉強しましたが、この間、取得に必要な症例の提出や学術大会参加について会社から色々とサポートしてもらいました。当社は、専⾨認定薬剤師の取得実績は業界でもトップクラスですが、なかでも在宅療養⽀援認定薬剤師の取得者数は業界内でも一番多いです。これまで認定を取得された先輩方のノウハウがたくさんあるので、安心して取得に向けて臨むことができました。

多職種連携のリーダーとして、地域医療に貢献する

在宅のやりがいは何でしょうか。

在宅のやりがいは何でしょうか。

配薬や訪問服薬指導といった一般的な在宅業務はすでにスタンダードですが、当社の場合はその信頼度と在宅医療推進委員会など支援体制の充実により、在宅の患者さまに最も近い薬剤師として、多職種の中でリーダー的な役割を果たせることが魅力です。在宅は究極の対人業務です。患者さまに寄り添って、ご本人や家族の意向をそれぞれの職種に伝え、チーム一体となって患者さまを支えるのは大きな手応えがありました。少しは地域のなかで頼られる薬剤師になれたんじゃないか、と思っています。さまざまな職種の方から「ありがとう」と感謝されるのは、外来患者さまの対応でも得られない喜びです。

今後の目標を教えてください。

今後の目標を教えてください。

在宅療養支援認定薬剤師を取得してから地域の講演会などにも呼ばれるようになり、住民の皆さんに健康に関する話をする機会が増えました。「地域のために」という意識がさらに高まり、今後は地域の専門職の連携を今以上に強化し、人々が安心して医療を受けられる環境づくりに貢献するのが目標です。社内においては、施設在宅を増やす活動に力を入れるほか、在宅に関わる後進の育成をめざして店舗スタッフに講義を行っています。 マネージャーとしてはかかりつけ薬剤師を増やすとともに、店舗スタッフが気持ちよく働ける職場づくりが目標です。新しくやりたいことが次々に浮かぶので日々ワクワクしています。

地域にわたる「チーム医療」のキーパーソン

さくら薬局グループ

設立
1982年10月
所在地
東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル10階
従業員数
6,218人(内 薬剤師数:3,508人)※2023年3月現在
企業の特色
患者様のニーズに応え、信頼される企業を目指します。
「さくら薬局」の運営を通じて、薬と健康の身近なアドバイザーとして、皆様の健康づくりやセルフメディケーションの支援を行っております。
地域住民が安心して訪れる「開かれた薬局」を目指し、医療・健康に関する情報発信ステーションとして皆様のニーズに応えてまいります。
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