1日の流れ
大洋薬品株式会社 あすか薬局
地域の人々の「かかりつけ薬局」として、外来からOTC、在宅医療、健康相談など、広く丁寧な医療サービスを提供するあすか薬局。2019年にオープンしたあすか薬局保谷店で、管理薬剤師として活躍する平林さんに平均的な1日の仕事の流れを聞きました。スタッフ全員が「患者さんのために」という想いを共有し、いきいきと働いています。
2019年入社。調剤薬局を併設するドラッグストアでOTC・調剤ともに経験を積んだが、さらに患者さんに寄り添う薬剤師をめざして転職。保谷店に勤務し2021年から管理薬剤師。在宅患者を受け持ち、かかりつけ薬剤師としても活躍している。
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9:00
患者さん情報をしっかりと共有してスタート
毎朝、開局前に申し送りを行って気になる患者さん情報を共有しています。常連の患者さんは名前が出るだけで全員が詳細を把握しているため、情報の理解はスムーズです。外来は午前中から15時頃まで門前の保谷厚生病院からの患者さんが絶えません。午前中だけで平均30件ほど応需しています。在宅患者さんは個人宅が中心で、交代制で朝イチから訪問することもあります。
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11:30
お昼は1時間。休憩室を独り占めできます
午後まで外来が忙しいため、お昼は11時半から順次一人ずつ休憩に入ります。店舗の2階には休憩室があり、1人だけの空間で1時間ゆっくりと寛げます。休憩室ではZoomによる疾患ごとの勉強会などが開催されることもあり、自宅で学ぶより、仲間と一緒のほうが頑張れると皆さん積極的に参加してくれます。終業が17時なので参加しやすいのも理由です。
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13:00
外来に在宅にと奮闘。手厚い指導で支える
外来業務を続けるほか、引き続き在宅訪問も行います。患者さんは独居のお年寄りが多く、配薬はもちろん吸収指導などにも力を入れています。正しく薬が吸い込めたら音が鳴るなど、グループの供給力により最新の吸入器具も活用しています。訪問先はすべて自転車で行ける距離のため、自動車免許がなくても大丈夫です。今後は施設調剤も視野に入れています。
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15:00
在庫切れの心配なく発注も安心。人員対応もスムーズです
外来患者さんが15時以降に減少するため、その時間帯に在庫管理や発注業務を行います。薬の流通が滞りがちな昨今ですが、医薬品卸売会社をグループに持つあすか薬局では「薬が入らない」という悩みとは無縁です。また、全店舗にヘルプに入れる優秀なラウンダーがいるため、休暇を取得しやすいことも魅力のひとつ。ラウンダーが忙しいときは派遣を手配するなど、従業員に無理させないよう配慮しています。
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17:00
17時定時でオフタイムも余裕。オンコールは管理薬剤師が担当
パート社員の方々はほぼ定時の17時に退勤。正社員は時折、残業や勉強会で遅くなることもありますが、18時を超えることは滅多にありません。早めに終わるよう事務スタッフも含めて全員で協力しあっています。在宅患者さんのオンコールは管理薬剤師の私のみ担当していますが、緊急の要請は少なく、SNSも活用しているので効率的に対応ができています。
大洋薬品株式会社 あすか薬局
- 設立
- 2000年8月
- 所在地
- 埼玉県狭山市富士見1丁目25-5