一日の流れ
ベガファーマ株式会社
専門医療機関連携薬局の認定を目指しているくるみ薬局兵庫医大店。病院から転職して丸2年の宮武さんの1日をご紹介します。2021年にオープンした新店舗は、待合室が半個室で感染予防もバッチリ。先進機器や過誤防止の設備の導入、鑑査・投薬をフロアで分けるなど、皆で意見を出し合い、業務の効率化にもチャレンジしています。
約8年間の病院勤務で、病棟での服薬指導、抗がん剤の調剤などに携わる。「次は調剤薬局の業務を経験したい」と、2020年くるみ薬局に転職。大きすぎない規模、幅広い業務に関わって成長できる環境に魅力を感じた。
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8:30
開店後は全員で情報を共有。web掲示板でスムーズに。
兵庫医大店の開店は8時30分。毎朝、開店と同時に、店長、管理薬剤師からスタッフへの申し送りが行われます。「ジェネリックが手薄なので、複数メーカーから取り寄せよう」「患者様からこんなご指摘をいただいた」など内容は日によってさまざま。シフトの都合で申し送りに参加できないスタッフは店舗のweb掲示板でその内容を確認できます。掲示板は、共有事項が発生した時点で、各スタッフが入力します。
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9:30
患者様が集中するまでのアイドルタイムに、準備を進める
大学病院の診察も8時30分なので、開店からしばらくは患者様もまばら。9時30分を過ぎると少しずつ増えてくる感じです。比較的ゆとりのあるこの隙間時間を利用して疾患について調べる時間を持つこともできます。薬の納品と保管は事務スタッフが担当してくれますが、手が空いたときはお手伝いしています。
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11:00
プライバシーが守られる半個室の待合室が好評
11時~13時は、1日でも一番忙しい時間帯。病院で診察を終えた患者様が次々に来店されます。兵庫医大店には半個室のブースが10個あり、一組ごとにブースにご案内します。プライベートな内容を人に聞かれることなく服薬指導を受けられる半個室は「安心できる」と概ね好評。お子様連れの方、じっくり話をしたい方にも喜ばれています。
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13:00
投薬・鑑査を担当制で分担。目の前の業務に集中できます
重い疾患の患者様が多く、薬も多種類に及ぶ兵庫医大店では、3階が調剤・鑑査、2階が接客、とフロアごとに業務を分担。この日、私は午前が患者様対応、午後からは3階で鑑査を行いました。処方箋を見て気になることがあれば、2階と3階のスタッフが情報を共有。必要に応じ患者様に聞き取りを行うなど連携をとって調剤を進めます。
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15:00
医師とはちがうアプローチで、患者様に必要とされる存在になる!
ピークの時間を超えると余裕が出てくるので、業務の改善や知識の吸収に努めています。高度薬学管理の機能を果たせる薬剤師として、認定資格にも挑戦したいですね。医師とは違うアプローチで患者様に必要としていただける。そんな薬剤師像を意識して業務にあたっています。
ベガファーマ株式会社
- 設立
- 1980年11月
- 所在地
- 藤井寺市野中2丁目123番地1
- 従業員数
- 290名 ※2024年1月時点
- 企業の特色
- 大学の敷地内薬局や医療モールを中心に店舗展開。最新の調剤機器及び調剤過誤防止策導入、薬剤師がアロマインストラクター等資格取得し、メディカルアロマを展開。「目配り、気配り、心配り」をモットーに患者さんの立場に立って物事を考える。 全文表示する