個人インタビュー
株式会社ファルコファーマシーズ

2006年、幅広い経験ができる環境と、安定の経営基盤に魅力を感じてドラッグストアから転職。サッカーの練習や試合の応援など、2人の子どもとの時間がオン・オフの切り替えに。マラソンで体力作りも心がけている。
前職の経験を買われ、新規店舗の立ち上げプロジェクトに抜擢!
前職の経験を買われ、新規店舗の立ち上げプロジェクトに抜擢!

そうなんです。新卒で入社した会社は、ドラッグストアと調剤薬局が完全に分かれて運営されていました。当時はそのスタイルが一般的でした。ただ、医療用医薬品に触れる機会が少ないとスキルの向上は難しく、経営の安定性という面でも不安があったため、思い切って転職を決意しました。京阪神に基盤があり、やりたいことが実現できる数少ない会社の一つがファルコファーマシーズでした。 入社後は複数の診療科がある門前薬局で基礎を身につけ、5年目にクリニックの門前薬局に移り管理薬剤師に。異なるタイプの2つの薬局を経験することができました。
これまでで一番うれしかった出来事はなんですか。

入社5年目のとき、北山駅前店の立ち上げメンバーに選ばれました。コンセプトは「マンツーマン薬局+OTCの充実」。前職でのOTC販売の経験が認められ、うれしかったですね。しかし、新店舗の立ち上げなんて初めてで、わからないことだらけ。エリアマネージャーもまだいなかったので「誰に相談しよう?」と悩むこともありました。 耳鼻咽喉科の門前に位置しているため、患者様の数も安定しません。閑散期をどう乗り切るか、本部によく相談しました。ドクターとの打ち合わせも行い、近隣の方に知っていただくための販促戦略を考え、いよいよオープン日を迎えました。無事に船出できたことが何よりうれしかったです。その後、処方箋の枚数も順調に増えていきました。
ICTも活用。グループの力でファルコらしいサポートを
薬剤師ではなく、全体を見るようになったきっかけは何ですか?

北山駅前店の立ち上げ後、全社横断的なOTC販売チームが発足。OTCを充実させ、セルフメディケーションをサポートしていこうという国の方針に沿ったものでした。このチームのメンバーに選ばれた後、再び新規立ち上げプロジェクトを任されることに。2011年にオープンした四条烏丸店です。北山駅前店、四条烏丸店という2つの店舗の立ち上げを経験後、5店舗を統括するエリアマネージャーに昇進しました。 エリアマネージャーは店舗支援にも行きますが、原則は本部職。この役職に就いた頃から、俯瞰的に見る習慣がついてきたかなと思います。一方で、私には長年の現場経験があります。悩みは時代が変わっても同じですから、先輩薬剤師としてアドバイスできることがたくさんあるのも私の強みだと思っています。
キャリアアップを果たした今、どんな未来を描いていますか?

15年前に管理薬剤師となり、10年前にエリアマネージャーに。そして現在は課長として、エリアマネージャーを指導しています。DX化など、変化する時代に対応しながらファルコらしい薬局を作りたいですね。ICT部門では、QRコードを活用して過誤や飲み忘れを防ぐ高齢者施設向けの服薬管理システムも開発中。患者様もドクターも高齢化しているので、このシステムで負担を減らしていけたらと考えています。今後もグループ企業と協力し、オールファルコで新しいことに挑戦していきたいです。

株式会社ファルコファーマシーズ
- 設立
- 1975年6月
- 所在地
- 京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町44番地3
- 従業員数
- 314名(うち 薬剤師189名・2024年3月31日現在)