「人々を健康にしたい。健康でいてほしい」と
願い、行動する力で地域ナンバーワン薬局に。
地域の方々のために「行動」する人間が集まる企業になります。
企業理念についてお聞かせください。
“健康なくらしのお手伝い”が当社の経営理念。でも、「思い」だけではだめです。当社の社訓は「ただやることである」という言葉で締められています。地域の人々を健康にしたい、健康でいてほしいという思いをもっと行動にしてほしいと願っているからです。例えば、カウンターの外に出て、積極的に患者様と関わる。そういった行動です。また、『接客八大用語』というのが当社にあるのですが、ドラッグストアで薬を買われた方には「お大事にしてください」と言うようにしました。「またお越しください」は病気の方に対して失礼でしょう。ささやかなことでも“行動”は何よりも大切で価値のあることです。
企業としての新しい“行動”はありますか?
かかりつけ薬局は全店で注力していますし、社員全体に在宅訪問に対する興味が高まっており、社内横断的な部署である在宅推進室ができたのもトピックです。この部署はマネージャで構成されており、実例を積み上げたり、専門性を磨いたりとにかく勉強熱心。各調剤薬局の薬剤師も頼りにする存在になっています。また、2015年秋には当社が『第1回健康すこやかウォーク』を開催。以降、年々参加人数が増えており、大変喜ばれるウォーキングイベントとなっております。

働くゆとりも、“健康なくらしのお手伝い”をする力も地域で№1に。
教育環境、社風など社内の雰囲気についてお聞かせください。
当社では3年に1回、「やりたい仕事調査」を実施します。最近の例では医療事務の社員が「医療事務全体の責任者になりたい」と手を挙げ、責任者として抜擢されました。社員はやりたいことは頑張れば実現すると感じてくれていると思います。また、各々が個性と多彩な力を発揮できているのは、社員同士がお互いを認め合っている風土があるからだと感じています。
今後の展望をお聞かせください。
さらに従業員満足度を上げていきたいですね。それには、ロマン(こんな人生を歩みたい)とビジョン(仕事における姿)の両立が大切です。仕事はロマンを実現するためのもの。だから、「選択を間違えないように」と常々社員には話しています。先日もドラッグ部門の課長が奥様の出産のため、連休を取りました。本人に確認したら「上の子の面倒もあるし、付き添っていたい」ということでした。こんな選択が人生の「ロマン」を膨らませていくのだと思います。企業ビジョンとしては、目標値を設定し、更なる店舗拡大を考えています。でも、“規模№1ではなく、地域№1”になることのほうがずっと大切。それが実現できる会社だと自負しています。
