個人インタビュー
株式会社パル・オネスト

2021年入社。溝沼店の管理薬剤師を経て2023年末から在宅専任薬剤師として活躍中。新卒で入職した急性期総合病院でのチーム医療の経験を業務に活かしている。趣味のカメラはプロ並みの腕前。
自分の力を発揮するのにちょうどよいサイズ感が魅力
入社理由を教えてください。

私は新卒で病院に入職し、病棟業務をはじめ緩和ケア病棟の立ち上げにも関わるなど、さまざまな経験を積みました。専門性の高い認定資格なども取得し、病院でずっと働こうと考えていましたが、結婚して新しい家族ができたことにより心境が変化。評価の面で自分の成長を実感しにくい部分があったこと、さらには、シフトが不規則で当直や日曜・祝日出勤もあったため、仕事と家庭とのバランスを取りやすい転職先を考えました。 幾つか具体的に転職先を見た中で、大手や個人経営とは違うパル・オネストの規模は、私にとってちょうど良いサイズ感だと感じました。そして、最後の決め手となったのは面接の印象です。「また皆さんに会いたい!」と心から思いました。
在宅推進部のメンバーになられた経緯は。

ベッドサイドの経験を特に活かせるのは在宅なので、入社前から「将来的には在宅をやってみたい」と考えていました。思ったより早く声がかかり、「ぜひやりたいです!」と即答したのは、在宅推進本部で活躍していた先輩薬剤師が私のメンターをしてくださった方で、かねてから尊敬していた存在であったことも大きかったです。現在は個人宅をメインに担当し、配薬・服薬指導を行うほか、施設の医師回診にも同行しています。当社の店舗にはクリーンベンチもあるため輸液を調製し、麻薬も管理するなど、高度な在宅医療を行っています。
病院以上に患者さまに寄り添える。薬剤師ができることは無限大
お仕事のやりがいは何ですか。

病院でもベッドサイド指導をしていましたが、在宅は病院以上に患者さまの生活背景なども考慮して、長期にわたってのよりよい薬物治療が提案できる点が魅力です。最初は警戒心で一杯だった独居の患者さまが、徐々に心を開いてくださるのは、嬉しいですね。また業務を行うにあたって、私なりの視点や、これまで培ってきたスキルが活かせることもやりがいです。 在宅件数が増加するなか、迅速にしっかりと対応している、などの理由により、2023年は社員表彰でMVPをいただきました。MVPは全社員の投票で決まるので、嬉しさもひとしおでした。 また、第2子誕生の際には数か月の育休を取得しました。当時はまだ溝沼店で管理薬剤師として勤務していましたが、職場の理解や協力があり、スムーズに取得できました。育休中の家族との時間は今振り返ってみてもとても貴重だったと思います。それが今でも仕事をすることのモチベーションにも繋がっています。
今後の目標を教えてください。

在宅には終末期の患者さまも多いため、薬剤師目線ではなく人として患者さまやそのご家族と同じ目線に立ち、コミュニケーションを深めながら、最期まで快適に過ごしていただくようサポートすることを何よりも大切にしています。そのうえで何事にも積極的に取り組んでいきたいです。 これまで、日常の業務のほかに、店舗へのAED設置を提案し実現したり、趣味のカメラの腕前を買われて社員総会でフォトグラファーを務める等々の機会がありました。パル・オネストは、いろいろなカタチで自分を表現できる会社です。在宅医療においても、薬剤師にできること、求められていることはほかにも沢山ありますので、ぜひ怖がらずに挑戦してほしいですね。私たちも全力で支えていきます!

株式会社パル・オネスト
- 設立
- 1989年6月
- 所在地
- 埼玉県富士見市東みずほ台1-9-4
- 従業員数
- 総数257名(薬剤師138名)