かかりつけ薬剤師 かかりつけ薬剤師

プラスαとして取得したいサプリメント関係の資格

かかりつけ薬剤師なら関心を持っておきたい患者さんのサプリメント利用

内閣府食品安全委員会によって2015年に発表された「いわゆる『健康食品』に関する報告書」によると、国民の4~6割が何かしらのサプリメントを摂取しているというデータが見られます。患者さんの生活状況を一元管理するべきかかりつけ薬剤師にとっても、サプリメントは関心を持ちたい項目のひとつですが、何から手をつけてよいか悩んでしまうかもしれません。そこで検討したいのが、サプリメントについて体系的に学べる専門資格の取得です。

NR・サプリメントアドバイザー

「NR・サプリメントアドバイザー」は、国立健康・栄養研究所の事業である「栄養情報担当者(NR)」を元に立ち上げられた資格です。2012年4月に日本臨床栄養協会が認定していた「日本サプリメントアドバイザー」と統合され、運営も日本臨床栄養協会に移管されました。

 

厚生労働省に関係する講師が多いのが特徴で、厚生労働省が公表しているガイドライン「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考え方について」に沿って運営が行われています。
栄養学の発展を願う団体のため、サプリメントだけではなく食事療法など実践的な栄養学を学べるのもポイント。かかりつけ薬剤師として「臨床栄養学」を服薬指導に活かすことができれば、サプリメントだけでなく栄養相談も行うことができるようになります。インターネットを使用しオンデマンド方式で学習できるので、遠方で講習に行けない人や、テキストによる学習に不安がある人にも取得しやすい資格といえるでしょう。

健康食品管理士

「健康食品管理士」は一般社団法人 日本食品安全協会が運営する民間資格です。サプリメントだけではなく、医薬品とサプリメントの相互作用や食品添加物について、また食品機能成分の有効性や安全性など、広く食と健康について学ぶことができる内容となっています。学ぶ範囲が広いので興味・関心の幅を広げやすく、サプリメントだけでなく健康について体系的に学びたい人におすすめです。

 

全国で研修会が開かれているため、実際に活動している方々に会って横のつながりを築けるのもうれしいところ。資格取得に向けて郵送されるテキストで自習後に課題を提出する方式の学習法です。自分のペースで学習したい人や、インターネットでの学習が苦手な人に向いています。

サプリメントアドバイザー

「サプリメントアドバイザー」は有限責任事業組合 日本ニュートリション協会が管轄する資格です。サプリメント先進国であるアメリカの栄養学をベースに、関連知識を学べます。申し込みから認定まですべて自宅で行える完全通信教育なので、忙しい人でも自分のペースで学習できます。

 

サプリメントに特化した資格で、「糖質」「脂質」「たんぱく質」などの基本的な栄養素から「ビタミン」「ミネラル」「ハーブ」まで、サプリメントに用いられる具体的な成分を深く学習できます。相談者とのコミュニケーション方法やよりよいアドバイス方法など、実際の現場で資格を活かす方法も学べるため、資格取得後の活用についてもヒントを得ることもできるでしょう。

資格を活かして“頼れる”かかりつけ薬剤師に

2015年4月、機能性を表示できるサプリメントの新制度として「機能性表示食品」制度が始まりました。機能性を表示できるサプリメントには「栄養機能食品」と「特定保健用食品(トクホ)」がありましたが、「機能性表示食品」も加わりサプリメント市場はさらに大きく拡大しています。時代背景もあり、かかりつけ薬剤師ならサプリメントについては身につけておきたい知識のひとつかもしれません。
サプリメントに関する民間資格は複数ありますが、どの資格もサプリメントに関連する項目を体系的に学ぶことができるでしょう。資格の詳細を知り、自分に適した学習方式や興味・関心によって選択するとよいでしょう。

<PR>満足度NO.1 薬剤師の転職サイト