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かかりつけ薬剤師が患者さんの生活指導に活かせる抗加齢指導士

かかりつけ薬剤師が生活指導するとき役立つ「抗加齢指導士」の資格取得と活用法について

かかりつけ薬剤師として患者さんと接するときは、服薬指導以外の部分も意識したいもの。なかでも、取り組みやすいのが患者さんの生活指導ではないでしょうか。改めて、生活指導の必要性を考え、情報提供に役立つ資格として「抗加齢指導士」の具体的な活用法を紹介します。

生活指導はかかりつけ薬剤師の大切な仕事

かかりつけ薬剤師であれば服薬指導だけでなく、かかりつけとなった患者さんの健康管理において生活習慣を含めたサポートを意識したいものです。日常的な生活習慣や本人の性格、生活環境などを知ることで、ときにはコンプライアンスの向上につながることもあるでしょう。また、患者さんの生活状況を把握することは、服薬に至った根本原因の追究にあたり、改善につながるヒントを得られる機会でもあります。特に、高齢社会である現在において、服薬管理とともに細やかな生活指導を行うことが、かかりつけ薬剤師に求められると考えられます。
とはいえ、いくら服薬情報や生活習慣を知ることができても、その対処法が伝えられなければ意味がありません。服薬だけでは改善しづらい要因を探ったり、患者さんが自主的に併用するサプリメントに関する知識を深めたりすることで、より良いアドバイスができるのではないでしょうか。

薬剤師として活かす、抗加齢指導士

かかりつけ薬剤師として患者さんの生活指導に取り組む場合、特に会話に上がりやすいのが食事面での質問や問い合わせです。個別の状況を把握しながら、バランスの良い食事で複数の栄養素を摂取できるようなメニューの見直しや、食べ方の工夫など、細かな提案が求められます。こうした食生活へのアドバイスは、症状悪化を防ぎ、治療効果を高めるための体力づくりにも欠かせません。こうした状況のなかで、かかりつけ薬剤師としてのスキルアップにつながるのが「抗加齢指導士」です。

 

抗加齢指導士とはアンチエイジング分野の専門資格であり、栄養関連の知識を取得したい方におすすめです。アンチエイジングというと美容法として注目されがちですが、加齢にともなう症状への予防・対処法として役立つ情報も多くあります。加齢とともにリスクが高くなる動脈硬化やがんなどの病気や症状は、生活指導を充実させることで、予防できると考えられており、ビタミンの抗酸化作用と動脈硬化の抑制、オメガ3脂肪酸を補填することでの動脈硬化の改善につながるといった体内環境のケアもアンチエイジング分野と関わるというわけです。
資格を取得することで、健康に関わる最新の情報を発信するほか、生活指導において食事面でのサポートが行いやすくなります。また、加齢に伴って起こる筋力や体力の低下といった症状を早期に発見し、早期治療につなげる役割を得ることができるでしょう。

抗加齢指導士の取得と活用法

抗加齢指導士は、日本抗加齢医学会が認定する資格です。
資格取得には、既存の国家資格(医師、看護師、薬剤師、栄養管理士など)が必要であるほか、日本抗加齢医学会の会員(正会員、学生会員)となり、日本抗加齢医学会が定める認定試験のための単位を取得し、認定試験に合格する必要があります。
総会への参加や認定される研修やセミナーの受講、論文提出などによって得られる受験用30単位の研修単位を取得する必要があり、受験までに準備が必要です。
資格取得後には、加齢医学に基づいた知識を得たことで、患者さんの状況に合わせた生活指導にも具体的な提案ができるようになります。例えば、便通改善における生活指導として、具体的に不足しがちな栄養素として食物繊維や良質のタンパク質を提案したり、予防につながる運動の提案を行ったりと、より細やかなアドバイスが可能でしょう。薬剤師として、患者さんが服用する薬のなかで、便通に影響する副作用の有無を確認するのはもちろんですが、さらに生活状況を確認したうえで、抗加齢指導師の知識をいかしながら、健康サポートを行ってみましょう。

具体的なアドバイスができるスキルアップを意識しよう

かかりつけ薬剤師として生活指導をするためには、生活に根付いた知識の取得が大切です。かかりつけ薬剤師は患者さんの生活を支える存在。栄養など身近なものからアプローチするためにはその知識を得る必要があります。抗加齢指導士の資格を持っていることは、加齢医学などの知識を持った専門家であることの証明にもなり、薬剤師としてのキャリアアップにもつながることでしょう。また資格取得後も定期的な研修を受講できるため、かかりつけ薬剤師としての自己研鑽を続けていくことが可能です。患者さんに寄り添い、予防医学を担っていける薬剤師を目指してみませんか?

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