実際にあった! 薬剤師あるある体験談 更新日:2021.09.03公開日:2015.08.11 実際にあった! 薬剤師あるある体験談

同僚、患者さん、ドクター、毎日あらゆるところに気遣いしながらフル回転の薬剤師さん。現役薬剤師さんに、仕事の「アレコレ」をこっそり打ち明けていただきました。「あるある!」と共感できる話から、ウソみたいな本当の話まで。多彩なエピソード、揃ってます!

vol.6

個性的な患者さんとのふれあいが楽しい!?

今回の薬剤師さん
S.Kさん 調剤薬局勤務・女性・40代

私の勤務先には個性的な患者さんがたくさんいらっしゃいます。

これまでに印象的だったのは、オネエ言葉の患者さん。確か、薬の在庫が切れていて「ちょっとお時間いただけますか」と伝えたら「どうしてお薬ないんですか?」から始まって、ヒートアップするにつれ「アタシもね、こんなこと言いたくないんだけど」と、言葉がどんどん変わっていって……。「あなたの気持ちもわかるわよ、だけどアタシの立場も考えて!」なんて怒られました。外見は普通のスーツ姿の男性だったから、本当にびっくりしましたねえ。

あとは「久しぶりに“世の中”に出てきた!」とおっしゃった患者さん。「海外旅行帰りか何かですか?」と聞いたら、「違うよ、ムショだよ!」と。「あっ、お務めされてたんですね。ご苦労さまです」と言ったら「あんた面白いね」なんて言われたり(笑)。刑務所だと、健康管理はやってもらえるけれど「糖尿持ちだから、自分で管理しなくちゃいけなくて大変なんだよ」なんて言っていましたね。

編集部からのコメント

何がすごいって、これほど個性豊かな患者さんに、冷静に対応できるKさんがすごいです。
予想してないタイミングでオネエ言葉で怒られたら、思考停止しちゃいそう……

イラスト 山下友美(やましたともみ)

共立薬科大学卒業後、院内薬局の薬剤師勤務を経て、少女漫画家として白泉社刊「花とゆめ」でデビュー。代表作「DJシリーズ(白泉社)」「薬師アルジャン(秋田書店)」など。現在はロマンス系コミックをメインに執筆中。

twitterアカウント:@nut40

イラスト
山下友美(やましたともみ)

共立薬科大学卒業後、院内薬局の薬剤師勤務を経て、少女漫画家として白泉社刊「花とゆめ」でデビュー。代表作「DJシリーズ(白泉社)」「薬師アルジャン(秋田書店)」など。現在はロマンス系コミックをメインに執筆中。

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