聞きたい!薬局実務裏ワザ 聞きたい!薬局実務裏ワザ

第10回 平井陽子 先生

健康増進のみならず、日本の医療費削減にもつながる正しい「予防医療」や「栄養療法」。近年、自分自身で健康管理する「セルフメディケーション」の重要性も叫ばれ、それを支える柱のひとつが、処方箋なしでも手に入れることのできる医療用サプリメントや一般用医薬品ではないでしょうか。今回は、「薬剤師カフェ・ヴィタ」店長の平井陽子さんに、薬剤師としてのセルフメディケーションへの関わり方について伺いました。

Q

ドラッグストアや調剤薬局だけではなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、ありとあらゆる場所で手にすることができる、私たちにとって身近なサプリメント。
多くの世代で普段の生活に取り入れられていますが、患者さんにお勧めする際のポイントやコツを教えてください。

ドラッグストアや調剤薬局だけではなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど、ありとあらゆる場所で手にすることができる、私たちにとって身近なサプリメント。
多くの世代で普段の生活に取り入れられていますが、患者さんにお勧めする際のポイントやコツを教えてください。

 
私の知り合いの多くの薬剤師さんからも、薬局やドラッグストアで接客をしていると、実に多くの方がサプリメントに関心を持ち、内服してセルフメディケーションを実施していることに驚かされるというようなことをよく聞きます。

 

実は数あるサプリメントの中でも、もっとも高品質で高用量なのはアメリカを含む先進国の医療現場でも活用されている『医療用サプリメント』です。この医療用サプリメントを医師に処方してもらうのが理想なのですが、日本では医療用サプリメントはあまり普及しておらず、医療の現場でもほとんど活用されていません。それは日本の医療は基本的に「保険医療」で、保険診療はあくまで「治療」のみとなり、予防医療や栄養療法は組み込まれていないからです。そのため、保険診療を行っている日本の医療機関では医薬品を使った治療しか行われておらず、予防医療や栄養療法に役立つ医療用サプリメントは活用されていないのです。

 

さらに、「保険診療と自由診療を混ぜて行ってはいけない」という、混合診療を禁止する法律があるので、現在の日本の医療では残念ながら予防や健康増進目的で保険のきかない医療用サプリメントを医薬品と併用して処方することができません。私は今後ドラッグストアや調剤薬局に向け、医療用サプリメントの卸事業を活発化させる予定なので、そうなれば薬剤師から医療用サプリメントを購入し正しい予防医療に役立てることも可能となってくると思いますが、現時点ではセルフメディケーションに積極的に利用したいのが、OTC医薬品の医療用ビタミンです。

 

医療用ビタミンは医薬品なので厳格な工業規格に則って製造されており、品質や有効成分含有量が高水準に担保されています。一方、それ以外の日本の一般的なサプリメントは法的にも「食品」扱いなので、厳格なコントロールの元には全く製造されていません。また、医療用サプリメントや医療用ビタミンは一般のサプリメントと異なり、内服によって然るべき有効性が発揮されるよう、高用量の成分が含まれているのです。

 

では、薬剤師はサプリメントを希望するお客さまと具体的にどのように関わるべきか。それについては、次回以降にお話しします。

私の知り合いの多くの薬剤師さんからも、薬局やドラッグストアで接客をしていると、実に多くの方がサプリメントに関心を持ち、内服してセルフメディケーションを実施していることに驚かされるというようなことをよく聞きます。

 

実は数あるサプリメントの中でも、もっとも高品質で高用量なのはアメリカを含む先進国の医療現場でも活用されている『医療用サプリメント』です。この医療用サプリメントを医師に処方してもらうのが理想なのですが、日本では医療用サプリメントはあまり普及しておらず、医療の現場でもほとんど活用されていません。それは日本の医療は基本的に「保険医療」で、保険診療はあくまで「治療」のみとなり、予防医療や栄養療法は組み込まれていないからです。そのため、保険診療を行っている日本の医療機関では医薬品を使った治療しか行われておらず、予防医療や栄養療法に役立つ医療用サプリメントは活用されていないのです。

 

さらに、「保険診療と自由診療を混ぜて行ってはいけない」という、混合診療を禁止する法律があるので、現在の日本の医療では残念ながら予防や健康増進目的で保険のきかない医療用サプリメントを医薬品と併用して処方することができません。私は今後ドラッグストアや調剤薬局に向け、医療用サプリメントの卸事業を活発化させる予定なので、そうなれば薬剤師から医療用サプリメントを購入し正しい予防医療に役立てることも可能となってくると思いますが、現時点ではセルフメディケーションに積極的に利用したいのが、OTC医薬品の医療用ビタミンです。

 

医療用ビタミンは医薬品なので厳格な工業規格に則って製造されており、品質や有効成分含有量が高水準に担保されています。一方、それ以外の日本の一般的なサプリメントは法的にも「食品」扱いなので、厳格なコントロールの元には全く製造されていません。また、医療用サプリメントや医療用ビタミンは一般のサプリメントと異なり、内服によって然るべき有効性が発揮されるよう、高用量の成分が含まれているのです。

 

では、薬剤師はサプリメントを希望するお客さまと具体的にどのように関わるべきか。それについては、次回以降にお話しします。

平井陽子先生プロフィール
平井陽子先生プロフィール
薬剤師。帝京大学薬学部卒業。国立がんセンター中央病院で受託研究薬剤師、アインファーマシーズ・アインズ&トルぺ原宿クエスト店で医薬品・健康食品の担当を経て、2011年、東京・銀座に日本初の薬剤師在住の医療用サプリメント販売店「薬剤師カフェ・ヴィタ」を開業。日本での科学的根拠のある予防医療と医療用サプリメントの普及に力を注いでいる。医療従事者向けへ医療用サプリメントの卸事業も展開している。
薬剤師カフェvitaホームページ: http://vitacaffe.jp/

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