創薬・臨床試験

核医学治療の評価法確立目指す‐JSTプログラムに参画

薬+読 編集部からのコメント

イーピーエスが大阪大学などとともに、量子アプリ共創コンソーシアム」(QISS)に参画することを表明しました。
放射線同位元素を体内に投与する「核医学治療」についての、非臨床試験の有効性・安全性の評価法確立に取り組む予定です。

イーピーエスは12日、科学技術振興機構(JST)の「産学共創造プラットフォーム共同研究推進プログラム」で2017年度の新規研究領域・共創コンソーシアムに採択された「量子アプリ共創コンソーシアム」(QISS)に参画すると発表した。同社は、大阪大学や国立医薬品食品衛生研究所と共に、「放射性薬剤の取扱安全基準の構築」を目的に、放射線同位元素を体内に投与する「核医学治療」の臨床応用を踏まえた非臨床試験の有効性・安全性の評価法確立に取り組む。将来的には、核医学治療薬剤の製造販売承認取得を見据え、GLP省令やGCP省令での課題解決を目指す。

 

主に癌治療で用いる核医学治療は、疾患部位に選択的に放射線を照射することが可能で、疾患部位での癌細胞破壊などの効果が期待されている。QISSは、量子を高度にコントロールする新技術を産学共同で研究し、超スマート社会の安全を支える基盤技術の開発や、QOLの高い健康長寿社会を実現する量子を用いた新規医療応用技術の開発を目指すプロジェクトで、効果を示す時間が短い放射性同位元素の活用を検討している。

 

イーピーエスがQISSに参画することで、日本や欧米で未確立の核医学治療に関する取扱安全基準を構築し、短寿命放射性核種への適切な評価法の確立を目指す。さらに同社は、基礎研究段階から医薬品開発に関する知見を備えた人材を育成し、創薬開発を支援していきたい考え。

 

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出典:薬事日報

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