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株式会社メディカルケミスト

東京23区と埼玉県、神奈川県にグループで調剤薬局14店舗を運営する株式会社メディカルケミスト(2016年2月現在)。その特色の1つは自社薬局の近隣に地域のクリニックを誘致する、医療ビル、医療モール展開を早くから推し進めていることです。特に品川区、大田区などの城南エリアでは医療ビル型薬局の先駆け的存在。店舗に電子カルテや散薬ロボットをいち早く導入するなど、先進性が際立つ元気な会社です。社風も伸びやかで、一人ひとりの個性を尊重しており、管理職を目指すのはもちろん、専門性の追求、ワークライフバランスを意識した働き方など、自分なりのキャリアを描いて実現していけます。若々しく、勢いのある企業だからこそできる、地域に根ざしたかかりつけ薬局を目指しています。

建前ではない真の地域貢献のために 医療モール展開を推進しています

地域密着の視点から医療ビル・モール型の薬局を展開
御社は「地域医療への貢献とかかりつけ薬局」を理念にされていますね。

理念としては目新しくなく、若い頃なら「理想論過ぎる」と反発したかもしれません(笑)。しかし医薬分業が進む中で薬局も選ばれる時代になり、患者さんはもちろん、医療機関や、当社で働く人と地域との架け橋的な役割を会社が担うという点でも地域密着の姿勢は不可欠です。今は偽らざる本音として「地域貢献」を目指しています。ですが言うのは簡単でも実践するのは難しいもの。例えば処方薬1つとっても、当社では、薬局に来て頂いた患者さんの薬は必ず揃えるのがモットー。すぐにご用意できない場合は、調達してご自宅にお届けするところまで対応しています。「ここに来れば安心」という患者さんの思いを何より大切にしています。

特色としては医療ビルや医療モール展開が多いですね。

地域医療の貢献という視点から、開業当時から(この形態を)目指していました。始めから大規模開発はできませんので、私の馴染み深い城南地区を中心に、できるところから着手しました。医療機関の誘致やコンサルティングも含めて、計画段階から関与し提案する自社開発型です。また、クリニックが地域に根付いてこそ薬局も成り立つと考えており、薬局と医院、患者さんとの関係性を大切にしております。ですから開業支援だけでなく、オープン後、軌道に乗るまでは薬剤師として応援にも入ります。どの拠点も関係はとても良好です。

どの店舗にも頻繁に顔を見せるから薬剤師達との距離も近い。新人歓迎会、忘年会と親睦の機会も多く、それぞれの個性を尊重しながら活躍の場を考えている。今後はそんな社長の“後継者育成”が課題。
自分なりのキャリアを追求してほしいから、自ら考え行動する人を
今後の事業展開を教えて下さい。

地域かかりつけの医療拠点として、引き続き医療ビル・モール展開を進めるとともに、高齢社会を踏まえ、ニーズの高まる在宅医療を視野に入れています。すでに埼玉の店舗では施設も含めて多くの在宅患者さんを見ていて、在宅専門薬局にも負けないほどのノウハウがあります。着手しようと思えばすぐできるポテンシャルがあるのが強みの1つです。また管理栄養士を採用して栄養相談を行ったり、地域で健康講座を開くなど、より地域に密着した活動も構想しています。薬剤師に関しては、早くから電子薬歴を活用しているほか、最近では東京23区内でも珍しい散薬ロボットを導入するなど、できる限りシステム化して負担を減らし、薬剤師本来の業務である調剤・投薬業務に専念できる体制を整えています。「人」にしかできない仕事、すなわち患者さんとの時間を豊かなものにしてほしいですね。

どのような人材を求めていますか。

やはり自分で考えて行動できる人です。当社はまだまだ発展途上の会社なので、良い意味で現場の自由度が高く、私自身も一人ひとりの個性を大切にしたいと思っています。例えば店舗によってシフトの時間帯が違いますが、これも現場の要望を反映したもの。働き方や今後のキャリアデザインについても、会社の意向を押し付けることはありませんから、自由に伸び伸びと成長できます。

東京・城南エリアを中心につばさ薬局を展開。この地では医療ビル・モール展開の先駆け的存在で、地域の医療機関の信頼も厚い。患者さん、開設する医療機関、そして自社薬局のWin‐Win‐Winが開発方針だ

管理者としてもキャリアアップしたい。
そんな望みをすぐに叶えてくれました

自分の可能性を引き出してくれる予感が決め手
御社を選んだ決め手は何ですか。

前職が病院薬剤師だったので、調剤薬局を経験することで、薬剤師として多くの経験を積みたいと思い、メディカルケミストに入社しました。薬剤師としてだけでなく、働く人の環境改善に関わったり、エリアマネージャーなどの仕事にも挑戦したいと希望したところ、紹介されたのが当社です。社長と話をして「いいな!」と感じました。なぜ「いい」と思ったかはフィーリングとしか言いようがありませんが(笑)、恐らく社長ご自身が若くて溌剌(はつらつ)としていること、私の可能性を引き出してくれそうなところに魅力を感じたと思います。

入社後、順調にキャリアアップされていますね。

精神科の薬ばかり扱っていたから、最初は他の薬の知識が全くありませんでしたが、社長と一緒に働いて、それこそゼロから教えて頂きました。半年後には駒沢店の管理薬剤師に抜擢され、驚くと同時に意欲もますますアップ。調剤・投薬業務のほか、職員の勤怠管理、処方枚数や在庫薬の管理、また医師とよく話してコミュニケーションを深めたりと、さまざまな経験を重ねています。一番心がけているのは薬局の雰囲気づくりで、職員がみな気持ちよく働けるよう、1人ひとりの要望や不満をきめ細かく把握して対処しています。2015年9月からは、かねてからの私の希望を汲んでもらい、エリアマネージャーになりました。

前職では労働関係の委員会に属して勤怠管理などを担当したことから管理的な仕事に興味を持つように。1つの店舗の環境改善だけでなく、全店にわたる“横のつながり”を深くして、一体感をさらに強化するのが目標。
横のつながりを深くして、つばさ薬局の良さを共有したい
エリアマネージャーの仕事を教えてください。

基本的には、駒沢店、喜多見店、三軒茶屋店、そして2015年11月にオープンした世田谷店の4店の担当ですが、他の店舗に応援に行くこともよくあります。就任したばかりではありますが、複数の店舗に顔を出すことで“架け橋”のような存在になりつつある手応えを感じているところです。当社では薬の受け渡しや店舗間の異動が多いので、「吉澤さんがいると話が通りやすい」と言われます。つばさ薬局はどこも雰囲気が良いのですが、さらに横のつながりを深くして、各店の有益な取り組みを共有したいと考えています。

御社の魅力は何ですか。

私の場合、「経営のほうにもタッチしたい」という意向があり、それを叶える方向で育ててくれることです。会社に求めるものはそれぞれ違いますが、当社は個々の意志や個性を尊重してくれます。また私は決してガチガチのビジネス志向ではなく(笑)、経営に興味を持ったのは、最終的には患者さんのためになる地域薬局づくりに関わりたいから。そういう面で理念追求型の当社は社会貢献的なやりがいも見い出せます。どんな形でもいい、自分らしく働きたい人は、きっと当社で「これだ!」という目標を見つけられるでしょう。

オープン間もないつばさ薬局世田谷店では薬剤師としても応援に入り、患者さんやスタッフのことを把握しようと努めている。社長が薬剤師として実地教育してくれたように、新入社員の教育も今後は吉澤さんが分担する予定。

薬剤師として、一人の女性として。
自分らしくいられる場所を見つけました

理想の働き方を求めて、転職を決意。心から尊敬できる先輩と出会いました
お二人がメディカルケミストに転職した理由は?

【小林】首都圏に店舗を展開しているチェーンの調剤薬局へ就職し、丸4年勤務してきました。当初はやりがいをもって働いていたのですが、次第に仕事の負担が増えて、薬剤師本来の仕事にかける時間が少なくなってしまって……。
【田中】小林さんの気持ち、よくわかります。私が勤務していた薬局はとにかく忙しくて、体力的にも辛く、「数をこなすだけの投薬になっているんじゃないか」という不安が生まれてきたんです。
【小林】働く環境って、すごく大事。転職先を探すにあたって、一番大切にしたポイントです。メディカルケミストは腰を据えて長く働ける環境があるし、幅広い処方せんを受け付けているので、薬剤師として成長できると思いました。
【田中】私は社長との出会いが大きかったです。私の話をじっくり聞いた上で、入社後の働き方について話してくれたんです。社長との距離が近く、薬剤師の意見を受け止めてくれる当社なら、自分らしく働けると思いました。

実際に働いてみて、どうですか?

【小林】若い薬剤師から薬剤師歴の長い先輩まで、層が厚いですね。みんな明るくて元気いっぱい。和気あいあいとした雰囲気があって、すぐに現場になじむことができました。
【田中】魅力的な先輩がたくさんいますよね。配属当初、ミスをしてしまったことがあるのですが、先輩が私の気持ちを一番に考えてフォローしてくれて。「先輩みたいになりたい」と、密かに目標にしています。

荏原町駅より徒歩5分ほどの場所にある、 自社開発の医療ビル。 皮膚科、整形外科、耳鼻科のクリニックがビル内に入っており、地域に根付いた医療機関となっています。
仕事もプライベートも充実しているから、いつも笑顔でいられる
ワークライフバランスはいかがですか。

【小林】薬剤師業務に集中して取り組めているので、前職よりも残業時間が大分減りましたね。
【田中】確かに。私もテキパキと仕事に取り組みながらも、患者様との関わりを大切にするなど、メリハリのある働き方ができています。
【小林】私たちは薬剤師だから、やはり「患者様の薬物治療に貢献できた」と実感できたときが、一番嬉しいんですよね。
【田中】残業がほとんどないので、仕事帰りに食事をしたり、習い事をする余裕が十分にあるのも嬉しいですね。
【小林】実は私、ヨガを習い始めたんです。週末はちょくちょく旅行に行っています。
【田中】私は英会話を習いたくて。今はいろいろなスクールの体験レッスンを受けています。

最後に、転職を考えている薬剤師にメッセージを。

【小林】メディカルケミストの魅力はたくさんありますが、私が一番いいなと思うのは、店舗の雰囲気。スタッフは皆やさしくて、思いやりに満ちていて、常に生き生きとした笑顔を浮かべていて。一緒に働いていて、本当に楽しいです。私たちと同じように「笑顔で働きたい」と思う人は、ぜひ当社への転職を考えてくれたらと思っています。
【田中】当社に入社してから、あたたかな気持ちで患者様と向き合うことができています。安心して仕事に取り組める環境があるので、多くの方に私たちの薬局を見てほしいですね。

都内人気エリアの三軒茶屋駅より徒歩5分以内の場所にある自社開発の医療ビル。 内科、皮膚科、泌尿器、歯科のクリニックがビル内に入っています。ドクターとの関係性も良好で明るい雰囲気の薬局です

株式会社メディカルケミスト

設立 平成9年8月
所在地 本社:東京都大田区下丸子3-13-10 メゾン多摩川1F
店舗展開 ■東京都8店舗
■神奈川県4店舗
■埼玉県2店舗
企業の特色 ■総合病院、医療ビルの門前薬局を経営しています。マンツーマン薬局ではなく、地域に根付いた「かかりつけ薬局」を目指しています。
■患者様と医療機関とを結ぶ架け橋として、患者様が適切な医療サービスを受けられるように、薬局として患者様の立場に立った医療サービスの向上を日々心がけております。これからも患者様の様々なニーズに対応できるように、できる限りの知識と心のサービスを提供し、地域医療への貢献と患者様から信頼される”かかりつけ薬局”を目指していこうと思います。