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アイセイ薬局は青森から兵庫まで全国に350店舗以上を展開する調剤薬局グループです。創業時から大型病院の門前よりも、地域の人が気軽に相談できる距離の近さを大切にする「マンツーマン型」の出店戦略を進めてきました。同社の大きな特色である医療モール型の薬局もその集積と言え、地域型モール開発ではパイオニア的存在です。地域と医療の架け橋として、健康チェック相談会や子ども薬局体験、未病をテーマにした医師の講演会など様々な取り組みも実施していて、規模が大きくなっても“地域目線”を大切にしています。人材活用のキーワードは「多様性」で、管理者や、教育などその道のスペシャリストを目指す人はもちろん、育児の両立やプライベートの充実など一人ひとりの想いを尊重しています。トップが40代、薬剤師出身の女性社長に若返ったのも注目です。風通しの良い企業で自分らしくいきいきと働けます。

“代表取締役ママ”が取り組む、女性が輝ける職場

母親としての経験は、薬剤師としての仕事にも生きてくる。だから楽しい
お二人は育休から復帰されてご活躍されていらっしゃいますね。

瀬戸脇:このエリアは待機児童が多くて、1歳になってしまうと保育園に入るのが難しくなるんです。それで、娘が8ヶ月のとき、育休を切り上げて、フルタイムで職場復帰することにしました。

藤井:私も0歳児保育を見つけて、半年くらいで復帰しました。産休前は本社勤務の社員だったのですが、いきなり本社は難しいと思って、自宅近くの店舗に転属させてもらいました。それでも復帰してすぐは、仕事と家庭を両立するペースがつかめず、毎日が本当に慌ただしくて。瀬戸脇さんは大丈夫だった?

瀬戸脇:最初の数ヶ月は大変でした(笑)。幸い両親の協力もあって、なんとかやっています。時間に追われることはありますけれど、生活に張り合いがあって、毎日楽しいです。

藤井:その気持ち、わかります。やっぱり好きな仕事でしたし。昼間子供と一緒にいる時間が少ない分、家にいるときは、めいっぱい子供に集中できますしね。

瀬戸脇:母親になったことは、薬剤師の仕事をするうえですごくプラスになっています。『この月齢なら、こうしたほうが薬を飲みやすい』とか『もう離乳食が始まってるはず』とか想像できるので、お母さん目線で説明できるようになりました。

藤井:子育て中の薬剤師って、本当に貴重な戦力。会社として働きやすい環境を整えることは、とても大切だと考えています

「妊娠、出産、子育て。すべての経験が今の薬剤師としての仕事にも活かせています」と話す瀬戸脇さん。
働き方に迷ったら、遠慮なく上司に相談できる。そんな雰囲気を大事にしています
子育て支援のための貴社での取り組みについて教えてください。

藤井:薬剤師という仕事は、知識だけでなく人生経験やコミュニケーション力が生きる仕事。一時的に職場を離れたり勤務時間が短くなったりすることはあっても、意欲のある薬剤師さんには、長く仕事を続けてもらうことが大切だと考えています。

当社では、産休・育休などの制度はもちろん、時短勤務やパート勤務など、働き方が選べるようなシステムは整えてあります。でも一番肝心なのは“上司や同僚に相談しやすい雰囲気”があるかどうかですよね。アイセイ薬局には、私が社長になる前からそれがありました。私が仕事を続けてこられたのも、職場にそういうムードがあったから。娘が突然入院することになって、急遽1週間休みをもらったことがあるのですが、誰も嫌な顔をせず、仕事をフォローしてくれました。今後もそんな『お互い様』と助け合う雰囲気作りを大切にしたいと考えています。

会社のトップに立つ藤井さんもまた子育て経験者。だからこそ、子育てと両立しながら働き続けたいと願う職員の想いに応えるための職場環境づくりにも余念がない。その甲斐あってか同社の産休復帰率は92%と高い数値を誇っている。

現場や個人の意見を尊重してもらえる環境だがら
伸び伸び仕事ができます

調剤未経験でもサポート体制や現場のルールがしっかりしているから安心
ドラッグストアからの転職だそうですね。

ドラッグストアには約4年いました。仕事自体はやりがいがあったのですが、結婚を機に、将来のことを改めて考え直し、薬剤師として更なるスキルアップを目指すため、医療人として成長するために転職に踏み切りました。アイセイ薬局は面接時の雰囲気が和やかで、収入面や職場が自宅に近いのが気に入り、どのようにキャリアを積んでいけるかというプランも提示してもらえたのでとても信頼できました。なにより調剤未経験ということも加味したうえでサポートしてもらえる体制がある点が決め手となりました。

入職して感じたアイセイ薬局の魅力は?

入社後、数店舗で経験を積んでいく中で感じたのは、アイセイ薬局はベースのルールがしっかりしているのでどの店舗に行っても困ることはないということ。そこにプラスして店舗ごとの特徴やルールがあり、多様な処方箋や方法を学べたのがいい経験になりました。また管理職クラスとの距離がすごく近いんですね。支店長が店舗に来て一人ひとりに声をかけてくれますし、困ったことがあって本社に電話するとすぐにレスポンスを返してくれます。「私はこういうことをしたい」という個人の意見も尊重してくれます。一店舗、一個人のためにこれほど即座に動いてくれる会社はあまりないのではないでしょうか。

業務に必要な情報は、社内システムでリアルタイムに共有されている。また、本社の薬事支援部におけるバックアップ体制も整っているため、困った時はいつでもサポートしてもらえるのが心強い。
地域に必要とされる薬局として期待に応え、もっと身近な存在に
店長として店舗運営をどのように考えておられますか。

鈴蘭台店は隣接して小児科と耳鼻科のクリニックがあり、子どもの患者様がほとんどで、高齢者が非常に少ない珍しい店舗です。両クリニックとも診療がスピーディで次々に患者様がいらっしゃいますので、確実に、かつ迅速に対応しなければなりません。また風邪やインフルエンザが流行する冬場の繁忙期と夏場の閑散期の差がすごく激しいんですね。このため労務費率を考えながら店舗がスムーズにまわる人員確保を意識しています。上の方がしてくださるように、スタッフ同士がコミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりはもちろん、患者様が心の内を話せるように、フランクな接し方を心がけています。

今後のキャリアについてどのように考えていますか。

順当にいけば店長の次はエリアマネージャーというステップがありますが、私自身はまだまだ準備が必要だと思っています。仕事はすごくやりがいがあり、信頼して長く通ってくださっている患者様もいますし、年々患者数も増えています。それとともに障がいのあるお子様の在宅医療も行っていてとても忙しいのですが、それだけ地域に必要されているということで期待に応えなければと考えています。アイセイ薬局はやりたいことをしっかり吸い上げて応えてくれる会社です。転職を検討されている方は、自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、目標を持って入っていただくといいと思います。そうすれば、会社はきっと力になってくれます。

繁忙期は他店舗にヘルプを頼むこともある。その際には「本当にスタッフを動かしても大丈夫なのか」と他店舗へのチェックも余念なく行っている。 困ったときに助け合えるようにコミュニケーションが欠かせない。

キャリアビジョンへの想いを伝えれば、
その実現に向けて全力でサポートしてくれます

入社以来、薬剤師に必要な経験をたくさん積ませてもらっています
転職のきっかけと、アイセイ薬局に決めた理由を教えてください。

新卒時には処方元である病院の業務の流れを知りたくて、総合病院に入職しました。ただ5年間の勤務の大半が調剤室での仕事。病棟で患者様と接する機会が少なく、このままでは学校で学んだことを活かせないと考え、転職を考えるようになりました。アイセイ薬局は、薬局勤務だけでなく様々な職種での活躍も可能。現場の悩みを聞き、サポートをする立場になってみたいとも思っていましたし、将来的には独立支援制度もあります。そうした選択肢の広さが魅力でした。当時、募集をしていたのが岐阜県の店舗だったのですが、初めての土地で1からスタートを切るのも良い経験になると入社を決めました。

その後は短期間で多くの職場を経験されています。

最初は岐阜県の内科クリニックの前の店舗で働き、慣れた頃に近隣の8店舗の応援をするようになりました。会社から「勉強にもなるし、どうですか」と打診されて始めたものです。2ヶ月ほどの期間でしたが、異なる店舗で服薬指導に携わる経験はとても刺激的でした。次に病院へアイセイ薬局の社員として勤務。病院では外来や入院の患者様と接する機会も多く、貴重な学びの場となりました。現在は愛知県内の店舗で店長を務めています。

「入社後は3日間ほどの研修を受け、基本的な業務の流れを学びます。研修中に同時に入社した仲間としりあうこともでき、配属先が近い人とは今でも食事に出かけたりしています。業務でははじめは患者様対応のスピードの速さに驚きましたが、現在ではすこしずつそれにも慣れつつあります」。
1年1ヶ月で店長に!思い描いた通りのキャリアを歩んでいます
今の毎日とお仕事のやりがいは?

現在店長を務めている店舗はクリニックの門前の店舗です。近隣病院の透析患者様の処方箋も頻繁にお受けします。数はそれほど多くはありませんが、個人宅とグループホームへの在宅にも対応しています。病院で勤務していた頃と比較して、より多くの方と会話することができ、ときには患者様から「ありがとう」と言っていただくこともあり毎日が充実しています。在宅は初めてでしたが、患者様の生活環境が理解できますし、看護師やケアマネージャーとのカンファレンスでは前職の経験も役立っています。また店長として、与えられる裁量は大きく、店舗内のレイアウトやOTCの品揃えなどを自分で考え、マネージャーと相談しながら進めています。

転職を考えている方へメッセージを。

環境を変えることには不安はつきものです。でも当社は薬剤師の約半数が中途入社です。前職が製薬会社やドラッグストア、CROの方など多彩な顔ぶれが揃っています。最初の勤務先でもきっと温かく迎えてくれるので、心配はいりません。キャリア志向の人は、その気持ちをどんどん発信することです。そうすれば道筋を示してくれます。また当社には1年に1回、今後どのように働いていきたいかについての自己申告制度がありますし、中途で必要に応じて採用担当者との面談の機会も用意されています。私自身の今後は未定ですが、新卒の採用や教育に携わるのもおもしろいかなと思っています。

「店舗は私を含めて薬剤師4名、医療事務2名の6名体制。協力しながら仕事を進めなくてはいけないため、私の方から積極的にコミュニケーションを図るように努めています。まずはより地域から親しまれる店舗づくりが目標です」。

株式会社アイセイ薬局

設立 平成12年8月
所在地 東京都千代田区丸の内2-2-2
店舗展開 352店舗(グループ連結:2018年12月3日更新)
企業の特色 ■ドクターや患者様との距離が近い店舗の出店を展開しており、特に医療モールは全体の3割を占め業界のパイオニアとしての役割を担っています。
■特定エリア内での高密度出店戦略(ドミナント出店戦略)を行い、企業認知度・来店頻度・物流効率・広告効率の向上など、様々な相乗効果を計っています。
【医薬分業のパイオニア】
■医薬分業が未だ進んでいない1984年に開業し、医薬分業の―般化を進めてきました。オープンで健全な経営を行い、患者に最良のケアを提供できるよう、奉仕の精神を大切にしています。在宅医療についても、在宅介護事業への進出も含め、介護保険制度が施行される2年前から実施しています。
従業員数 3,083名(グループ連結:2018年12月3日更新)