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株式会社フロンティア

株式会社フロンティアは、医療、福祉、健康分野で事業を展開するワタキューグループの一員として、北海道から九州まで全国で調剤薬局を展開しています。2013年4月には、同グループで福祉用具のレンタル・販売や住宅改修を手がけるハートウェルと合併。少子高齢化社会においてますます重視される医療と介護の連携が急ピッチで進められています。両事業で高い実績と信頼を築いてきた同社だからできるサービスとは何か。住み慣れた町で、愛着のある我が家で、いつまでも自分らしく暮らしたい。そんな思いを実現するためにどのような取り組みが進められているのか。すでに組織改革が行われ、新たな歩みをすすめているフロンティアの未来を経営陣と現場の声から見つめます。

少子高齢化社会に向け、医療と福祉の連携による
付加価値の高いサービスを提供します

地域ごとに求められるサービスに対応するため、支店制を導入
薬剤事業と福祉事業の合併の背景と効果についてお聞かせください。

少子高齢化が進む中、薬剤、福祉事業が連携することによる相乗効果は大きいものがあります。薬を使用するのは高齢の方が多い。福祉用具レンタルや住宅改修のご利用者様はほとんどがご高齢者です。福祉事業ではその方たちに、福祉住環境コーディネーター等の資格を持ったスタッフが、適切な福祉用具の選定やフィッティングを行っています。ここに、薬剤事業の薬剤師という薬のスペシャリストが加われば、両社の特徴を生かしながら、患者様、ご利用者様にとって、より利便性の高いサービスを創出することが可能になります。

具体的にはどういった事業を展開されるのですか。

調剤薬局と福祉事業の営業所がある場所は、必ずしも共通ではありません。またどちらも制度ビジネスでありながら、地域特性があります。そこで支店制を導入し、支店長にある程度裁量を任せて地域の環境に合ったやり方でサービスを展開しようと取り組んでいます。薬局と福祉の営業所が近くにあり、連携を図れるところであれば、薬剤師が介護や福祉の情報提供や相談などに応じ、福祉の営業所がフォローすることができます。また、地域によってはすでにサービス付き高齢者向け住宅や訪問介護・訪問看護事業を展開しており、同時に調剤や配薬を行っています。

全国に店舗を展開するフロンティア。調剤薬局は子会社を含めて146店舗、福祉の事業所を38店舗運営している。(2014年12月現在)売上高はそれぞれ約322億円、約132億円で、高い実績を誇る。(2014年6月時点)
人と心を大切に、患者様・ご利用者様に喜ばれるサービスの提供を目指す
医療と福祉の連携において、御社ならではの強みは何ですか。

薬剤師と福祉それぞれの出身者が、支店長として、またエリアマネージャーとして活躍しています。薬剤業務はこれまで、介護用品も含めて福祉系の知識を吸収する機会がほとんどありませんでした。しかし支店長やエリアマネージャーを通じて理解する機会が得られれば、そこから相乗効果を発揮する新しいサービスが生まれてくるかもしれません。また、薬剤師でも福祉出身者でも、能力があれば管理職になれるチャンスがあるわけですから働く環境としても魅力です。

求める人材像をお聞かせください。

ワタキューグループでは社是を「心」とし、「感謝の気持ちと謙虚な姿勢」を忘れないように全社員に徹底しています。これは患者様・ご利用者様に対してはもちろんのこと、同僚や仲間、取引先などすべての人に対しても同じです。それにもとづき、フロンティアでは「人と心を大切にする」を企業理念に掲げています。薬剤師なら薬の専門知識はあって当たり前。いかに人と上手にコミュニケーションをとれるかといったヒューマンスキルが求められます。これからの少子高齢化を見据えて、調剤だけではなく、福祉介護の知識を備え、地域に密着した患者様に頼られる薬局を、私たちと一緒につくっていきましょう。

服薬指導をする中で患者様の生活に必要なものが見えてくることがある。それが介護用品であることも多く、薬剤師がそのニーズをくみ取って福祉へつなげることがサービス向上につながる。

支店制の導入により、スタッフの意識向上と
スピーディな決断、実行が可能に

自分たちで考え、実行できる。その喜びが大きな力となり、周囲を動かす
支店制が導入される前と後では何か変わりましたか。

岸田  支店制が導入されて、団結力が高まったと感じています。今まで指示されたことを個人で判断し行動していましたが、支店長を中心にみんなでどうすれば地域に喜んでいただけるかを考えて行動するようになり、やりがいを感じています。

 

宇田川  支店内にあったエリアの垣根がなくなり、連携や相談がしやすくなりました。

 

堀井  私は福祉出身で、薬局についてわからないことはまだ多いのですが、何でも相談しやすい雰囲気だと感じています。

 

小川  支店長の裁量権が大きいため、提案を即実行に移すことができます。

 

篭谷  現場にもスピーディに回答ができ、進む方向を示せるのがいい点だと思います。

 

  確かに支店制になってから決断が早くできるようになりました。でも、それ以上にマネージャーのみなさんの意識が変わったと思います。これまでは会社が決めたことをいかにうまく回すかという感じでしたが、今は自分が責任を持って社員を全部背負っていくぐらいの気持ちで取り組んでいます。そうして一生懸命にやっていることは、周囲にも伝わりますし、助けようという気持ちになるんですね。

月に1、2回支店長を交えてエリアマネージャーが集まり、現状報告や今後について話し合う。かしこまった席でなくても、日々顔を合わせることで情報交換を行い、関西エリアを盛り上げている。
医療と福祉それぞれの現場を体験することで気づくことも
薬剤事業と福祉事業の連携について、今後の目標は?

岸田  私の担当エリアの福祉事業の営業所の所長や薬局長とよく話し合うのですが、薬剤・福祉双方の事業にメリットがある研修会を開きたいです。特に福祉の営業スタッフと一緒に、薬剤師が介護施設などを回り、ケアマネージャーさんなどが抱えている医薬品に関する悩みにアドバイスをする機会を設けたいですね。喜んでいただけると思います。

 

堀井  福祉の仕事は、ケアマネージャーを中心に他職種の方と一緒に進めます。地域ではそうした方々が集まる会があるので、薬剤師の方も参加していただけるように声かけを行いたいと考えています。また在宅介護などに同行して高齢者の暮らしを見ることも大切です。そうすると、患者様が家でどういう暮らしをしているのか、どこが危険かを想像して、服薬指導にプラスのサービスができると思います。

求める人材を教えてください。

小川  色々なところに目を向け、患者様の気持ちをつかまえる一言がかけられるような人がいいですね。

 

篭谷  積極的に発言、行動してくれる人。周囲を巻き込むことができる人に来ていただきたいです。

 

島  チャレンジ精神のある人ですね。意見をたくさん言って、マネージャーがそれを吸い上げて、新しいことをどんどんやっていける支店にしたいと考えています。

現場と会社をつなぐのが支店長やエリアマネージャーの仕事。現場をまわってスタッフが話しやすい雰囲気を作り、意見に耳を傾け、改善して、医療と福祉の両面からより良いサービスを追求する。

思いを理解し、支えてくれる仲間に囲まれて、
伸び伸びと自分らしく働くことができます

フロンティアに転職し、薬剤師としてなりたかった自分を取り戻せました
これまでの経歴を教えてください。

大学を卒業後、病院薬剤師として働いたもののあまりにも忙しくて、調剤薬局に転職しました。しかし、そこがさらに忙しくて、自分がどうなりたいのかビジョンが見えなくなってしまったのです。「せっかく薬剤師になったのにこのままではいけない。一旦リセットしよう」と退職。そして日本と違うものを見てみたいと、仕事上の転勤で中国にいた父親を訪ねました。そこで一生懸命働く父親の姿をみて、私もがんばらなければと再び転職活動を始めました。

フロンティアでの仕事はいかがですか。

フロンティアは、面接してくださった方の印象、店舗の雰囲気が良くて決めました。患者様一人ひとりとしっかりとお話することができ、自分自身に余裕を持って仕事に取り組むことができています。店舗に来られる患者様はご高齢の方がほとんど。ゆっくり丁寧にお話しし、お帰りになる際はお見送りし、車いすの方ならドアを開けるなど一人ひとりに合わせた接遇をしています。これは私だけでなく、スタッフみんなが率先してやっていること。スタッフには本当に恵まれていると感謝しています。困ったときは意見を聞きますし、誰かの体調が悪いときはみんなでフォローし合っています。

ドクターと信頼関係を築くことで投薬がより充実。なぜ薬が増えたのかなど、ドクターの処方意図を聞くことで、患者様にも「この薬は絶対に飲んでくださいね」など的確なアドバイスができる。
キャリアアップや教育制度で、自分自身を高められるチャンスがいっぱい
管理薬剤師として活躍なさっていますが、心がけていることは?

素晴らしい上司の後任で、中規模の店舗だったので従業員数も多く、実は務まるかどうか不安でした。でも「何かあったら相談に乗るから」と上司が言ってくださったのでがんばってみようと。やってみると、すごくやりがいがあります。患者様としっかり向き合うことを私自身が心がけることで、スタッフも同じようにしてくれます。処方元のドクターとも親しくさせていただいて、わからないことはすぐに電話で聞ける環境です。また勉強会にも参加して処方意図を学ぶことが、とてもためになっています。

教育制度を積極的に活用されていますが、どんな夢に向かっているのですか。

患者様の気持ちをくみ取ってお応えできる薬局をみんなと一緒につくり、患者様に選んでいただける薬局にしたいと考えています。フロンティアには、興味を持ったものを追求できる教育制度や補助制度があり、自分自身を高めることができます。キャリアアップ講座や勉強会に参加すると、同世代や先輩薬剤師とのつながりができ、お互い相談し合うこともできます。また、eラーニングの他、通信教育制度もあり、アロマセラピー、リフレクソロジーなどプライベートに活かせる知識も学べますよ。

勉強会などで他の店舗の管理薬剤師や先輩看護師と話す機会が多く、気になっていることや悩みを気軽に相談できるのが嬉しい。話すたびにたくさんの刺激を受け、またがんばろうと思える。

株式会社フロンティア

設立 1983年11月18日
所在地 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36新大阪トラストタワー14階
店舗展開 全国146店舗(子会社6店舗含む)
■関西エリア:66店舗(子会社6店舗含む)■中四国エリア:18店舗■中部エリア:18店舗
■北海道エリア:15店舗■関東エリア:15店舗■東北エリア:11店舗
■九州エリア:3店舗
企業の特色 ≪この街で暮らす皆様の「健康」と「暮らし」に寄り添えるサービスを≫
薬剤と福祉の2つの視点から患者様をサポートし、真のかかりつけ薬剤師を目指しています。医療と介護の連携がますます必要となる今、薬局と福祉を主軸としたサービスを一体的に提供することで、地域の皆様の、さまざまなニーズにお応えしてまいります。住み慣れた街、愛着のあるわが家でいつまでも自分らしく暮らしたい。できる限り自立した生活をし、家族とともに笑顔で過ごしたい。フロンティアは、そんな皆様の思いと心に向き合い、ひとりひとりの「健康」と「暮らし」を支えるサービスをお届けしたいと考えています。
従業員数 1933人(薬剤師606人)